布団をひこうと掃除機をかけていてふっと思いました。言いたかったのは、「卑屈にならないようにしましょうね」ということかなと思った次第です。ま、そんなわけで、お休みなさい。
昨日の話は思いがけないところに発展しそうですね。加山さんの感想を書こうと思ったんですが、「ストレスと癒し」みたいな感じになってしまったようです。昨日コメントを下さった皆さん、ありがとうございました。
でも、改めて難しいテーマだなあと思います。僕は会社員じゃありませんし、いわゆる上司との軋轢とかはないんですけど、考えようによってはストレスの原因は沢山あるんだろうと思います。もう30年くらい前に、一緒に仕事をした人から「フリーは大変だよな、だって仕事をする相手が全部編集長みたいなもんじゃない」と言われて驚いたことがありました。
そんな風に思ってなかったんですね。自分の中ではもっと周りの人と対等というつもりでやってました。きっとそんな風に仕事を”もらっている”と思ったら、そう思うんでしょうけど、幸い、生意気だったんで、そんな風に考えたことがありませんでした。もし、そう思ったらきっとストレスにやられていたんじゃないかなと思います。
物事には二面性があります。同じことでもきっと、違う感じ方もあるんでしょうし、それは無理するとか目をつぶるとか、そういうことでもない気がします。男女関係で「大嫌いは好きになる前兆」という言い方もありますけど、それも近いんじゃないでしょうか。飛躍してますが(笑)。
話が難しくなってますね。自分でも、何を言おうとしているのか明快ではなくなってますけど、「恋の傷は恋でしか治せない」とか言うのも、そういうことかなと思います。もうそういう年じゃありませんけど(笑)。たとえが的確かどうか分かりませんが、バツイチの人の方が幸せになるとか言うのもそういうことかもしれませんね。僕の事じゃないですよ(笑)。
問題のやり過ごし方、というかなあ。考えないといけないことと考えなくても良いことの見極めというのかな。予測できるトラブルの回避の仕方というのかな。抽象的ですね。「うまく忘れる方法」というのかな。もちろん解決しないといけないこともあるんでしょうけど、解決しなくても良いこと、というのもあるんだと思うんですよ。そのままにしておいて良いことというのかな。
益々難しくなってますね(笑)。猫はこういうこと考えないんでしょうね(笑)。でも、猫を見ていて、こいつ何を考えてるんだろうなあと思うことはしょっちゅうありますね。エサの食べ方もみんな違うし。もちろん好みも違う。うちの猫は、美也子やガツガツと噛まないで飲み込んでしまう方で、お姉ちゃんの方は、においだけ嗅いで、何かを確認して、後で食べるんですよ。弟の方は、自分のよりも人のものを食べたがります。
あ、そろそろ時間切れですね。今日は抽象的でした。そうそう、今、仕事場と資料室に使っている部屋があるんですが、その小さなマンションの理事が持ち回りで、今年は僕がやらないといけなくなりそうで、今日、そんなミーテイングもありました。これも、ストレスにならないようにsないとなと思いつつ、原稿は書きましたよ。「ニューズメーカー」の「apbankフェス」の記事は、かなりマジに書きました。
ということで、明日から新しい週です。今日最後の曲は、何かなあ。ヒムロックの「MOON」にしましょうか。月は出てませんけど。お休みなさい。
そういう音楽祭があるんですよ。というよりあったんですよ。僕もつい先週まで知らなかったんですけどね。プロデユースが加山雄三さん。加山さんは、湯沢に自分のスキー場を持っていて、その敷地を使っての野外コンサートです。今日、そこに行ってきました。
湯沢って案外近いんですね。NACK5は大宮ですから、「J-POPマガジン」が終わって、諸々次回の打ち合わせだなんだをしてから上越新幹線に乗ったら開演の4時ちょうどにつきました。お昼は高崎のダルマ弁当で、夜は、帰りの車内での雪国弁当でありました。ちょっと切ない感じもしますけど。
ポルノグラフィテイの横浜スタジアムに行こうかなと思ったりしていたんですけど、加山さんには、先日、毎日新聞で連載している、作詞家・岩谷時子さんのことでインタビューをさせてもらったりしたんで、その取材の続きという感じもありました。
出演は加山さんの他に、南こうせつ、さだまさし、イルカ、中村あゆみ、ワイルドワンズという顔ぶれ。もう何年も見てない人と初めて見る人もいて、普段見ているコンサートとはちょっと違う、空気でそれなりに楽しめました。
だって、ワイルドワンズって初めて見たんですよ。昔テレビでしか見たことがないんで、不不思議な感じでした。「青空のある限り」とか「愛するアニタ」「思い出の渚」ですからね、つい一緒に口ずさんでしまったら、ちょっぴり胸が熱くなりました。だって、カラオケでよく歌ってたんですからね。平均年齢60才と言ってました。
加山さんにしてもそうですよ。「君といつまでも」や「蒼い星くず」「夜空の星」「ブーメランベイビー」なんて、40年近く前ですからね。あの人、66才かな。インタビューした時もそう思ったんですが、年齢が消滅した感じでした。
天気は途中から雨でした。でも、野外イベントの雨は慣れてますから、苦じゃなかったですけどね。山の天気は変わりやすいですしね。まあ、観客も5千人と、この間の「apbankフェス」とは違いましたけど。
比較してもあんまり意味がない気もします。30代で、今の時代と真っ正面から向き合っている人たちが、自分の存在を賭けてやっているイベントと、功なり名を遂げた人たちが、同窓会のように楽しんでいるコンサートですから。客席の雰囲気も全然違うわけですからね。
加山さんはもう元気でそこに居てくれるだけで十分ですという感じでした。彼のコンサートを見るのは二回目かな。前は15年以上前かな、もっと前かな。正直に言うと、その時はそんなに感動しなかったんですよ。僕も若かった(少しは)せいもあって、彼のことを現役の若いアーテイストと同じ土俵で見ようとしていたんですね。そうなった時に、やはり物足りなさもあったわけです。
ということは僕の方も年を取っているということかもしれませんね。まあ、それは仕方ないか。僕らが10代の頃に聞いていた音楽をやっていた人がどんどん亡くなったりしているわけですから。そのうちに、拓郎さんもそういう風に見られるようになるんでしょうか。そう思うと何だか泣きたくなりますね。今年、加山さんは桑田さんと一緒にやるんだそうですね。
何だかリラックスした感じです。昨日よりも疲れは少ないです。コンサートの疲れは、コンサートで癒すとか言ったりして。偉そうですよねえ、自分じゃ何もしてないのに(笑)。でも、仕事のストレスを仕事で解消出来るようになるのが一番だという話はよく聞きます。つまり気分転換、セルフコントロールが上手ということなんでしょうからね。
思い出しました。これも10年近く前かな。「月刊カドカワ」という雑誌で浜田省吾・櫻井和寿対談という企画がありました。その時、櫻井さんはステージで色々考えるところがあった頃で、それがストレスになっていたようで、それに対して、浜田さんが「ステージの疲れはステージでしか癒せないんだよ」というような話をしてたのを思い出しました。もちろん言葉は正確じゃないですけど。
結局、自分が一番やりたいことや、やらなければいけないことからは逃げられないというようなことかなと思ったりしてます。ましてや、それが好きなことだったりしたら、他では癒せないんでしょう。それはあらゆることに言えるかもしれません。
ということで、頭のガンガンもなくなりました。じゃ、今日最後の曲。やっぱり加山さんかな。今日はさだまさしが歌ってました。言わずもがなですが、本人の方を聞きましょう。「旅人よ」です。作詞・岩谷時子さん。名作中の名作です。人はみな、夢の中で永遠の旅人であります。お休みなさい。
一日家にいました。沢山CDを聞きました。原稿も少し書きました。疲れは抜けてません。夜、缶ビール3本を飲んだら一気に酔いが回りました。いやー疲れてますね。
明日の「J-POPマガジン」は、待望のGLAYです!TAKURO君とJIRO君ですけどね。ちょうど全国キャンペーン中で、二手に分かれて動いてるんですね。でも、今まで話せなかった話もしてますし。いつもよりテンションは高いと思います。お楽しみにして下さい!
胃が疲れてるみたいです。ポカリスエットのがぶ飲みでしたからね。「ミュージックステーション」にbankBandが出てましたね。小林さんがメンバーは脱力状態でしょうと言ってましたが、そうだろうなと思います。
その後「ハウルの城」も見てしまったんですよ。こんなにテレビ見ていたのも久々です。お腹の調子も悪いです。でも、明日の放送は、熱いですよ、きっと(笑)。少し早いですけど、お休みなさい。
そう、13日(だったかな)にコメントにそんなテーマについてどう思いますか、という質問があったのを思い出しました。書かなければと思いつつ、apbankに突入してしまって、そのままになってました。限られた時間でどこまで書けるか分かりませんが、思ってることを書きます。前にも書きましたけど、制限時間、寝る前45分+ロスタイムなんですよ。まあ、トイレに行ったとか、お茶を入れていたとか、猫と遊んでいたとか、それがロスタイムなんですけどね。
そうなんですよ(何なんです蚊、これは昨日だ)、受験生の皆さんにアドバイスです(唐突ですが)。時間を決めて書くというのは良いですよ。ともかく時間内に書く。何でも良いんですよ、頭の中にあることをともかく言葉に書き付けてゆく。慣れると言葉より早く手が動く、わけはないですけど(笑)。でも、思ってることを言葉にするのは苦ではなくなりますよ。
よく、若い子が本を読まないと言いますよね。でも、活字や言葉自体には、昔より親しんでいるような気がするんですよ。携帯メールだって文字メデイアなんだし、ポップスの言葉のレベルも上がっているし、本という形態は取らなくても、言葉という意味では、より重要度は増していると思いますよ。
ただ、変換に頼りすぎて、字を知らなくなっているとか、言葉自体のボキャブラリーが減っているとか、そういう問題点はあるんでしょうけど、と話が逸れました(笑)。時間が経過してゆきますね。今のはパスを回しすぎてボールが前に飛ばないという状態でした。はい。
本題ですよ。チャリテイであろうと何であろうと、誰でもがやれることじゃないことをやっている人間に対しては尊敬もしますし、偉いなと思います。ましてや、それが、お金になれないことであれば余計です。一銭の得にもならないことに力を注げる。それは立派なことだと思います。だから、チャリテイに取り組んでいる人に対してはそういう気持ちです。
ただ、それと、ミュージシャンとい社会的なあり方とは別だと思います。チャリテイをやっていることに対して敬意を払うということと、その人が作り出している音楽、作品に対して感じることは一緒ではありません。チャリテイというのは、ミュージシャンという立場としてではなく、一人の人間として偉いなと思うからです。
端的に言えば、一生懸命チャリテイに取り組んでいる人でも、作品がさほどではない(偉そうですみません”蛾”)のであれば、それはそれ、だと思います。その人のライブに行きたいとは思わないでしょうし、CDも聞かないかもしれません。
その逆もあるわけです。チャリテイや社会的なことに全く関心がない人でも、良い作品を作る才能の持ち虫、じゃない、持ち主は沢山いるわけで、そういう人に対して、チャリテイをしないから駄目だとも思いません。要は音楽なんですよ、結局。どんなにチャリテイに熱心な、人間的に尊敬出来る人だからといって、それと音楽の評価は別だと思ってます。
厄介なのは、チャリテイをやっているということをプロモーションに利用しようという人がいることかもしれません。それに対しては、黙ってみてますとしか言いようがない感じです。それがいけないこととも思わないですから。
ただ、なんと言うんでしょうか、そこまで本気で人のために何かをしようとしている人はきっと、作品にも魅力があるんだろうなと漠然と思っているのも確かです。そういうところでは人間を信用する方かもしれません。と同時に、そういうことをやっている人に独善的な一面があるのも確かだとも思ってます。その辺は、その人個人を見て判断するしかないんじゃないでしょうか。
極端なことを言えば、犯罪者であろうと、社会的不適格者であろうと、曲が良ければ、僕はそれで良いんですよ。音楽は道徳じゃないんだし。それは音楽に限りません。あらゆる芸術がそうなんだと思います。作品以上のことは問わないと言いますか。まあ、だからと言って、そういう人に会いたいとは思わないかもしれません”蛾”(笑)。
以前、槇原君が、ドラッグで捕まったことがありましたよね。あの時、レコード会社がCDを回収したのを覚えてますか。あの時、いくつかコメントを求められて、それはおかしいよと言ったんですよ。彼本人が裁きを受けることは当然としても、作品には何の罪もないわけで、いくらレコード会社であろうと、そんな権利はないと思ったわけです。
一旦世の中に出た楽曲はもう、聞き手のものですから、それを奪う権利は誰にもないんだと思ってます。”罪を憎んで人を憎まず”と言いますけど、”罪を憎んで音楽を憎まず”ということじゃないでしょうか。チャリテイから話が逸れてます”蛾”。くどいね(笑)。
そんな感じで大丈夫かな。でも、最終的には、そういう姿勢を持ちつつすばらしい作品を送り出しているアーテイストが好きですけどね。それは浜田さんにしても、apbankに参加していた人たちにしてもそうでしょう。でも、何度も繰り返しますが、彼らは作品が良いから好きなんだという前提を忘れてはいけないと思ってます。
今日は、昨日とはずいぶん違いましたね。まあ、こういう日もたまには”蟻”(笑)ますよ。そんなわけで、ちょっぴりシリアスに、最後の曲です。昨日発売のチャリテイソングでした。「to U」でお別れです。なんだかどんどん番組みたいになってますけど、そういう気分で”蟻”ます(笑)。じゃ、お休みなさい。