・前にも書きましたけど、無事に発売になってます。おかげさまで「こういう本、なかったよねえ」という感想を直接聞かせて頂いたりしてます。ま、好評ということになりますって、手前味噌ですが(笑)。
・手前味噌、ってという味噌なんでしょうね。お味噌なら手前味噌、みたいなCMでもあったりして。あっちの味噌はまずいぞ、こっちの味噌はうまいぞ、みたいな。ま、自分で作って自分でほめるということなんでしょうね。
・ということじゃなくて。本の話し。5年前から4年前にかけて西日本新聞に79回連載した記事の書籍化。ビートルズは日本でどう受け止められてきたのか。1930年代生まれから80年代生まれまで。世代を辿る形で辿ってます。
・これも何度か書いてますけど、「デビュー50周年の連載を」と言われた時に一端はお断りしたんです。一通りは聞いてきてるけど、マニアでも研究家でもないですし、到底手に負えませんとお伝えしました。
・そうじゃなくて、日本の若者は音楽関係者にどう受け止められてきたのかを辿って欲しい、ということだったんで、それなら僕の仕事です、ということで始まりました。ミュージシャンだけじゃなくて、レコード会社の担当の話しも聞いてます。
・ビートルズの解説本は色々ありますけど、こういうテーマでまだまだ書ける。どなたかがおやりになるでしょう。きっと入り口みたいな本だと思いますよ。出版社はアルファベータ・ブックス。ビートルズの洋書の研究書も出してます。小さい出版社ですが、会社っぽくなくて良いです。
http://ab-books.hondana.jp/book/b313575.html
・サイトも作ってくれてます。表紙、アップしてみましょうか。出来るかな。
・昨日は神戸で三浦大知さん。阪神大震災の後に新装なった国際会館に初めて行きました。ウッデイでお洒落なホールになってました。彼は、今、もっとも歌って踊れる男性ソロアーテイストでしょう。ダンスに特化しながら、それだけじゃないエンターテインメントのステージでした。もっと評価されて良い人の筆頭じゃないでしょうか。
・というわけで、三浦大知さんの「EXICITE」を。シングルチャート一位でした。じゃ、お休みなさい。
・これ、書いちゃって良いのかなと思いつつ(笑)。でも、告知になるんだから早い方が良いですよね、という自己判断。もしまずかったら数日中に削除でしょう(笑)。FM COCOLO「LEGEND FORUM」の12月が瀬尾さんの特集です。
・11月22日にみゆきさんの新作アルバム「相聞」が出ます。そして、その日に「時代を創った名曲達~瀬尾一三作品集SUPER digest」も出ます。2枚組26曲。70年代、具体的には拓郎さんの「落陽」から平原綾香さんの「エリア」まで時代順です。
・しかも、11月26日からはみゆきさんの「夜会工場」も始まります。その2種類のアルバムと「夜会」ということで一ヶ月四週間。12月の放送を今収録するというのは言うまでもなく瀬尾さんのスケジュールです。
・「夜会工場」の本格リハが始まってしまうと、もうどうにもならない。その合間を縫ってというインタビュー。一日で四週間収録しました。12月の放送をこんなに早く収録するのは初めてでした。
・でも、面白かったですよお。アルバム「相聞」が素晴らしいこともあって、話が弾むというか、留まることを知らない。アルバムの制作エピソード満載でありました。後半の2週は瀬尾さんのキャリアを辿りつつ、日本の音楽の流れを再認識するようなインタビューでした。
・おなじみのヒット曲をアレンジという視点で見たときに違うものが見えてくる。それを本人が解説してくれる。お楽しみ頂けると思います。でも、元気でしたねえ。目下、アルバムのキャンペーンで全国を回ってると言われてました。
・きっとそちらの街にも行かれるかもしれませんよ。ラジオや新聞、お見落としのないように。何と15キロも痩せたとかですっきり、精悍でした。今年70才。はつらつとしてます。二人合わせて141才!一日4本収録。ばてませんでした(笑)。
・というわけで、みゆきさんの「慕情」を。明日は、NACK5の完パケの後に、三浦大知さんを見に神戸です。じゃ、お休みなさい。
・なくなってしまいましたね。70才。1月生まれなんで、学年は僕と同じでした。と言ってもご縁はあんまりなかったです。今までに三回しかインタビューしてないと思いますね。直近では、NACK5の坂崎さんの番組「Kトラ」の「検証!中津川フォークジャンボリー」という特番を作った時だったと思います。もう15年以上前でしょう。
・ずっと聞いてきたわけでも頻繁にお会いしたわけでもないんで追悼する資格があるとは思わないんですが、どうにも悲しい。何ででしょうね。「不滅の男」とか言っていたからでしょうか。結局、そうなるんだ、というような辛さでしょうか。
・何でご縁がなかったのかなあって自分で考えたりするんですね。もっとちゃんと話を聞いておけば良かったなあとか。ロックでしたよねえ。彼のようなサブカル色を失わないままキャリアを重ねた人はほんとに少なかったわけですし。
・しかもインデイーズになってましたからね。こちらから積極的に関わらないと機会が持てない。そういう接点が持ちにくかったということなのかなとか。つまり、僕の仕事の仕方が、業界的で人任せだったということなのかもしれませんね。
・最初に見たのはお茶の水の日仏会館だったと思いますよ。ステージにあぐらを組んでお香を焚いていたんじゃなかったかな。ヒッピーっぽかった記憶があります。だから余計悲しいのかな。僕が、というか僕らが失ってしまったものをずっと持ち続けている人だと思ってました。名前を耳にするだけでどこか安心するという感じでしょうか。
・何だか言い訳っぽい。醜い自己弁護。こうして同時代の体現者のような存在がどんどん居なくなって行く。仕方のないことなんでしょうけど、切ない。だからと言って、何がが出来るわけでもないですし。淡々と受け入れて行くしかないんでしょう。
・昔、渋谷の明治通り沿いの地下でカレー屋さんをやってました。そこでインタビューした覚えはありますね。普段ラジオの収録で使っているスタジオがあの近辺なんで、そこを通るたびに思い出したりします。今度通る時は合掌ですね。
・さっき帰る時、久々の星空でした。人は死ぬとお星様になるんだよ、みたいな気分でした。晩秋。ご冥福をお祈りします。曲ですね。最近の曲は知らないんで恐縮ですが、「夜汽車のブルースを」を。じゃ、お休みなさい。
やれば出来るもんですね。さっきアップしたポスター。絵柄がきれいだったのと、こういうイベントがあると知って頂きたかったのと、両方の理由からやってみました。このブログを初めてから十年以上になりますが、初の画像です。
「大人のJ-POPカレンダー」が、先月の第四回発売分で完結しました。10月が「失恋ソング」「空と星の歌」、11月が「ワークソング」「家族の歌」、12月が「クリスマスソング」「故郷の歌」。どれも今までになかった選曲のアルバムになっていると思います。
自分では「11月」の「ワークソング」「家族の歌」が自信作。芸術祭に参加しようと思ったんですが、残念ながらもう締め切ってました。「12月」も、今までのコンピには許諾が降りなかったアーテイストの曲も入ってます。良いアルバムになったと思います。
ということももちろんありますが、ジャケットです。矢吹申彦さんの書き下ろし12枚。これを展示して、矢吹さんと対談するというのが、このイベントの趣旨です。11月10日。今、注目のエリア、虎ノ門のイベント・カフェ。入場無料。新刊「ビートルズが教えてくれた」のサイン会もあります。矢吹さんの本も出たんで、彼もサイン会をしてくれます。
ジャケット展の告知ですからね。画像がないと分からない、ということで初の試みになりました。物書きなんだから画像じゃなくて、文章で伝えるとか粋がってましたけど、やみつきになるかもしれません(笑)。
ということで、明日はGLAYの武道館です。曲ですね。GLAYの新曲「あなたといきてゆく」を。11月22日発売です。じゃ、お休みなさい。