田家秀樹ブログ・新・猫の散歩 takehideki.exblog.jp

• 明菜と聖子。
  [ 2015-01 -30 23:26 ]
• Silent　Siren、インタビュー。
  [ 2015-01 -30 00:04 ]
• 酔い、良い。
  [ 2015-01 -29 00:48 ]
• 腰が痛い。
  [ 2015-01 -28 00:05 ]
• 話し疲れ。
  [ 2015-01 -26 23:55 ]
• ナオト・インティライミ、横浜アリーナ。
  [ 2015-01 -26 00:04 ]
• みゆきさん、映画「縁会」。　
  [ 2015-01 -24 21:11 ]
• 亀田誠治さん、インタビュー。
  [ 2015-01 -23 23:46 ]
• ラジオの恋。
  [ 2015-01 -22 23:45 ]
• 忌野清志郎ロックンロールショー♯１･入門編。
  [ 2015-01 -22 00:21 ]
• 清志郎さんと拓郎さん。
  [ 2015-01 -20 23:53 ]
• 阪神淡路大震災から20年。
  [ 2015-01 -20 00:16 ]
• SEKAI　NO　OWARI、新作アルバム「Tree」。
  [ 2015-01 -18 23:47 ]
• トラブル続き。
  [ 2015-01 -17 00:19 ]
• 今井智子さん著「清志郎が教えてくれたこと」　
  [ 2015-01 -14 23:22 ]
• 頭が、何か変。
  [ 2015-01 -13 22:22 ]
• スキマスイッチ漬け、続き。
  [ 2015-01 -12 23:27 ]
• どうしたもんか。
  [ 2015-01 -12 00:28 ]
• パロディ精神と表現の自由。
  [ 2015-01 -10 21:47 ]
• スキマスイッチ漬け。
  [ 2015-01 -09 23:49 ]
• 冷や汗。　
  [ 2015-01 -09 13:06 ]
• なんか、風邪っぽい。
  [ 2015-01 -08 22:59 ]
• 企画書。
  [ 2015-01 -08 00:34 ]
• 戦後70年。
  [ 2015-01 -05 23:11 ]
• 笑う門には福来たる。
  [ 2015-01 -05 00:02 ]
• 新春、今だから拓郎・浜省特集。
  [ 2015-01 -03 22:03 ]
• 謹賀新年。
  [ 2015-01 -01 13:55 ]

　呼び捨てかよ（笑）。もちろん、お二人に対してのリスペクトという意味では、明菜さんと聖子さんですよ。でも、まあ、そこは世間並に呼んでしまっただけで他意はないですよって、当たり前か。普段でもアーテイストを呼び捨てにする習慣はないんですよ。

　”君”付けもないな。大体、さん、ですね。ライターとか編集者とか、同業の年下の人たちに対して”君”付けすることはありますけど、それは同業ですからね。親近感も込めての君付けです。でも、ミュージシャンとかは別ですね。年齢は関係ありません。

　何の話だっけ（笑）。そう、明菜と聖子だ。今日、「J-POP　TALKIN’」の選曲をしてたんですね。あの番組は、メインのインタビューと別に毎週、”トピック”のコーナーがあるんですよ。去年から新人を紹介するようにしてるんですが、たまたま明菜のCDを聞いてたんで、彼女にしたわけです。

　一人のインタビューで二週間作ってますからね。”トピックス”も二週ずつ。1週目が明菜さん、1月21日に発売になった「Rojo～tierra」と28日に出たアルバム「歌姫４」の話。曲を、シングルとアルバムからの「ハナミズキ」にしたわけです。

　もう一週どうしようかな。やっぱり新しい人が良いかなと思って、色々聞いていって気になったのが、TRUSTRICKという男女二人組。女性とギターの二人。声がきれいで、ギターサウンドなんだけどどっかファンタジック。ちょっと面白いかなと思ってプロフィールを見て、あらま、でした。

　女性は神田沙也加さん。聖子さんの娘さん。紅白にも出てましたよね。こんなことやってたんだ、ということで彼らの曲を２週目にかけた次第。つまり、明菜さんと聖子さんが、話題として続いた、という話でしたって、どうでも良い話でしたね（笑）。

　そうやって考えると、紅白は改めて二人の生き方を象徴してたなと思ったりしました。”ブリッ子・聖子対本音派明菜”みたいな本も書かれましたもんね。歌手が生き方のシンボルになる。それだけ歌が大衆性を持っていたということでしょうか。

　いつの時代もありますよね。二大ライバルとも言える関係。拓郎・陽水、ユーミン・みゆき、宇多田・浜崎、ミスチル・スピッツ、GLAY・ラルクとか。古くは三橋美智也と春日八郎、美空ひばりと島倉千代子とかね。今、そういうのがないですよねえ。

　AKB一人勝ちじゃそういう関係も出てこない。それも状況をつまらなくしてるのかな。業界でそういう存在を作れば良いのにね。そんな余裕がなくなってるのかもしれません。ということで、明菜さんを。「Rojo～tierra」を。雪、午前中だけで何とか無事に終わりました。じゃ、お休みなさい。

　サイレント・サイレンというバンド。通称サイサイ。ご存じないでしょう。「J-POP　TALKIN’」の今週と来週のゲスト。2015年ニューカマースペシャル第一弾ですね。1月17日に武道館公演を成功させたばかり。ガールズバンドとしてデビューから史上最速でした。

　88年生まれから92年生まれまでの4人組ガールズバンド。元々は雑誌の読者モデルをやっていたという4人組で、当初は、そういうルックスというか、見かけだけのアイドルバンドというイメージもあったんですが、去年の5月に日比谷野音を見て見直しました。

　ライブを見れば分かりますよね。まだそんなにテクニックがなくても本気でバンドをやろうとしている感じでありました。特にベースとドラムの男っぽさが小気味良くて、惹かれたわけです。で、武道館を見て、良いじゃんということでゲストにお呼びしました。

　20代前半ですからねえ。話しが通じるかとか、多少の戸惑いもありつつでしたが、バンドや音楽の話になれば、それこそ年齢はなくなる。4人のうちの二人、ボーカルとベース。二人とも自分で詞を書いてるんで言葉を持ってる。目を輝かせながら自分たちの情熱を語る姿は、聞いていて気持良かったですよ。

　古くはプリンセス・プリンセスがいましたからね。彼女たちはオーデイションで集められたバンド。サイレント・サイレンも、読者モデルばかり集められたのだと思っていたら違いました。雑誌の撮影の現場で、カメラマンが持っていたi-podから流れたロックに反応した二人が意気投合したところから始まった。

　その二人がドラムとヴォーカル。その歌は10ｰFEETの「RIVER」という曲だったそうです。男のロックですよ。そっから仲間を集めて、自分たちでスタジオを借りたりしながら練習を重ねていった。芸能事務所の思惑で組まれたわけじゃないというところも好感を持ったわけです。

　好きな音楽が一緒だから、こういう曲をやるバンドを組もう。良いなあ、青春、という感じでしょ（笑）。夜はZepp　Tokyoでクリープハイプのライブ。泣き声のような声で歌う男性の4人組ロックバンド。草食文学系ロックバンド。客席は女の子が圧倒的でした。女の子、元気です。

　というわけで、曲です。サイレント・サイレン「KAKUMEI」という新曲を。美里さんの「マイ・リボリューション」みたいな感じかな。明日は、雪だそうです。じゃ、お休みなさい。

　ださいタイトルだねえ。でも、昔、京都の円山音楽堂というところで”よいよい山コンサート”というイベントがありましたからね。そんなにださくないか（笑）。酔っ払ってます。頭、結構、揺れてます。手、結構、震えてます。視線もぐらぐらです。でも、何とか書けてます。

　そんな思いして書くことあるのかよ、さっさと寝ろよ、明日、インタビューだろ、とか、色んな声が聞こえますが、これ、習性ね（笑）。腰、微妙なんですよ、安定してないんですよ。目もしょぼしょぼなんですよ、酔っ払ってるんですよ、ってしつこいか（笑）。

　業界の友人との食事。飲んでしまいました。年は下なんですけど、好きな音楽が似てる。やっぱり最後はこれなんですよね。コレナンデス・フェルナンデス、って意味不明（笑）。フェルナンデス、なんてミュージシャンいないもんね。コラソンデメロンという歌はありましたけど。森山加代子さん。知らないでしょ（笑）。

　何だろう、ワタクシ、話相手に餓えてるんでしょうか（笑）。だって止まらないんですよ。昔は、業界の人と話しても妙に数字のことだったり、利害関係的な話が目立ったんですけど、そういう人が少なくなってるのかな。結局、音楽の好きな人が残ってる。

　衰退した時こそ何かが問われる。音楽業界は、すでにふるいにかけられたんでしょうかね。あの時、こうだった。これはこういうことだった。そんな話をしていたら、あっと言う間に4時間が経ってました（笑）。で、酔い良いね（笑）。ふーっという感じです。明日、大丈夫かな。

　というわけで曲ですね。何だろうなあ、酔っ払いの歌。フォークル、「帰ってきたヨッパライ」。ちゃんと家には帰りました（笑)。じゃ、お休みなさい。

　ここが痛い、あそこが痛いって、老人の口癖ね。昨日はＰＣ、今日は腰。全然脈絡がないけど、毎日何かありますね。今年はそういう年なんでしょうか。新年早々、風呂場の洗面器が割れましたからね。前からひびが入っていて水漏れするような代物だったんですが、見事に割れました。

　何の話だ（笑）。そう、腰痛。ぎっくり腰ほどいきなり動けなくなったわけじゃないです。毎朝、15分か20分くらいは軽いストレッチをするんですね。そうしないと身体が歪んだままみたいな感じで、それこそぎっくりになりやすい。

　でも、ストレッチの前に、軽くひねったみたいなんです。その後、昼間ずっと座っていたせいもあって、立つ時に身体が固まってしまって伸びない。無理に伸ばそうとするとそれこそグきっとしそうで怖いですからね。

　姿勢、悪いからなあ。座高が高い割にはＰＣの場所が低い。自然と背中が丸まってしまうからこうなってしまうんでしょう。おまけに寒いから身体がほぐれない。色々分かってるのにね。ゆっくり風呂に入ってビタミン剤を飲んで寝ますよ。

　今日も清志郎さん。「J-POP　LEGEND　FORUM」の清志郎さん編の三週目が明日収録。ゲストは元EMIプロデユーサーの近藤雅信さん。古くはYMO、RCや甲斐バンド、矢沢さん、オリジナルラブや、コブクロ、AIさんなど,錚々たるアーテイストを手がけてきた人。音楽業界名デイレクター列伝に入るでしょうね。今は岡村靖幸をプロデユースする事務所の社長さんです。

　EMI時代には、RCサクセションだけじゃなくて清志郎さんのソロもあるし、ザ・タイマーズや2,3ズもある。貴重な話しが聞けそうです。というわけで、曲ですね。彼が手がけた名バラード「世界中の人に自慢したいよ」を。今日は暖かかったです。明日は厳寒なんだそうです。じゃ、お休みなさい。

　若干、ですよ。そんなにぐったりとか、ヘロヘロとかいうほど大げじゃないです。じゃ、なんでそんなタイトルにしたんだ、でしょうが。他に思いつかなかったんだからしょうがない（笑）。生放送みたいな勢いですからね。こんなタイトルになっちゃった、という感じ。

　何だか色んなことがあって一日しゃべっていた気がするんですよ。前向きな打ち合わせがあって、しょうもない後始末があって、ニッポン放送の生放送もあって、友人との会食もあった。しょうもない後始末というのが一番疲れたかな。

　詳しくは書きませんけど、まさか、そんなことが起きるんだ、あなたもそんなことするんですが、みたいな驚きと落胆も含めてですね。いきなり降りかかってきたものを振り払うことの消耗さ。疲れたように感じるのはそれかな。

　ニッポン放送の「キキマス」は楽しかったですよ。大谷ノブ彦さんの清志郎談義がシャープだったこともあって、こちらが楽しんでしまいました。あんな風に本気で音楽を語ろうというタレントさんがいるのは嬉しくも頼もしくもあります。

　タレントさんは失礼か。クラブDJでありパーソナリティ。音楽が上滑りな知識じゃないしそれをひけらかさない。自分の生き方と関わっている。そういう人と話していること自体に意味がありますよね。こんな俺で良ければ、また呼んで下さいという感じでした。

　そう、またPCの調子が悪い。新しい方ですよ。トラブツシューテイングの解決法というところを押しても、ワイアレス・アダプターに問題が発生してます、となってしまう。今、古い方で書いてますけど、明日は原稿、心許ないです。

　今日は暖かかったです。渋谷を歩いていたら汗ばむくらい。都心は家のあたりとは4度くらい温度が高い。でも、明日から寒いみたいですよね。今年の冬は厳しい。2月が思いやられます。ということで、曲ですね。何だろうな。また清志郎さんかな。そういうモードなんだからしょうがない。最後のシングル「Oh　RADIO！」を、じゃ、お休みなさい。

　

　
　

　BAYFMの「MIND　OF　MUSIC」は氷室さんの去年7月の横浜スタジアムの特集。ライブDVDについているライブCDを使っての特集。壮絶な歌と演奏が、改めてあの日の記憶を呼び起こしてくれました。ライブ映像も良いですけど、音の力という意味では僕はライブアルバム支持であります。

　そう、本編の後の「J-POP　Yesterday」のコーナーでBOO/WYの初武道館を思わず87年と言ってしまいました。86年7月2日と言おうとして"7”が先走ってしまった感じ。生放送なんで後の祭り。もし、お気づきの方いらしたら。訂正です。

　で、今日は横浜アリーナ。ナオト・インティライミ。”インカは太陽、ライミは祭り、陽出る国のおまっつり男”。二年ぶりかな横浜アリーナ。前回も見てましたけど、格段の成長。良かったですね。自分にしか出来ないライブの形を確立した感じでした。

　何しろ、世界中を放浪したという旅人シンガーソングライター。ギターとサッカーボールがあれば世界中どこでも友達を作れるという陽気なキャラクター。パレスチナの総大将、アラファト議長のところに飛び入りで訪れて「上を向いて歩こう」を歌ったという経歴。

　パレスチナだけじゃなくて、イスラエルにも行って歌ってる。それも、外務省とか公の機関に守られた形じゃなく、ヒッピーのような無銭旅行者と一緒に旅をしながらですからね。天性のコミュニケーション能力というんでしょうか。

　今までも、ライブではそういう才能を存分に発揮して、野外ライブでもホールでも絶対に客席を盛り上げるというお祭りライブをやってきてたんですが、今回はそれだけじゃなかった。ピアノの弾き語りがあったり、ダンサーと一緒に踊ったり。初めてホーンセクションも入って、ラテンからファンクから分厚い音でダイナミックな演奏をバックに生き生きしておりました。

　客席とのやりとりの呼吸のうまさ。客席をいじりながら持ち上げるコツ。それでいて携帯依存の女子高生に対して、大事な時間を無駄にしてないかと、切々と語りかける人間味。笑わせて踊らせて、一緒に歌って涙ぐませる。J-POPだなあ、というライブ。最後は彼が涙ぐんでました（笑）。

　まだまだ大きいところで出来そうです。もし、ご興味あれば是非。年代を超えて楽しませくれます。去年、彼をインタビューした時、自分が旅した中東が今、戦火に覆われていると胸を痛めてました。音楽は国境を越えるということを知ってる貴重なシンガーソングライターです。

　というわけで。彼の曲を。去年のアルバムのタイトル曲「Viva　The　World！」を。明日は、ニッポン放送の「キキマス」で大谷ノブ彦さんと清志郎さん話です。じゃ、お休みなさい。

　またしても映画の話（笑）。みゆきさんのツアーを納めた映画「縁会2012～2013劇場版」が昨日から公開ですね。そういう音楽映画が増えてるのは、映画館の音響が良くなったことが大きいですよね。清志郎さんの映画「ロックンロールショー」も大画面大音量。圧倒されました。

　みゆきさんの映画館での公開は、「歌旅」「歌姫」「夜会」「雛祭り」と5作目。でも、前売りは今までで一番売れてるんだそうです。「マッサン」とか紅白とか、話題豊富ですもんね。「読売新聞」は、”第何次かのブーム”と書いてました。

　「縁会」が、これまでの作品と違うのは、ライブを真正面から撮ったということでしょう。「歌旅」もライブ作品でしけど、撮り下ろしじゃなかったですもんね。以前発表したツアー映像からオフショットを除いてライブシーンだけつなぎ合わせたという編集ありきでした。

　もちろん、ライブシーンだけですから、歌う彼女をたっぷりと楽しめましたが、今回は、ライブ作品として撮影されたもの。彼女の表情や仕草だけでなく、ミュージシャンのたたずまいや会場の空気感もじっくりと味わえます。

　今、一番大きい画面の丸の内ピカデリーという都内有数の映画館での上映スケジュールを見たら一日三回やってる。音楽ものにありがちな夜だけ、とかレイトショーじゃない。老婆心ながら、動員は大丈夫かなと思ったりしてしまいました。どっかで何とか時間を作ろうと思いますが、どうなりますか。

　「マッサン」、面白いもんなあ。録画で見てるんで、ようやく余市に行ったところですけど、自伝もののリアリテイが良い形でドラマになってる感じですよね。スケールも大きいし、ロマンがある。これからどうなるのか、手に汗握る感じ、というのはアクション映画みたいで変か。

　明日は氷室さんの「横浜スタジアムライブ特集」。DVDについているライブCDの迫力もすごいです。僕のオンボロミニコンポで聞いていても、尋常じゃ無いテンションに涙ぐんでしまいました。ラジオからどんな風に聞こえるのか、楽しみにしててください。

　曲ですね。この曲はラジオでも流します。「CALLING」。ちっぽけな拳で運命と闘い続けた男の歌です。じゃ、お休みなさい。

　FM　COCOLO「J-POP　LEGEND　FORUM」いきものがかり編の最終週のゲストが彼でした。今、最も忙しいと思われるプロデユーサー、アレンジャー、ベーシスト。1時間あまり、じっくり話して頂きました。

　じっくりと言っても大仰な感じは全くなしです。快活、饒舌、陽気。それでいて言葉は豊富で表現は的確。全身から音楽を愛しているという気持ちがほとばしっている。この人の血管の中には音楽が流れている、身体のどこを切っても血の代わりに音楽が流れてくるんじゃないかと思わせてくれる人。楽しくも濃密な時間でした。

　いきものがかりの特集は、来週が最終週ですね。一週目が本間昭光さん、二週目が島田昌典さんとプロデユーサーのお二人、三週目がメンバー3人。そして最後が彼。デビューシングルのカップリングから関わっている方なんですが、そこから5年は空いていた、ということもあって最後のゲストになりました。

　それともう一つ、去年、彼が音楽監督をつとめた、国立競技場最後のコンサート「ジャパンナイト」の大トリがいきものがかりだったんですよ。そのステージで、3人を紹介する時に「J-POPの明日を彼らにバトンタッチしたい」と言われていたんです。

　僕は客席で見ていて「そうだ、そうだ」と同感していたこともあって、彼らの特集の最後を締めて頂きたいとお願いしました。彼が手がけられた曲の背景などの解説や裏話、いきものがかりに惹かれている点や託したいこと、時間がいくらあっても足りない感じでした。

　何しろ、NHKの番組「亀田音楽専門学校」の”校長先生”ですからね。あの番組を見るたびに自分の無知を思い知らされて落ち込んだりしている身としては背筋が伸びる感じでしたが、そういう人が本気で語ってくれているということで伝わるものも多いんじゃないでしょうか。是非、番組で。FM　COCOLOが来週の月曜日、インターFMが、来週日曜日の夜です。

　そして、、、人質になったジャーナリストお二人の行方が心配です。身代金を払うべきか払わざるべきかという次元じゃないと思うんですよ。日本という国が世界からどう見られるか。中東に対してどんな立場をとるのか。難しいですよねえ。

　というわけで曲ですね。亀田さんがプロデユースされた曲。いきものがかりの「風が吹いている」を。明日はBAYFMの「MIND　OF　MUSIC」の準備。氷室さんの横浜スタジアムのライブアルバム特集です。じゃ、お休みなさい。

　

　

　

　

　今日も映画のお話。「ラジオの恋」という映画が公開されるんですよ。今、試写会代わりのDVDを見たばかり。68分という短い時間なんですが、じんわりとした暖かい気持になる良い映画でした。公開が2月21日なんでまだ早いんですけど、今見たばかりですからね。熱いうちにね。

　ラジオの話ですね、って当たり前か。当たり前だのクラッカーという冗句は昭和40年代でしょうか。”俺がこんなにモテルのも、当たり前だのクラッカー”だっけ。”こんなに強いのも”だっけ。どっちでもいいか（笑）。前田のクラッカーってまだあるのかな。

　食べたことないのに名前だけは知ってるというお菓子でありました。そう、映画の話ね。ラジオのアナウンサーの話。声は知られているのに顔は知られてない。似てるか、似てないね（笑）。広島に中国放送というラジオ局があるんですが、そこの人気パーソナリティ－、横山雄二さんのお話ね。

　実在のパーソナリティーが、そのままの役柄で出てくる。スタジオで現実と同じようにマイクの前に向かってしゃべっている。ドキュメンタリーと言えばドキュメンタリーなんですが、フィクション。大作でも問題作でもなくて、それが逆にラジオぽいほのぼのとしたファンタジーになってます。

　横山雄二さんのは以前から名前は存知あげている人気パーソナリティなんですが、ラジオをやる意味を見失っている。ラジオなんて辞めちゃおうかと投げやりになっている中で出会う、現実か非現実か分からない謎の女神の予言で目を覚ますというお話。あんまり言っちゃうとね（笑）。

　ラジオの良さというか、理想。リスナーとの距離感がすごく良く出ている。ホロリとする人情ファンタジー短編という感じ。浜田さんの「夢のつづき」が主題歌の「アゲイン」ほどの本格劇映画ではないですけどね。音楽が広島出身の矢沢さん、「トラベリン・バス」と「アイ・ラブー・ユー・OK」、効果的でしたよ。

　プロデユーサーが広島に行くと一緒に飲んだりする中国放送の旧知の友人。もう25年以上ですね。もちろん拓郎さん、浜田さんのファン（笑）。頑張ったなあという感じでした。地方にいるからこそ作れる作品だなあと思った次第です。

　映画の中の広島の街、きれいですよ。道が広くて川があって山が見える。夕景や朝焼け、ネオンの街。広島が好きな人が作ったということが良くわかります。「ラジオの恋」というタイトルの意味はご覧になってどうぞ。2月21日から新宿武蔵野館で公開されます。

　曲ですね。映画の中で使われていた曲を。矢沢さんの「トラベリン・バス」を。ヤンキースの黒田投手も帰ってきたし、今年は広島の年になるかもね（笑）。じゃ、お休みなさい。

　

　去年、試写会の時に書きましたけど、そういう映画が公開されます。2月10日からですね。2008年のこの日に武道館で”完全復活祭”が行われた日です。今日は、その映画の監督さん、太田旬さんのインタビュー。もちろん「J-POP　LEGEND　FORUM」一週目用です。

　映画と言っても、通常のドキュメンタリーではなくて、ほぼ全編ライブ。30年近い時間の中での様々な会場でのライブを組み合わせているんですが、そういうばらばらな感じがしない。同じライブを見ているような錯覚に陥ってしまう熱量あふれるライブ映像です。

　大画面、大音量というのもあるんですけど、やっぱり選ばれているライブシーンが素晴らしい。清志郎さんのこれぞ清志郎という歌とパフォーマンスの連続。若い時と大人になってからとが交互になっても全く不自然さを感じさせません。

　それは、外見こそ多少は変化しても、歌の精神のような芯が変わってないことなんだろうと思いますね。声も変わってないか。18曲、丸々2時間。特に、最後の武道館になった”復活祭”は、彼の生涯のライブの中でも際立っていると思えるくらい見事なものでした。

　それを監督したのが太田旬さん。初めてお会いしました。今年41才。RCをリアルタイムで知ってはいるものの、音楽に目覚めたのは、清志郎さんがソロになってからという世代。一旦はテレビ局に入ったものの、音楽映像を作りたいと志を同じくする人と会社を発足したというキャリアの持ち主でした。

　2006年の最後のアルバム「夢助」のテネシー州ナッシュビルでのレコーデイングにつきあって一ヶ月間生活を共にしたという至近距離の関係。僕らのようにインタビューで会うだけという瞬間の距離感とは全く違う実感のこもった清志郎像を語ってくれました。

　こうやって話を聞けば聞くほど、曲を聴き直せば直すほど、俺は何も知らなかったなあという悔恨のような思いと、もっと知りたいという欲求と両方に捕らわれます。ほんとに知られざる良い曲がたっくさんある。どの曲にも嘘偽りない清志郎さんが歌われている。

　昨日も彼の夢を見たんですよ。三日連続ですね。割と普段の生活がそのまま夢に出てくる方なんですけど、今回はちょっと多いかな。それだけ掘り下げ甲斐のあるアーテイストということになるのかもしれません。今夜はどうなんでしょう（笑）。

　寒いっす。みぞれ交じりの雨が降ってました。耳がちぎれそうでした。友人と来し方行く末について飲みながら話していたんですが、酔いも覚めた感じです。寒いと酔いが覚めるのかな。若い頃、札幌に取材に行って夜中まで飲んでラーメンを食べてから外に出て、寒さで酔いが覚めた、次に行こうとか言って明け方まで飲んだことがありました。あれは誰だったんでしょう（笑）。

　というわけで、曲ですね。今日も清志郎さん。最後のアルバム「夢助」から「毎日がブランニューデイ」。年を重ねてからの彼の暖かい人柄を感じさせます。こんな風に生きたいものです。じゃ、お休みなさい。