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    <title>田家秀樹ブログ・新・猫の散歩</title>
    <link>http://takehideki.exblog.jp</link>
    <description>最新情報や日記</description>
    <dc:language>ja</dc:language>
    <dc:creator>takehideki</dc:creator>
    <dc:rights>2026</dc:rights>
    <pubDate>Sat, 06 Jun 2026 23:44:37 +0900</pubDate>
    <dc:date>2026-06-06T23:44:37+09:00</dc:date>
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      <title>田家秀樹ブログ・新・猫の散歩</title>
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      <description>最新情報や日記</description>
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    <item>
      <title>５刷り突破のベストセラー、萩原健太さん著「幸せな結末～大滝詠一ができるまで」。</title>
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      <description><![CDATA[　FM　COCOLO「J-POP　LEGEND　CAFE」６月後半の二週の特集が「大滝詠一と萩原健太」。伊藤銀次さん、杉真理さんに続く、大滝さん７週ぶち抜き特集。来週15日と22日の放送。３人目のゲストが音楽評論家の萩原健太さん。彼の新刊本「幸せな結末・大滝詠一が出来るまで」の紹介です。<br />
<br />
　発売が３月末なのにもう５刷りになったそうです。僕が先月に買った時は４刷りでした。発売二カ月あまりで５刷り。つまりその時に印刷した部数が売れてしまって足りなくなり刷り増しする。それが５回目ということになります。<br />
<br />
<br />
　本が売れない、特に音楽の本はそういう結果をなかなか出せないという時代のベストセラー。しかも発売元が音楽に縁があるとは言い難い老舗出版社、文芸春秋ですからね。喜ばしい。快挙としかいいようがないです。<br />
<br />
<br />
　健太さんは今、洋楽に最も精通している評論家というより研究者。彼が91年に福生の大滝さんの自宅に泊まり込んで三日三晩行ったという異例のロングインタビュー。でも、大滝さんの「これは死後公開だな」ということでそのままになっていたもの。<br />
<br />
<br />
　なくなったのが2013年。13回忌も終わったのでいいかとまとめたのががこの本。ともかく内容が濃い。「出来るまで」ですからね。物心ついた時のことから克明の音楽とのかかわりが細部にわたって語られてます。<br />
<br />
<br />
　彼が母子家庭だったことは知られてますが、母親が聞いていた音楽から彼を取り巻いていた音楽。その中でどんなものにどんな興味を示していったのか。小学生時代。中学、高校、そして上京して細野さんと出会ってはっぴいえんどに繋がってゆく。<br />
<br />
<br />
　細かいですよお。身近だったり仲の良かった友人、奥様になる女性。具体的な人物が登場して彼らとのエピソードが連なっていく。その時々の音楽について語られてゆく。ともかく入り込み方が尋常じゃないんです。<br />
<br />
<br />
　一を知るには十を知らなければいけない。もっとも頻繁に出てくるのがエルビスプレスリーで、彼を入り口にしてアメリカンポップスにのめり込んでゆくわけですが、その度合いがすさまじい。その知識欲にはただただ驚かされるばかり。<br />
<br />
<br />
　たとえば、高校の時に一日中、地元のレコード店に入り浸って、お店のレコードをほとんど聞いてしまう。それだけじゃなく歌詞カードもチェックして店員さんよりも詳しくなる。音楽だけじゃない、野球や落語、一事が万事そうなんです。<br />
<br />
<br />
　晩年、野球評論も書いたりしてましたけど、僕らみたいに表面的な通り一遍じゃない。データや分析。独自の解釈にもとずいた持論や自作。マニアというか研究者。究極の趣味人。それでいて語り口調もユーモラスで人柄がにじみ出てる。<br />
<br />
<br />
　いわゆるインタビュー。話したことを文字起こした原稿だと思ったら大間違い。丁寧に再構成されている。実際に話を聞いているような気がしてくる温度感のあるインタビュー。これは他の人には絶対にできない、書けないという本でしょう。<br />
<br />
<br />
　萩原さんは勤務していた出版社時代に行われた大滝さんとの取材で　意気投合。１時間の予定が８時間に及び、こんなことをしてる場合じゃないと翌日に辞表出して評論家になったという人。大滝さんから一番信頼されていたジャーナリスト。<br />
<br />
<br />
　そういう「大滝さん愛」に溢れた読み物として楽しめます。大滝さん関連の決定版ですね。自分がいかに凡人かということを痛感しました（笑）。でも、エルビスファンとしては随所にエルビスの名前が出てくるのがうれしかったです。<br />
<br />
<br />
　というわけで、本のタイトルにもなった97年のシングル「幸せな結末」を。じゃ、お休みなさい。<br />
<br />
<br />
　<br />
<br />
<br />
　<br />
<br />
]]></description>
      <dc:subject>未分類</dc:subject>
      <dc:creator>takehideki</dc:creator>
      <pubDate>Sat, 06 Jun 2026 22:54:30 +0900</pubDate>
      <dc:date>2026-06-06T22:54:30+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>竹原ピストルさんのアルバム「First　Cry」。</title>
      <link>http://takehideki.exblog.jp/30910289/</link>
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      <description><![CDATA[　FM　NACK5「J-POP　TALKIN’」の今週と来週のゲスト。27日に新作アルバム「First　Cry」を発売した竹原ピストルさん。5年ぶりの番組登場でした。新作アルバムは生まれて初めての鳴き声。「産声」を意味してます。<br />
<br />
　竹原さんは、99年にフォークデユオ、野狐禅を結成、2003年にメジャーデビュー。2009年に解散してソロになりました。それまでの事務所、オフィスオーガスタを離れてのインデイーズ活動。単身、ギター一本で全国280本のライブを敢行してました。<br />
<br />
<br />
　2014年にふたたびメジャーに復帰して今に至ってるわけですが、最初にインタビューしたのは野狐禅の時。デビューアルバムは「便器に頭を突っ込んで」。デビューシングルの「自殺志願者が線路に飛び込むスピード」が強烈な印象がありました。<br />
<br />
<br />
　生き急ぐような性急さと言葉のスピード感。素手で世界に立ち向かってゆくような気合。大学のボクシング部の主将をしていたという背景を裏付けるようなファイテイングスピリット。出口のない状況を突破しようとする歌と言葉は生々しかったです。<br />
<br />
<br />
　それから25年。すでに武道館公演もやりましたし紅白にも出ました。無骨でシャイな優しさは歌だけでなく俳優としても評価が高い。メジャー復帰した頃の「狼煙」に会った”アンダーグランドからのし上がってやる”という感じでは薄くなってます。<br />
<br />
<br />
　彼は、「言わなくてもいいこと」が増えてきた。「敢えて言葉にしなくなってきた」という言い方をしてましたけど、もっと歌や音楽の幅も広くなって懐も深くなった。新作「First　Cry」はそんなアルバムでした。<br />
<br />
<br />
　第一印象、「ノーガードアルバム」。ファイテイングポーズをとってない。日常的で自然体。色んな表情がある。らしい曲も今までのイメージではらしくない曲もある。今ままで書いてこなかったと思われるかわいらしく微笑ましい曲もある。<br />
<br />
<br />
　その中にある「オオセンチコガネ」「ありがとう」「失礼だ」と並全部違う3曲が象徴的でした。「オオセンチコガネ」は動物の糞を食べてる虫、「ありがとう」は我が家の灯りを歌ってます。「失礼だ」は、昔の自分のこと。あの頃の自分は何て失礼な奴だったんだ。<br />
<br />
<br />
　そういう曲を受けてどんな歌をうたっても「全部俺だ」という曲も入ってる。フォークロックから言葉遊びのようなラップやモノローグもある。ジョージ秋山の「浮浪雲」のような「野良犬」的センチメンタリズムやロマンティシズムもある。<br />
<br />
<br />
　前作からわずか一年三か月。「曲を書くのが楽しくてしょうがない」という49才。12月に50歳。「文人」と「武人」と「歌人」と「浪人」が一緒になってる。良い感じで年を取ってるなあと思える一枚でした。<br />
<br />
<br />
　でも、ライブでは「薬づけでも生きろ！」と激を飛ばす「Live　in　和歌山」のような曲もやってます。今、貴重な男性シンガーソングライターです。というわけで、アルバムから「黙る海、丸い月」を。じゃ、お休みなさい。<br />
<br />
<br />
　<br />
]]></description>
      <dc:subject>未分類</dc:subject>
      <dc:creator>takehideki</dc:creator>
      <pubDate>Tue, 02 Jun 2026 22:46:39 +0900</pubDate>
      <dc:date>2026-06-02T22:46:39+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>なぜか尾崎豊を思い出した。川崎鷹也さん、初の武道館公演「まだ夢の中」。</title>
      <link>http://takehideki.exblog.jp/30908665/</link>
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      <description><![CDATA[　なぜなのか自分でもよくわからないんですけど、途中から尾崎さんのことを思いながら見てました。昨日行われた川崎鷹也さんの初めての武道館。完売でした。1995年5月生まれ。先日31歳になったばかり。でも、二児のお父さんでもあります。<br />
<br />
　栃木県の高校を出て状況、音楽学校に行きながら勉強して2017年からライブ活動を始めて10年目。2018年にインデイーズでデビュー、2020年に「魔法の絨毯」がSNSで評判になって一躍メジャーな存在として脚光を浴びてるようになりました。<br />
<br />
<br />
　NACK5の番組に初めて出て頂いたのが2021年。それからほぼリリースごとに話を聞いてます。素直な性格がそのまま出ている丁寧で的確な話はラジオ向きだなあと思ってたのですが、ライブではもっとそれがダイレクトに伝わります。<br />
<br />
<br />
　ということはこれまでのライブで確かめてましたけど、初武道館ですからね。どんなライブになるんだろうと思いながら足を運んだのですが、「初」とは思えなかったんです。落ち着いている、浮ついたところとか気持ちが空回りしてるところが全く感じられなかった。<br />
<br />
<br />
　地に足がついている。自分が何をどうやって伝えるかを把握している。それを伝える術を心得ている。バンドはついてましたけど、ほぼ全編、ギターを持ったままで気持ちよさそうなフェイクを入れながら歌ってゆく。<br />
<br />
<br />
　肌身離さずいつもギターを持っているという代表的な存在が坂崎幸之助さんでしょうけど、ソロですし、歌いっぱなしですからね。曲に合わせて子供のころの写真を流したりという等身大。まぎれもない「弾き語りシンガーソングライター」でした。<br />
<br />
<br />
　で、何で尾崎さんを思い出したかというと「声」でしょうね。「歌」の説得力。もちろん声も違いますし、歌っている内容は180度違う。でも、だからそう思ったんでしょう。川崎さんの歌はほぼ自分の体験。特にラブソングはそう。<br />
<br />
<br />
　高校の時の憧れの先輩だった今の奥様に向けた気持ちを書いてる。そういう意味では「愛情」の中身がともなってる。それがステージに出てるような気がしたんです。尾崎さんはいきなり「青春のカリスマ」に祭り上げられてそれとの葛藤の人生でしたけど、ラブソングは本当に優しい。<br />
<br />
<br />
　最後のアルバム「誕生」も奥様と息子に向けられてました。でも、「愛情の中身」みたいなものを手にしないままああいう結末を迎えざるを得なかった。対極的な存在。ふっと、彼もこういうことを歌いたかったんじゃないかなあ、と思ってりしてました。<br />
<br />
<br />
　ヒット曲が沢山あるのでも新しい何かや派手な話題性があるわけじゃない。でも、「川崎鷹也」という「人間の中身」が伝わってくる。ダンス系全盛の時代にこういうライブで初武道館をソールドアウトにする。いろんな音楽がちゃんと届いてるという証のようでした。<br />
<br />
<br />
　というわけで曲ですね。「またね、ヒーロー」という曲を。「頑張れ頑張れ」という「無責任なヒーロー」を歌った曲。MCにも説得力がありました。じゃ、おやすみなさい。<br />
<br />
<br />
　<br />
<br />
<br />
　<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
]]></description>
      <dc:subject>未分類</dc:subject>
      <dc:creator>takehideki</dc:creator>
      <pubDate>Sat, 30 May 2026 22:22:08 +0900</pubDate>
      <dc:date>2026-05-30T22:22:08+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>6月前半の特集は「大滝詠一と杉真理」、一週目は「NIAGARA　TRIANGLE　Vol２」。</title>
      <link>http://takehideki.exblog.jp/30906662/</link>
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      <description><![CDATA[　FM　COCOLO「J-POP　LEGEND　CAFE」の６月前半二週です。大滝詠一さんと杉真理さん。５月後半の二週が「NIAGARA　TRIANGEL　Vol１・50周年盤」の全曲紹介を伊藤銀次さんをゲストにお送りしました。その続編ですね。<br />
<br />
　50周年だからと言って「Vol.1」だけしか取り上げないというのも杓子定規。「１」があれば「２」もある。しかも去年はYMOを取り上げていた「MUSIC　AWARDS　JAPAN」のトリビュートコンサートは今年は大滝さんです。<br />
<br />
<br />
　あのコンサートはFM　COCOLOが深くかかわっていることもあって僕らも全面協力。僕の番組はI2014年に始まったのですが、大滝さんが2013年になくなったことがきっかけで、そういう人たちのことは残しておかないといけないと始まりました。<br />
<br />
<br />
　最初の特集が大滝さんだったんです。あれから番組も13年目。改めて大滝さんをいろんな角度から紹介しなおそうということで6月も含めて7週間特集します。前半二週のゲストは杉真理さん。言うまでもなく「２」の3人のうちの１人です。<br />
<br />
<br />
　「１」は大滝さん、銀次さん、佐野さんという3人。「２」は大滝さん、杉さん、佐野元春さん。杉さん、1954年生まれ、佐野さん、1956年生まれ。銀次さんと佐野さんがそうだったように少し年が離れていて。音楽的に近しいものがあるという二人です。<br />
<br />
<br />
　ただ、「１」は、銀次さんも達郎さんもソロデビューする前。いわば無名の2人。「２」は82年発売、大滝さんは「ロンバケ」や松田聖子さんの「風立ちぬ」で時代の寵児。杉さんは77年、佐野さんは80年デビュー。新世代のロック・ポップスの騎手として注目の存在。<br />
<br />
<br />
　そういう意味は注目度は段違い。3人がそれぞれ自分の作品とは違う趣をこめている。杉さんの話が当時のエピソードを交えて語ってくれました。大滝さんが二人の個性をどう生かそうとしたか。それぞれの特性をどう見極めていたか。改めて驚くことばかりでした。<br />
<br />
<br />
　杉真理さんは4月29日に7年ぶりのアルバム「MUSIC　MAN」を発売しました。二週目はコロナ禍で活動が出来なかった頃に書いた曲を中心にした新曲書き下ろしアルバムの全曲解説。82年当時の彼と2026年の現在地が分かる二週になると思います。<br />
<br />
<br />
　収録は昨日だったんですが、楽しかったです。銀次さんもそうだったんですが、大滝さんの話をする時にほんとに楽しそうで敬意と愛情にあふれている。そんなにメデイアに登場しなかった分、尋常じゃないマニアックなエピソードに事欠かない。<br />
<br />
<br />
　音楽に対する知識の深さやそれを自ら実践する執着力、そして形にする実行力。稀代の音楽ファンでありクリエーター、作家、さらにシンガー。巨人という言葉は彼のためにあるよ思わされる。僕らはまだその一角しか知らないを思い知らされるでしょう。<br />
<br />
<br />
　というわけで、「NIAGARA　TRIANGEL　Vol.２」から「オリーブの午后」。改めてアルバムを聴いていて、彼の声の涼やかな心地よさを実感しました。風通しのいい声というのはこういう歌を言うんだという一曲です。じゃ、おやすみなさい、<br />
<br />
<br />
　<br />
<br />
<br />
　<br />
]]></description>
      <dc:subject>未分類</dc:subject>
      <dc:creator>takehideki</dc:creator>
      <pubDate>Wed, 27 May 2026 00:23:29 +0900</pubDate>
      <dc:date>2026-05-27T00:23:29+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>AIには不可能なカッコ良さに興奮。氷室京介さん「LAST　GIGS」ムービー。</title>
      <link>http://takehideki.exblog.jp/30905078/</link>
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      <description><![CDATA[　いやあ、カッコ良かったですねえ。Zepp羽田で行われた「LAST　GIGS」東京ドーム公演のフィルムコンサート。開演前から長蛇の列で始まってからも歓声と拍手でまるでライブ会場みたいな盛り上がりでした。<br />
<br />
　上映されたのは東京ドームの二日目。最終日の三日目は映像化もされてるし、その後見る機会もありましたけど二日目は若干印象が薄れてましたからね。撮影したカメラの台数も違ったのかな。アングルとかカメラワークとかも違う、新鮮でした。<br />
<br />
<br />
　最初のうちは10年かあとか若いなあ、とか割と客観的に見てましたけど途中からそうじゃなくなった。身体が動き出してしまった。ぐんぐん引き込まれていった。動きのしなやかな激しさとか瞬間の切れの鋭さとか、あのふり絞るような声の色っぽさとかね。<br />
<br />
<br />
　思い出したとか蘇ったとか、そういう再確認、再認識みたいなものもあったんでしょうけど、もっとダイレクト。息を飲むような鮮やかなタイミングやダメ押しするような衝動の快感。人間の身体のダイナミズムが凝縮されている様でした。<br />
<br />
<br />
　最近、若いバンドを見る機会が減ってるからかなとか思ったりもしたのですが、そうじゃないですね。今、ダンス系のグループは全盛ですし、踊りを売り物にしている若いアイドルグループは山のようにいます。全く参考にも比較にもならない。<br />
<br />
<br />
　だって、そういうライブはやっぱりトラックミュージックが主体ですし、ロックバンドの音じゃない。歌にしてもそれで勝負しているという肉声感は薄い。ドラム、ギター、ベース、キーボードという楽器と歌というドラマは皆無です。<br />
<br />
<br />
　決められたリズムとか集団の動きじゃない。音楽、ビートに突き動かされた動きとそこから生まれて来る歌のリアリテイ。歌と叫びがスタイリッシュに一体になってる。スピーデイーでエモーショナル。カタカナが多いね。<br />
<br />
<br />
　簡単な言葉で済ませましょうか。ロック、ですよ。こういうのをロックと言うんだよなと素直に思えた。見ているうちに「10年前」という意識は全く消えました。10年前でも5年前でも昨日でもいい、今、何をしてるかも関係ない。<br />
<br />
<br />
　この瞬間が全て、と思わせてくれる完成形。彼は、ステージで「矜持」という言葉を使ってましたけど、一点の曇りもないライブに「時間」は意味をなさない。そういうのを何というんでしょうね。架空の永遠とでも言えば言いのかも知れません。<br />
<br />
<br />
　で、思ったんです。こんなライブをやる人は日本の音楽史上彼だけでしょうし、ましやAIにはどうやっても出来ない。再現不可能な瞬間の連続。今の時流から見ると別次元。神棚。年に一回はお参りしたいと思いました（笑）。<br />
<br />
<br />
　昨日、「The　Sun　Also　Rises」の話をしましたけど、やっぱり早い曲に興奮しました。「Bang　The　Beat」か「Wild　Romance」を。誰かカバーするという気概あるアーテイストはいないのでしょうか、無理でしょうけど。じゃ、お休みなさい。<br />
]]></description>
      <dc:subject>未分類</dc:subject>
      <dc:creator>takehideki</dc:creator>
      <pubDate>Sat, 23 May 2026 23:01:04 +0900</pubDate>
      <dc:date>2026-05-23T23:01:04+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>氷室京介さん、あの「LAST　GIGS」10周年。</title>
      <link>http://takehideki.exblog.jp/30904590/</link>
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      <description><![CDATA[　明日、５月23日。氷室さんの「LAST　GIGS」、最後の会場、東京ドーム三日間の最終日。ちょうど10年です。もう10年かという感じですね。でも、普通の「10周年」という感覚でもない。そういう時間の彼方にあると言えばいいかもしれません。<br />
<br />
　普通は「10年」と言ってもその間の時の流れというのがありますよね。その後、その人はどうしたのかとか、あそこで何が変わったとか「時間の連続性」があってこそ実感されるのでしょうけど、氷室さんはそうじゃないですからね。<br />
<br />
<br />
　あそこで途切れてしまった。その後の活動がない。ストップモーションのように切り取られている。時間の感覚というのは受け取る人に委ねられている。昨日のようだと思う人もいるでしょうし、どんどん遠ざかってゆくという人もいる。<br />
<br />
<br />
　あの時点ではその後の活動も期待されてましたし、どこからともかくそういう噂も入ってきてました。でもコロナがありましたからね。この間、大阪と名古屋でライブをやった拓郎さんもやろうとしていた全国ツアーが出来なくなってしまった。<br />
<br />
<br />
　もうそういう規模のライブ活動は出来ないということであの二日間になったわけですが、拓郎さんは2019年以来。「LAST　GIGS」は2016年。ブランクという意味ではもっと長い。あれが文字通りの「LAST」になるのかなあという気もしてます。<br />
<br />
<br />
　本人の動きがない分、その10年は受けて次第。僕はあの時、60代最後でしたからね。全公演をリハーサルから見ることが出来た。もう無理です。10年前の自分が何と元気だったかと思わざるをえません。「10年かあ」というのは重い実感です。<br />
<br />
<br />
　明日、Zepp羽田で東京ドーム最終日のノーカット上映があるんですね。今週は、大阪、名古屋、福岡とそれぞれの会場のライブ映像を上映してきて明日が最終日。それぞれの街でしか見ることが出来なかった人にとっては貴重な時間になったでしょう。<br />
<br />
<br />
　東京ドームを舞台にした色んな劇的なコンサートがありましたけど、氷室さん個人というだけでなく歴史上最も劇的だったのがあのライブだったと思ってます。個人の能力の限界を超えた、二度とありえないパフォーマンス。<br />
<br />
<br />
　記憶は語られることで受け継がれていきますが、氷室さんはそういう語られ方を良しとしてないようにも見えます。一人の人間の生き方の美学という意味でも他と比べようのない完成度の高い幕切れを追体験しにいこうと思います。<br />
<br />
<br />
　もう叶わないからこそ純化された記憶。というわけで10年が経ちました。曲ですね。何でしょうね。やっぱり「B・BLUE」かな。いや、「The　Sun　Also　Rises」を。「愛と冒険」にまだ先があることを、じゃ、お休みなさい。<br />
<br />
<br />
　<br />
<br />
<br />
　<br />
]]></description>
      <dc:subject>未分類</dc:subject>
      <dc:creator>takehideki</dc:creator>
      <pubDate>Fri, 22 May 2026 23:25:39 +0900</pubDate>
      <dc:date>2026-05-22T23:25:39+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>５月後半の特集は「NIAGARA　TRIANGLE　Vol.1」50周年。ゲストは伊藤銀次さん。</title>
      <link>http://takehideki.exblog.jp/30903118/</link>
      <guid isPermaLInk="1">http://takehideki.exblog.jp/30903118/</guid>
      <description><![CDATA[　FM　COCOLO「J-POP　LEGEND　FORUM」の5月後半の特集です。1976年3月21日に出た「NIAGARA　TRIANGLE　Vol.１」の50周年盤。言うまでもなく大瀧詠一さん、伊藤銀次さん、山下達郎さんの3人のトライアングル。50周年盤が出ました。<br />
<br />
　1976年はデビューした人とかその年に発売された名盤が多い。すでに4月もそういう「50周年盤」の特集を続けました。浜田さんの「生まれたところを遠く離れて」とRCサクセションの「シングルマン」の50周年盤。そして5月前半二週は山崎ハコさんの50周年。<br />
<br />
<br />
　去年発売になったデビューアルバム「飛・び・ま・す」と今年発売になった二枚目のアルバム「綱渡り」のそれぞれの50周年デラックス盤。1976年10月に行われた新宿ロフト開店記念のライブ音源もついていてそれも二回に分けて紹介するという二週でした。<br />
<br />
<br />
　で、5月後半。と言っても一週目は一昨日だったので終わってしまいましたが。銀次さんは大阪で組んでいたバンド、ごまのはえを大瀧さんにプロデユースしてほしいとお願いして、大滝さんが上京してくるならいいよ、というところから始まった。<br />
<br />
<br />
　彼が達郎さんの学生時代の自主製作盤「ADD　SOME　MUSIC　TO　YOUR　DAY」を高円寺のロック喫茶で見つけて大瀧さんに知らせたことで達郎さんが登場してくる。大瀧さんを軸にした3人が大瀧さんの自主レーベル、NIAGARAで活動を開始した。<br />
<br />
<br />
　その舞台となったのが福生の米軍ハウス。「TRIANGLE　VOL.1」の50周年盤には福生のスタジオでの演奏や福生の街やハウスの映像も入ってました。70年代前半から中盤の時代ならではの貴重な生活風景や演奏シーン。そんな話を織り交ぜながらの全曲紹介でした。<br />
<br />
<br />
　銀次さんは去年、SUGAR　BABEの「SONGＳ」50周年特集の時にも来ていただきましたが、記憶力の確かさと彼が語る大瀧さんのスケールの大きさや底知れない音楽へのあくなきこだわりには驚かされるばかり。6月も大瀧さん絡みでやろうと思ってます。<br />
<br />
<br />
　去年から始まった「MUSIC　AWARDS　JAPAN」。通称「MAJ」。今年は6月13日が発表セレモニーライブ。僕もすでに投票しました。で、去年のトリビュート・アーテイストはYMOでしたけど、今年は大瀧さん。10日にライブが行われます。<br />
<br />
<br />
　少しでもそういう機運を盛り上げる助けになれればと思うのですが、番組としてかなりコアな面白さが詰まってると思います。ということで、曲です。「TRIANGLE　Vol.1」の最後の曲。大瀧さんはクレージーキャッツの「ホンダラ行進曲」をやりたかったそうです。「ナイアガラ音頭」を。じゃ、おやすみなさい。<br />
]]></description>
      <dc:subject>未分類</dc:subject>
      <dc:creator>takehideki</dc:creator>
      <pubDate>Tue, 19 May 2026 22:53:34 +0900</pubDate>
      <dc:date>2026-05-19T22:53:34+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>「もっと来いや～！」という声が聞こえた。真矢さんのお別れ会。</title>
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      <description><![CDATA[　2月17日に56歳の若さでなくなったLUNA　SEAのドラマーの真矢さん。先週、14日にお別れ会が行われました。もっと早く書くつもりが例によってといいますか、遅くなってしまいました。かなり言葉足らずではありますが、忘れないうちに書いておこうと思います。<br />
<br />
　場所が豊洲のPIT。久々に行きました。駅が豊洲だと思っていたら新豊洲。何とか間に合いました。ステージ部分に真矢さんが使っていたドラムセット三台と遺影。ライブ会場というのも真矢さんの生き様を思わせました。<br />
<br />
　それにしても早い。50代半ばは早すぎます。しかも癌が発見したのが2020年。去年は脳腫瘍も発覚。合わせて7回も手術や治療をしてきた。僕が最後に見たのは去年の2月に東京ドーム二日間でしたけど、あの時もそういう状態を忍てのステージだった。知りませんでした。<br />
<br />
<br />
　画面に東京ドームの時のドラムソロの映像が流れてました。あのコンサートが「覚悟の夜」と銘打たれていたことの意味も知らずに見てた自分を少し恥じました。まさに命がけのライブだったんだ。でも、流れた映像にそういう悲壮感がないことにも改めて感動しました。<br />
<br />
<br />
　後で知ったのですが、参列者は約1000人。かリスマバンドではありますが、タレントや歌い手じゃない、一ロックバンドのドラマーとのお別れ会。場所も決して足の便のいいところでもない。愛されてたんだろうなあと思わされました。<br />
<br />
<br />
　参列者全員の献花の前にメンバー4人と奥様の石黒彩さんが挨拶をされたんですが、それが胸を打ちました。石黒彩さんがいかに真矢さんを好きだったか、愛していたかが言葉の隅々にあふれている。彼女だけでなく真矢さんもそうだったということが伝わってくる。<br />
<br />
<br />
　真矢さんは闘病の時もずっと「幸せだ」と言い続けていたんだそうです。どんなに苦しんでいる時もそう言っていた。そういう真矢さんと一緒にいて自分も「一生以上の幸せをもらった」と時折言葉に詰まりながら笑顔で話してくれる。<br />
<br />
<br />
　そういう二人を想像して僕らも幸せな気分になれる。そういうお別れ会も初めて経験しました。メンバーの挨拶も、もちろん、そういう言葉も使われてましたけど、悲しいとか寂しいという次元を超えてました。15歳の時から苦楽を共にしてきたというのがどういうことか。<br />
<br />
<br />
　家族より近しいバンド仲間。戦友。ビートについて話してくれたメンバーもいました。損やさんが奏でてくれたビートが自分の体の中に生きている。奥様もお子さんもメンバーも全員が参列者を見送ってくれました。メンバー、綺麗な目をしてました。<br />
<br />
<br />
　どんな言葉をかけていいのかわからなくて、ともかく向き合って目を合わせて帰ろうと思ったタンです。全員のまっすぐな視線が全てを物語っている気がしました。穏やかで透明で澄み切っている強い視線。そこには一点の曇りもないように思えました。<br />
<br />
<br />
　初ライブをした結成記念日、5月29日に地元の秦野市のクアーズテックからツアーがスタートするんですよね。5月30日と言えば東京ビッグサイトで10万人コンサート「NEVER　SOLD　OUT」が行われた日。突風でステージセットが倒壊。廃墟のようなステージを借景にした異例のライブでした。<br />
<br />
<br />
　共同通信の「90年代ノート」の「1999年」であのライブのことを書きました。あのライブの顛末を「音楽と人」で書いてるんですね。その記事も見つかりました。1月に行ったアジアツアーも全公演同行取材してるんです。その記事もありました。真矢さん、最初の会場だった台北のリハで発熱したんですね。<br />
<br />
<br />
　あの時も実は繊細な人なんだと思った記憶がありました。でも、ライブでは別人。東京ドームでもそうでした。あの「もっと来いや～」は今も時々聞こえてきます。あらためて心からご冥福をお祈りします。曲ですね。真矢さんのドラムソロが終るときに飛び出してくるｊさんが好きでした。「ROSIER」を。じゃ、おやすみなさい。<br />
　<br />
<br />
]]></description>
      <dc:subject>未分類</dc:subject>
      <dc:creator>takehideki</dc:creator>
      <pubDate>Mon, 18 May 2026 23:25:28 +0900</pubDate>
      <dc:date>2026-05-18T23:25:28+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>豊かな「生音感」を満喫。浜田省吾さん、大阪フェスティバルホール二日間。</title>
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      <description><![CDATA[　一昨日と昨日、大阪フェスティバルホールで行われた浜田省吾さんの「ON　THE　ROAD2025~2026・Under　The　Blue　Sky」の後半戦の二会場目でした。僕が見ることができたのは去年の広島以来。もう半年経ってるんだなあと思いました。<br />
<br />
　そういう時間の感覚は年々変わってきてますね。あっという間になってる。来年の5月というのがずいぶん先に思えていたのにもう来てしまった。でも、そんなに前に思えないのは浜田さんのライブが持っている空気もあるでしょうね。<br />
　<br />
　いつ行ってもどこかホッとする。なつかしい場所に帰ってきたような気がする。もちろん知っている人が多いということはあるんでしょうけど、そういう具体的な理由じゃないでしょうね。ステージと客席が作り出している空気がそうなんでしょう。<br />
<br />
<br />
　自然な信頼感というか時を超えた落ち着きというか、人気という瞬間風速的な浮つきがない。でも、コンサートは熱気に包まれている。その熱は年々濃度を増してます。今回のツアーは特にそれを感じさせてくれますね。<br />
<br />
<br />
　会場が大阪フェスだったことも作用してますね。先月、拓郎さんを見た時にも感じたんですが、やっぱり音ですね。拓郎さんがやった愛知県芸術劇場は再来週の週末、浜田さんが行います。あそこもクラシックやオペラ用の素晴らしい会場ですけど、どこか違いました。<br />
<br />
<br />
　大阪フェスは皆さん「音がいい」と口を揃えます。二日続けて見ることが出来たからでしょうけど、それを実感した気がしました。「生音感」というんでしょうか。どんな楽器でもその楽器の音が聞こえる。弾いている人のところから聞こえてくる。<br />
<br />
<br />
　PAを通してる増幅感がないんですね。ホールの建物や空間による残響感がない。それが実感できたのが客席との合唱でした。お客さんの声の重なりや広がりの自然な豊かさ。一人一人の声が重なる厚みに包まれてゆくのは何とも心地良かったです。<br />
<br />
<br />
　それでいてロックコンサートですからね。一日目の穏やかな温度感と二日目の走りださんばかりの勢い。演奏のとがり方や高揚感も同じような生音感をともなってる。浜田さんの声もそうです。曲調によって変わってゆく息遣いや呼吸感も伝わってくる。<br />
<br />
<br />
　もちろんどんなコンサートにもその会場ならではの楽しみ方があります。音響がさほど整ってない会場だからこそ感じられるロックっぽさもある。そういう意味では「いい音」の客観的な物差しなんてないに等しい。エンジニアの松本さんの巧みな音作りもあるにしろ、ここにしかない音を堪能しました。<br />
<br />
<br />
　何というのかな、若い時のようにコンサートを片っ端から見るというような感じでも「発散」でもなくなってるからでしょうね。ロックコンサートを味わいたい。フェスはいいなあ、と思うことが多くなりました、という二日間。立ち去りがたくてバラシまで見せてもらいました。<br />
<br />
<br />
　後半のシリーズ。先日、「生まれたところを遠く離れて」のリミックス盤も出ましたからね。それがどんな風に意識されているのかいないのか。そんなことを思いながら足を運ばれると楽しいのではないでしょうか、余計なお世話ですけど（笑）。<br />
<br />
<br />
　「生まれたところを遠く離れて」はアルバムチャートの4位でした。ファーストアルバムが50年後にトップ5入りする。驚異的な結果です。いい聞き手に支えられてるなと思いました。ただ、同じアルバムとは思えませんからね。タイトル曲を。じゃ、おやすみなさい。<br />
<br />
<br />
　<br />
<br />
<br />
　<br />
<br />
<br />
　<br />
]]></description>
      <dc:subject>未分類</dc:subject>
      <dc:creator>takehideki</dc:creator>
      <pubDate>Mon, 11 May 2026 23:09:35 +0900</pubDate>
      <dc:date>2026-05-11T23:09:35+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>FM　NACK5「J-POP　TALKIN’」。今週と来週のゲストは半﨑美子さん。新作の「故郷」アルバム。</title>
      <link>http://takehideki.exblog.jp/30895790/</link>
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      <description><![CDATA[　今週と言っても明日のオンエア。間に合ったと言えば間に合ったのでしょうが、今頃という誹りは免れない。最近は書き忘れたりすることの方が多くって後でまた書かなかったなあと申し訳ないような気分になることが多いです。<br />
<br />
　特に3月4月は近年になく慌ただしかったですからね。ライブも収録も書き損ねたことばかり。共同通信の「90年代ノート」の連載も終わったし、気分的に多少余裕も出てます。週一の原稿がこんなに手間がかかると思ったのも初めて。そういう年齢なんでしょう。<br />
<br />
<br />
　今まで一日でやれたことが二日かかる。そうなると実際に書く時間も含めると時には三日近く取られる。身動きが出来なくなる。それがなくなりました。ここの更新の頻度も高くなりそうです。で、半﨑美子さん。4月22日に「うた弁５」が発売になりました。<br />
<br />
<br />
　「J-POP　TALKIN」にはほぼ毎回出て頂いている方。新作は3年ぶりですが、あの時も色々話を伺いました。札幌出身。学生時代に音楽に目覚めて中退。単身上京してパン屋さんに住み込みながらショッピングモールで歌い始めた「ショッピングモールの女王」です。<br />
<br />
<br />
　どこの事務所にもレコード会社にも属さないインデイーズの活動が17年。メジャーデビューしてから今年が10年目。でも、新作はまたインデイーズに戻っての発売。そういう意味では今までにない決意とかゆるぎない力強さを備えてるアルバムです。<br />
<br />
<br />
　力強さですよ。何かを見据えている。いろんなことを受け止めて地に足がついている。何を歌うとか。そういう迷いが全くない。音楽のタイプもソウル系、カントリー系、スイングジャズと色々あるんですが、そういう形に左右されてない。<br />
<br />
<br />
　それが何だろうと思って聞いていて浮かんだのが「故郷」というキーワード。全12曲中5曲に「故郷」「ふるさと」という言葉が使われている。意識してそういう曲を書こうとしたわけじゃないと言ってましたけど、その統一感は出てる気がしました。<br />
<br />
<br />
　いわゆる「故郷に帰ろう」とか「故郷が懐かしい」とかじゃない。もっと抽象的に「戻る場所」だったり「戻れない場所」だったり「たどり着けない場所」だったり、いろんな角度で歌われている。具体的に能登半島沖地震で被害にあった「見附島」という曲もある。<br />
<br />
<br />
　広い意味で誰もが「故郷喪失者」である現代人のことであり、実際に被災して故郷を失った人のことでもある。初めて知ったのですが道産子の彼女の母方の出自が能登半島の珠洲市なんだそうです。そういう具体性。「どさんこブギ」という曲もありました。<br />
<br />
<br />
　同じ被災地でも東日本大震災の後に被災地で桜を植樹していて、去年なくなってしまった方を思って書いた曲とかね。悲しさとか虚しさとかを引き受けて歌ってるのが伝わってくる。インタビューの言葉にも今までになかったオーラのような空気感がありました。<br />
<br />
<br />
　アルバムに「ぼくはぞうきん」という曲があるんです。以前は「タオル」だったけど今は「ぞうきん」。コミカルだけど「生き方」を感じる歌。世間が「汚れもの」扱いする存在に共感する。ドブネズミを歌ったブルーハーツの「リンダリンダ」を連想しました。<br />
<br />
<br />
　アルバムの力強さは「ぞうきんアーテイスト」としての自覚なのかもしれません。というような話を今週と来週でしてます。というわけで昨日がパンクロックで今日は「ぞうきんと故郷」。音楽のスタイルは全く違うけど、共通するものはあるなと書いていて思いました。<br />
<br />
<br />
　メジャーに頼らないとか、売れるとか売れないじゃなくて自分の歌を歌うとかね。精神的なパンク精神ということなのかな、とか。こじつけかもしれませんけど。そういうこじつけも自由な音楽の聴き方じゃないでしょうか、と我田引水（笑）。<br />
<br />
<br />
　ということで半﨑美子さん、アルバム「うた弁５」から「波の間」。「恐れないで　迷わないで」「進める道などどこにもないから」。「どこにもないから」「迷わない」。「生涯インデイーズ宣言」にも聞こえました。じゃ、おやすみなさい。<br />
]]></description>
      <dc:subject>未分類</dc:subject>
      <dc:creator>takehideki</dc:creator>
      <pubDate>Tue, 05 May 2026 22:26:15 +0900</pubDate>
      <dc:date>2026-05-05T22:26:15+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>異例の青春バンドムービー「ストリート・キングダム～自分の音を鳴らせ」。</title>
      <link>http://takehideki.exblog.jp/30895331/</link>
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      <description><![CDATA[　という映画が公開されてます。というか、公開が3月27日でしたから、そろそろ上映期間も終わりですね。遅ればせながら昨日、吉祥寺の「アップリンク」という映画館で観ました。面白かったですねえ。予想をはるかに凌いでました。<br />
<br />
　どんな映画かというとパンクロックを題材にした青春映画。地引雄一さんというカメラマンの書いた「ストリート・キングダム～東京ロッカーズと80'sインデイーズシーン」という本が下地になってる。70年代の終わりから80年代の初めにかけて東京のパンクロックの動きが書かれてます。<br />
<br />
<br />
　地引さんは、そういうシーンを撮り続けてきた人。もう70代後半です。僕もお名前は知ってましたけど、土俵が違うと思っていたんで接点はありませんでした。彼がその頃に撮った実際の写真も使われながらドラマが進んでゆく。実話と再現ドラマが重なり合う半ばドキュメンタリーのような音楽映画です。<br />
<br />
<br />
　舞台が新宿ロフトだったりスターリンとかリザード、フリクションなど実在のバンドを思わせるバンドが登場する。バンドも役者さんがやってるんですが、使われているのは実際の音源。主人公がカメラマンで地引さんご自身。映画の中で当時の解説もしてくれます。<br />
<br />
<br />
　スターリンというのは客席に豚の臓物を投げ入れたり全裸になったり過激なことで知られていたバンド。彼らのライブの写真と役者さんが演じるボーカルのミチロウさんとが重なる。実在の彼らがいかに魅力的な人物だったかを主人公のカメラマンが語ってくれる。<br />
<br />
<br />
　そういう過激なシーンに息づいていた若者たちの反抗心、夢や幻滅や葛藤。売れることの意味とか。大人になること。メジャーとの軋轢の中でカメラマンだった彼がなぜインデイーズのレコード会社を発足させるのか。そこに至る過程がドラマとして進行してゆく。<br />
<br />
<br />
　舞台は78年から83年頃までですが、扱われているのは今もバンドをやったりロックの好きな若者たちが抱えているものと何ら変らない。その中で「ちゃんと生きること」がメッセージになっている。妙にエキセントリックだったり感傷的だったりしてない。<br />
<br />
<br />
　それはカメラマンという第三者の目を通しているからで、もともとカメラマンじゃなかった自分がなぜパンクに惹かれていくかという自問の映画にもなっている。監督が田口トモロヲさんで脚本が宮藤官九郎さん。人間関係の描き方やドラマの展開の快調なテンポ、さすがでした。<br />
<br />
<br />
　音楽や選曲が現代音楽の大友良英さん。「あまちゃん」の音楽で有名になった人。知らない曲ばかりでしたけどパンクが好きだったんだなという実感が伝わります。でも、独りよがりにならないバランスがある。テレビでは絶対に扱えないテーマの青春ロック映画、良質のエンターテインメントでした。<br />
<br />
<br />
　実は、3月の終わりに「ストリート・キングダム、見ましたか？」という一行だけのメールが某スーパーバンドのギタリストからいきなり飛び込んできたんです。何年ぶりという感じですよ。僕はハワイにいた時で帰ってからは拓郎さん、浜田さんでバタバタ。そのままになってたのですが、何とか間に合いました。<br />
<br />
<br />
　そのバンドとパンクは多少結び付かなかったのですが、見て納得しました。連休の吉祥寺。なかなかの賑わいでしたけど、「吉祥寺音楽祭」というのも街中でやってました。アップリンクは吉城寺らしい文化的な映画館。一日一回の上映で6割は埋まってましたからね。もう少しの間は上映されそうです。<br />
<br />
<br />
　というわけで曲です。カメラマンの地引雄一さんを演じていたのが銀杏BOYSの峯田和伸さん。ドラマでも活躍中。いい味を出してました。彼が若葉竜也さんが歌う「宣戦布告」。リザードというバンドの曲のカバーです。じゃ、おやすみなさい。<br />
<br />
<br />
]]></description>
      <dc:subject>未分類</dc:subject>
      <dc:creator>takehideki</dc:creator>
      <pubDate>Mon, 04 May 2026 23:29:23 +0900</pubDate>
      <dc:date>2026-05-04T23:29:23+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>発表を聞いただけで涙が出た。美里さん、21年ぶりの「西武ドーム」。</title>
      <link>http://takehideki.exblog.jp/30894551/</link>
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      <description><![CDATA[　昨日です。美里さんのデビュー40周年ツアーのファイナル、有明ガーデンシアター公演。最後に「里帰りします」と言って発表されたのが11月8日に西武ドーム公演でした。昨日は今年のクリスマスイブに出たベストアルバム「ULTORA　POP」を携えたスペシャルツアーのファイナル。あのアルバムに選ばれた曲を中心にした選曲でした。<br />
<br />
　ずっとツアーを回ってきたお馴染みの強者ミュージシャンと息の合ったロック色あふれた爽快なステージが展開されてました。ただ、今の自分たちの詩とサウンドで現役性を証明したという感じで、40周年の盛大なお祭りという派手なセレモニー感は控えめに思えました。こういう締めくくりも潔いなと思った矢先のサプライスでした。<br />
<br />
<br />
　有明ガーデンシアターはどこか武道館に似たところもありますし、客席を見渡した彼女が「どっかで見た光景」という言い方もしてたんで、「里帰り」と言った時に一瞬武道館かなとも思ったんです。でもな、と思った瞬間に「西武ドーム」と聞いて、あ、やっぱりという納得と同時に涙腺が緩みました。<br />
<br />
<br />
　86年から2005年まで20年間連続で行われた球場公演。野外イベントなどで20年を超える例はいくつかありますけど、同じアーテイストによる単独公演は世界的にもかなり貴重なものでしょう。86年は球場コンサート自体が特別なものでしたし、音楽を取り巻く環境も整ってない。その割に語られることが少ないよなあとずっと思ってました。<br />
<br />
<br />
　日本のコンサートは80年代に劇的に変わりました。球場コンサートもその一つ。東京ドームが出来たのが88年ですからね。後楽園球場、大阪球場、西武球場、横浜球場くらいしかない。それぞれの会場で行われたコンサートはそのアーテイストにとっての勲章であり伝説になっている。そんな時代に20年連続ですからね。<br />
<br />
<br />
　僕らも毎年夏になると西武球場に集まるというのが恒例になってました。ライブはもちろんのこと、今年は誰に会えるかなみたいな楽しみもありました。で、そういう人たちもかなりの数が帰らぬ人になってしまいました。「西武ドームやります」と言った時に一瞬、その人たちのことが浮かんだのかもしれません。<br />
<br />
<br />
　GLAYは98年の「pure　soul」ツアーで初めて西武球場のステージに立ったのですが、その時の取材でTAKUROさんは「ここなんですよ」と、彼が上京した夏に行った美里さんの公演の時に座った席に連れて行ってくれました。彼女はそういう存在でした。それぞれの人にそんな思い出があるんじゃないでしょうか。<br />
<br />
<br />
　あの夏の輝きはもう戻ってこないでしょう。21年後の夏はコンサートを楽しむような快適な季節じゃなくなってしまいました。11月。晩秋のスタジアム公演。虫の声を聴きながらというのも大人っぽい風情になるのではないでしょうか。彼女は7月に還暦。12日の誕生日の後に新作アルバム「BIRTHDAY」が出ることも発表されました。<br />
<br />
<br />
　還暦で思い出したのですが、拓郎さんとかぐや姫の2006年9月23日の「つま恋コンサート」も還暦の年でした。あれから20年でもあります。あの時の平均年齢は49歳。異例の「大人の祭り」と言われました。そういう意味でも音楽と取り巻く環境はいい意味で変わりました。還暦を迎えた女性アーテイスト初のスタジアム公演。これこそ歴史的な快挙でしょう。<br />
<br />
<br />
　というようなことを昨日、帰ってから書こうかと思ったのですが、長くなりそうだったので今日になりました。憲法記念日。この休日を祝うことが今年限りにならないことを祈りながら。曲ですね。美里さんの新曲を。「折りたたみ傘」。槇原さんが書いてます。いい休日をお過ごしください。<br />
]]></description>
      <dc:subject>未分類</dc:subject>
      <dc:creator>takehideki</dc:creator>
      <pubDate>Sun, 03 May 2026 12:41:18 +0900</pubDate>
      <dc:date>2026-05-03T12:41:18+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>拓郎さん、「スペシャルLIVE・春だったね2026」無事終了。</title>
      <link>http://takehideki.exblog.jp/30892231/</link>
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      <description><![CDATA[　無事に終わりました。7年ぶりのコンサート。13日の名古屋と25日の大阪だけでしたけど、それぞれになぜここだったのかという背景がある。拓郎さんらしいけじめのつけ方だったんじゃないでしょうか。<br />
<br />
　名古屋は前回、2019年のツアーで一番良かったと言っていた会場。大阪は2009年の「最後の全国ツアー」の時にリハーサルまでやって体調不良で中止せざるを得なかった会場。その後のツアーが全部なくなってしまうという因縁の場所。<br />
<br />
<br />
　ラジオでも「やり残したことがある」と言い続けてましたからね。去年、坂崎さんの「お台場フォーク村」に出た時に6時間歌えた。これならということで17年ぶりのリベンジを試みた。大阪自体は20年ぶりでした。<br />
<br />
<br />
　と言っても80ですからね。7年ブランクがある。思い出したくないような終わり方というトラウマも残っている。もし記憶のフラッシュバックのような状態になった時の精神状態というのは本人にも予測がつかないでしょうし。<br />
<br />
<br />
　ともかく無事に終わることをと誰もが願っていた。名古屋も大阪もイベンターの社長さんが影アナと呼ばれる開演のコメントを担当してましたからね。そういう人たちの熱意と情熱が成功させたコンサートと言ってもいいのではないでしょうか。<br />
<br />
<br />
　それにしても予想を遥に凌ぐ熱演でした。演奏時間約2時間半。拓郎さんは立ちっぱなし、ギターを弾いてるか歌ってるか。歌いながらステップしたりもする。大阪のアンコールには小走りで登場してました。<br />
<br />
<br />
　選曲も見事でした。誰もが驚いたのが一曲目のメドレー。「春だったね」「ペニイレインでバーボン」「虹の魚」に「君去りし後」もフィーチャーされている。17分近くありました。武部さん率いるバンドはホーンやコーラスも入った11人編成。<br />
<br />
<br />
　分厚くで華麗。ファンキーでソウルフル。「フォークの拓郎」と呼ばれていた70年代の名曲を立て続け。こんなに飛ばして大丈夫かをはらはらするほどでした。そういうメドレーになった曲も含めると24曲。音楽人生そのもののような選曲でした。<br />
<br />
<br />
　これだけはやっておきたかった。そう思わせたのがアマチャア時代に組んでいたバンド、ダウンタウンズでやっていた洋楽のR&amp;Bメドレー。「HOLD　ON　I’m　COMING」や「STAND　BY　ME」など4曲。「フォークの拓郎」を一掃してました。<br />
<br />
<br />
　ギターはテレキャスターとストラトキャスター。特にテレキャスターを持ったシルエットがあんなにかっこいい人はいないでしょう。曲のエンデイングでメンバーの方を向いて腰を落としてギターをつきあげるアクションは全く変わりませんでした。<br />
<br />
<br />
　名古屋と大阪のセットリストは同じでしたけど、MCは違いましたね。名古屋で「こういう80歳を目指してもらいたい」と言ったんですよ。彼がどんな姿を見せようと臨んだコンサートなのかが伺えました。<br />
<br />
<br />
　70年の広島フォーク村のアルバムのタイトルは「イメージの詩」の中の一節「古い船をいま動かせるのは古い水夫じゃないだろう」。「80」はいやでも「古い水夫」なわけですけど、そういう「古い80」ではなかったです。<br />
<br />
<br />
　いつの時代も「新しい水夫」として時代を生き続けてきた。それもどこにも属さないインデペンデントな存在として生きてきた。今もそういう存在であり続けていることを証明したステージでした。<br />
<br />
<br />
　アンコールの最後は「ガンバラナイけどいいでしょう」。ずっと「私なり」であり続けてきた。これからもそうやって生きていくのでしょう。80歳の「今日までそして明日から」を見た気がしました。<br />
<br />
<br />
　そんなことをスポーツ新聞に書きました。こんな感じです。<br />
<br />
<br />
ttps://www.sanspo.com/article/20260428-FKIBKAUQAZO3TM45OC3FRMCYUM/<br />
<br />
<br />
　というわけで、選曲の中で一番新しいアルバム[Ah！面白かった」の中の「コントラスト」を。自分の音楽人生を「一本の道」に託している歌です。じゃ、お休みなさい。<br />
　<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
　<br />
]]></description>
      <dc:subject>未分類</dc:subject>
      <dc:creator>takehideki</dc:creator>
      <pubDate>Tue, 28 Apr 2026 22:50:11 +0900</pubDate>
      <dc:date>2026-04-28T22:50:11+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>林部智史さん、デビュー10周年アルバム「Koibumi」。</title>
      <link>http://takehideki.exblog.jp/30889554/</link>
      <guid isPermaLInk="1">http://takehideki.exblog.jp/30889554/</guid>
      <description><![CDATA[　先週15日に発売されました。林部さんのデビュー10周年アルバム。FM　NACK5「J-POP　TALKIN」の今週と来週のインタビューゲスト。完パケしたのが先週の土曜日。すみません、一週目は昨日終わってしまいました。<br />
<br />
　林部さんは定期的に出て頂けるアーテイストの一人。この番組は2年ぶり。唱歌や童謡などを集めた「叙情歌」のシリーズ「琴線歌・其の五」が出た時以来。新作は7枚目のオリジナルなんですが、他にJ-POPのカバーアルバム「カタリベ」も3作ある。<br />
<br />
<br />
　デビュー10周年でそれぞれのアルバムを合わせると15作目。10年で15作ですから、相当に多い。2016年のデビューシングル「あいたい」は有線で評判になって発売4カ月で一位。レコ大の新人賞も受賞してます。<br />
<br />
<br />
　そういう華々しいデビューをしてから10年。失速も迷走もすることなく自分の歌を求め続けているソロシンガーは彼だけでしょう。ダンス＆ボーカル、踊れるポップス、TickTock系の瞬間風速が吹き荒れている中で揺るぎのない活動を続けている。<br />
<br />
<br />
　デビューの時のキャッチフレーズが「今、もっとも泣ける歌」。「泣き歌の貴公子」という呼び方もありました。消え入りそうに儚い。かげろうのように淡く美しいハイトーン。そういう声の持ち主ということでも貴重な存在でしょう。<br />
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　ただ、新作「Koibumi」は、そういうイメージに留まらない何かを感じさせました。全8曲が加藤登紀子さんの詞曲でプロデユースも彼女。それも昨日今日に始まった関係ではありません。インタビューではその経緯も克明に語ってくれました。<br />
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　2024年にカバーアルバム三枚目「カタリベ～愛のエクラン」が出て、彼が自分に近いと思う歌をカバーしてる、その中に加藤さんが書いた曲が二曲あった。2025年に出た「縁」はそこで歌った曲を書いた作家に頼んだオリジナルアルバムでした。<br />
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　その時に加藤さんが書いたのが今回のアルバムにも入っている「忘却のタンゴ」と「光と影」。彼女はどっち使ってもいい、と言ったものの片方を捨てるのは忍びない。後何曲か書いてもらえればアルバムが作れる。<br />
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　その曲はプロデユースもお願いします、ということで今回に至った。彼女はレコーデイングには全行程付き合ったんだそうです。先に彼女が歌って、その後を彼が歌うという場面もあったとか。まさにプロデユースです。<br />
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　で、彼女との話の中で、今まであまり聞かせてこなかった低い声や中音も生かしてる。加藤さんの歌を聴いて「語るようにうたった歌の強さ」を学んだ。彼女からもそういう指摘があったりしたとのことでした。<br />
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　ハイトーンで感情が募るとだけではない哀しみの強弱は新境地ではないでしょうか。そういう歌があってこれまでの歌も生きる。それが10周年というタイミングになったんだと思わせるアルバムでした。<br />
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　というような話を前作「縁」の曲を交えながらの全曲紹介インタビューになりました。後編が来週のオンエアです。というわけで、曲です。アルバムのタイトル曲「恋文」を。初めてという語りが入ってます。<br />
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　土曜日は大阪で拓郎さん、日曜日は渋谷のHMVで浜田さんの「生まれたところを遠く離れて」リミックス盤の発売記念トークイベント。今週も慌ただしい週末になりそうです。じゃ、お休みなさい。<br />
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      <dc:subject>未分類</dc:subject>
      <dc:creator>takehideki</dc:creator>
      <pubDate>Thu, 23 Apr 2026 23:25:03 +0900</pubDate>
      <dc:date>2026-04-23T23:25:03+09:00</dc:date>
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      <title>「ぺニーレーンで吉田拓郎を」選曲。</title>
      <link>http://takehideki.exblog.jp/30888489/</link>
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      <description><![CDATA[　ということで一昨日、無事に終わりました。楽しかったですよお。”お”が着いちゃいますね。やっぱり場所が場所ですから。そんなに大きくないお店ですけど客席には業界の方も含めて満席。関係者もいらしてましたし力が入りました。<br />
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　80歳記念ですからね。拓郎さんがどんな年の取り方をしてきたか。その年齢でどんな歌を歌ってきたのかを辿らなといけない。単に代表曲を聴き直すということに留まらない彼の人生を感じさせる選曲。迷いましたよお。これも”お”が点きます（笑）。<br />
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　選んだ曲は25曲。結果的に70年代が一番多くて13曲。その後に80年代6曲。90年代2曲、00年代以降で4曲という具合。本当は90年代をもっと増やしたかったんですが、何とアナログ盤がないんです。CDしか出てない。<br />
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　最初にやっぱりこういう流れかなと思って選んだ25曲をレーザーの会社、elpの竹内さんに送ったらアナログ盤は出てません、と一蹴されてしまいました。そこまで頭が回らなかった。迷いに迷って予定していたライブをキャンセルすることになりました。<br />
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　で、どんな選曲になったか。<br />
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１「ペニーレインでバーボン」２「風の街」３「イメージの詩」４「老人の詩」５「結婚しようよ」６「たどりついたらいつも雨ふり」７「置き去りにした悲しみは」８「春だったね」９「落陽」１０「人生を語らず」１１「大いなる人」１２「英雄」13「人間なんて」ー休憩ー１４「いつか夜の雨が」１５「I’ｍ　in　Love」１６「ペニーレインは行かない」１７「大阪行きは何番ホーム」１８「いつも見ていたヒロシマ」19「君のスピードで」２０「全部だきしめて」２１「真夜中のタクシー」２２「あなたを送る日」２３「慕情」２４「ガンバラナイケドいいでしょう」２５「今夜も君をこの胸に」<br />
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　ライブ盤は「老人の詩」「春だったね」「落陽」「人間なんて」「いつも見ていたヒロシマ」。他はオリジナル盤。なぜこの曲なのかを話しながら進めました。繰り返しますが、楽しかったです。予定の3時間半をゆうに超えました（笑）。<br />
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　一つだけお詫びです。岡本おさみさんの話をしながらふっとお兄さんの脚本家、克彦さんのことを思い出してその話をしたのですが、ついこれは不確かですが、「私は貝になりたい」を書いたと口走ってしまいました。それは間違いです。<br />
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　あちらの岡本さんは演出家の愛彦さんでした。休憩時間にご指摘を受けたのですが、舞い上がっていてそのままになってしまいました。おさみさんの地元、米子には岡本さんの石碑、「旅の宿」の歌碑が出来てます。ほんとに失礼しました。<br />
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　というわけで、「おき去りにした悲しみは」を。70年代の学生運動のなごり。岡本さんと僕の共通点でもありました。じゃ、お休みなさい。<br />
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      <dc:subject>未分類</dc:subject>
      <dc:creator>takehideki</dc:creator>
      <pubDate>Tue, 21 Apr 2026 23:24:52 +0900</pubDate>
      <dc:date>2026-04-21T23:24:52+09:00</dc:date>
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