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・11月22日ですからもう発売されてます。お聞きになった方も多いでしょう。今年話題を集めたドラマ「やすらぎの郷」の主題歌「慕情」が入ったアルバム、というのが一番分かりやすい説明なんでしょう。でも、それだけじゃないです。
・それは入り口であって出口。あのドラマがあった。あの曲があったから生まれたアルバムであり、アルバム一曲があの曲を聴かせるためにあるように流れている。あの曲だけでは語りきれない感情がアルバム全体を流れている。「組曲・慕情」という感じです。
・みゆきさんのインタビューをする機会があったんですが、その時に彼女は「「慕情」の言葉を換えると「相聞」」と言ってました。シングルのタイトルとアルバムのタイトルが同じじゃ能がない、ということでしょう。
・「相聞」というのは、万葉集の中にある言葉なんだそうです。恥ずかしながら知りませんでした。万葉集は、なくなった人を悼む「挽歌」と日常の出来事を歌った「雑歌」、そして「相聞歌」という三つの要素で成り立っているそうです。「恋唄」ですね。
・ドラマが「やすらぎの郷」でしたからね。若い頃には経験も出来ない恋心。愛しさの歌。こんなに無私なみゆきさんは初めて聴いたのではないだろうか、というアルバムに思えました。「慕情」がそうですよね。“あなたに尽くしたい”と歌ってますからね。
・是非、聴いて頂きたいのがアルバムの後半の三曲。平原綾香さんに書いた「アリア~Air~」と「希い」「慕情」と並ぶ3曲。みゆきさんにとっての「歌とは何か」という大命題が歌われてるように思いました。
・中でも「希い」はすごいです。自己犠牲の歌、と言って良いくらいに人のために身を捨てている。アレンジも演奏の緊張感もすさまじい。そんな3曲に向けてアルバムが流れてます。それぞれの曲がどういうやりとりで生まれたか。FM COCOLOの「J-POP LEGEND FORUM」で瀬尾一三さんが語ってくれてます。
・今月、瀬尾さんの特集。一ヶ月4週やります。先週が「相聞」の全曲紹介。明日は「夜会」の話し。その後の2週は、「相聞」と同時発売された瀬尾さんのコンピレーションアルバムの特集。70年代から今まで彼が手がけた曲が集められた二枚組です。
・「時代を創った名曲達~瀬尾一三作品集」の紹介、本人解説つき。彼のキャリアを辿ります。今まで語ったことがない話が満載です、って告知めいた話しになってしまいました(笑)。というわけで、明日は大阪。みゆきさんの「夜会工場」を見に行きます。ということで曲です。みゆきさんの「二隻の舟」を。じゃ、お休みなさい。