何だろう、このCCレモンホールという言い方がいまだにピンとこないんですよね。CCレモンには何の敵意もないんですけど(笑)。むしろ、公共施設の運営難を救ってくれたと言ってよいのかもしれませんけど、なんだか有難味がね。渋公の方が馴染んでいたせいでしょう。
商品名と公共施設では、威厳も違いますし。威厳というのも権威主義的な気もしますけど、武道館がもし、そういう民間名だったら、こんなにメッカになってないかもしれませんし。どうなんだろう、オヤジの繰り言かな。じゃあ、民放よりNHKの方が権威があるのかということにもなりますしね。
どうでもいいか(笑)。いきものがかりは、デビュー丸3年。ポップなメロデイのセンスが好きですね。J-POPの次世代継承者としての期待大です。今年の「J-POPマガジン」の正月第一弾アーテイストでした。今日のライブは初の全国ホールツアー38本の37本目。初のホールとは思えないこなれ方でした。
でも、まだ、曲の良さにライブが追い付いてない感じもありました。これからでしょう。みんなそういう今の力量的な限界も知っていてどこまでやれるかを追及している感じでした。曲は素晴らしいですからね。演奏面も含めてライブでの表現の形が決まってきたら、もっと感動的なライブになると思います。
路上出身ならではお客さんとの一体感とか、聞き手の気持ちをつかむ術も心得てますし、ほんとにこれから楽しみなグループです。今年はapbank fesにも出るようです。そうそう、apは、今年は、JUJUや伊藤由奈さんも出るんですね。例年とは違う新鮮な楽しみ方ができそうです。
そう、昨日のコメントに小島良喜さんのライブの感想が書き込まれてましたね。あの人も素敵なミュージシャンですよね。陽水さんのステージがジャズっぽくなっていったのは彼の影響でしょうし、浜田さんもそうですね。彼のあの笑顔と流麗なタッチのブルースやジャズは芸術的です。
芸術的、と言っても権威、というような意味でで使ってるわけではないですけど。権威にこだわってるな(笑)。笑顔が芸術的って、どういうこっちゃ(笑)。というわけで、一週間が終わりました。あ、「小説吉田拓郎・いつも見ていた広島・ダウンタウンズ物語」の文庫が5日に出ます。
小学館文庫です。そうだ、これを書かないといけない。小学館の人が、頑張って下さって、解説分を重松清さんにお願いしてくれたんですよ。自分で言うのもなんですが、重松さんが殺人的な忙しさの中で書いてくれた解説文が素晴らしくて泣けました。これだけでも読んでいただく価値はあると思います。
というわけで、今日の曲です。いきものがかりの新曲「ふたり」。心憎いくらいの切ないバラードです。じゃ、おやすみなさい。