でした。「J-POPマガジン」の来週から3週間連続のゲスト。4人全員でした。久々にスタジオで4人と会うと、なんというんだろう、上がりました(笑)。アゲアゲという意味ではなくで、まさに上がってしまうという感じでしたね。コンサートの打ち上げなんかとは全然空気が違います。
雑誌のインタビューとも違いますね。やっぱり放送の方が緊張感があるのかな。威圧感みたいなものがあったりして、気押されました。それぞれ自分の言葉でいつも以上に誠実に話をしてくれたんですが、こっちが構え過ぎたきらいもなきにしもあらずでした。それが伝染したかもしれません。
やっぱりインタビューは難しいなあと思いますね。かと言ってフランクになりすぎても良くないし、くだければ良いというわけでもない。某「R」誌みたいに相手が嫌がりそうなところを突いて行ったり、鬼の首を取ったみたいに声高になってみたいするのも好きじゃないですし。
誠実に本音で普段のその人が伝わるような自然体のインタビューが理想なんですけど、それはこちらの話の持って行き方にもかかっているわけです。もし、裃が取れていなかったら、こちらの責任ということになります。どんな風に聴かれるんでしょうか。
でも、15周年記念3枚組みベスト「THE GREAT VACATION・SUPER BEST・VOL1」は、聞きごたえありますよ。2000年以降の曲を集めているのが返って新鮮。色んな事が実に鮮明に見えてきます。本当に語られなければいけないのは、2000年以降なんだと思いますよ。そんな魅力が満載です。
バンド数あれど、ロックバンドとしての骨格とポップスとしてのポピュラリテイと、その人たちの生き方も含めた人間性がにじみ出ている。それは2000年代に入ってからの方が色濃く出ている気がします。大人になったからこそ分かることというのは、どの世界にもあるわけで、音楽を通して、そういうことを感じさせてくれるバンドです。
ロックバンドですしね。ここはポイントが高いんですよ。ビートとスピード。そこにグルーブ。ソロで言うと氷室さんなんでしょうけど、バンドはやっぱり彼らでしょう。清志郎さんもそうですけど、ほんとにロックンロールを愛している、それを現代の音楽として表現している。今年からのGLAYは目が離せませんよ。
というわけで、明日は「B・PASS」のGLAYインタビューの原稿です。今日の曲です。GLAYで「ROCK’N ROLL SWINDLE」を。”土砂降り、雨のハイウエイ”というところが好きっす。じゃ、おやすみなさい。