でした。終わり、じゃ、あんまりでありますね(笑)。来月に彼のソロワークスというアルバムが出るんで、そのインタビューでした。雑誌は「ワッツ・イン」ですね。本の発売日からするとかなり前倒しのインタビューでしたけど、今、一番忙しい音楽人ですから、仕方ありません。
でも、あの人も威圧感があります。緊張感一杯でした。もちろんそれだけじゃなくて、彼が今、日本の音楽業界の中でやろうとしていることに対してのリスペクトがあってこその緊張感であることは言うまでもありません。
話の内容は当然ながら多岐にわたって、中には、活字にしないだろうと思われる歯に衣を着せない発言もありましたが、見ているものや場所、立ち向かおうとしているものは、今まで誰も踏み込もうとしなかったところであり、前人未到と言って過言でありません。
ただ、今回のアルバムが映画音楽やドラマ主題歌集を集めたインストルメンタルの作品なんで、原稿としては、そこに特化したものになるでしょうけど。良いアルバムですよ。あれだけ活動が多岐に渡っている彼の原点が純化している感じです。
その時も話したんですけど、一昨年かな、「幸福の食卓」という映画を見ていて、このピアノは誰かなあ、と思ったんですね。ミスチルが主題歌という予備知識だけで入ったんで、彼が音楽担当ということを知らなかったんですよ。
繊細で柔らか。品性と知性が匂い立つような音に引き込まれてしまったんですね。僕の知っている中で、こういうピアノを弾けるのは小林さんなんだけどなあ、と思って、エンデイングのロールで彼に名前を見て妙に納得したということがありました。
そういう音が聴けるアルバムなんですよ。映画やドラマの主題歌だからこその情景感や、映像感。音の滴が見えるようなアルバムjであります。というようなことを書こうと思っているんですが、書いてしまいましたね(笑)。
彼のようなアーテイストが出てくるのは時代であり、そういう世代なんでしょうね。これも音楽の中の一つの希望だと思います。というわけで、ちょっと油断していたら、「B・PASS」の締切が過ぎてました。predatorsと山中さわおさんのソロインタビューのまとめ。頑張りましょう。
曲は、昨日「to U」でしたね。「幸福な食卓」の中の「Sprit」という曲を。11月発売の小林さんのアルバム「WORKSⅠ」に入ってます。じゃ、おやすみなさい。