と言っても、オリンピックの勝者がどっちとか、そういう話ではないです。でも、水泳、体操、フェンシング、日本選手、なかなか頑張ってますね。野球は残念でしたけど。何だろうなあ、結果論になるんですが、妙な予感がしていたのも確かなんですよねえ。
どっか、浮いている感じがしたのかな。あれだけアマチャ選手が活躍すると、プロの選手というのが、どことなくそぐわない感じがしてしまうのは僕だけでしょうか。選手たちの中の硬さも、それでしょうね。プロなんだから、という気負いが事情自縛にしてしまう感じ。
まあ、全部の結果が出てから色んなことを言いましょう。まずは、明日の台湾戦ということになりますね。今日は、家だとテレビが気になるんで、聞かなければいけないテープを持って、近所のファミレスに籠もってしまいました。
あのドリンクバーというのが魅力なんですね。紅茶、ウーロン茶、好きなだけ飲めるのがうれしい。そこはサイゼリアでしたけど。近所にロイホとデニーズとガストと、サイゼリアとあるんですが、なぜかサイゼリアに行ってしまいますね。
昼間ですからね。女子高生とオバサンの集団です。見ているのが結構楽しいんで飽きない。あんまり長居は嫌がられますが、2,3時間はオッケーじゃないでしょうか。取材テープを聞いたりという機械的な作業には、余計なことを考えずに済むんで向いてますね。
何を書こうとしていたんだっけ。そう、どっちが勝つじゃなくて、どっちが良いかなあという相談であります。誰に相談してるんでしょうか(笑)。今日、ランダムハウス講談社に行って、打ち合わせ&食事会をしたきてわけです。
楽しかったですよ。食事もあっという間の3時間。何せ、話題が尽きない。音楽と本の話が両方出来るわけですから。音楽事情と出版事情。どんな本が売れているのか。いやあ、楽しかったっす。ランダムハウス講談社は翻訳も多いですからね、アメリカの出版事情まで聞けます。
ゴア元副大統領の書いた「不都合な真実」が、ベストセラーになって、今注目の勢いのある出版社なんですね。で、「毎日新聞」で去年の春まで連載していた「岩谷子時子物語」が単行本になるわけです。もちろん全面改訂、ほぼ書き下ろしですけどって、話が長いなあ(笑)。
岩谷時子さんはご存じない年代の方もおいででしょうね。越路吹雪さんの「愛の讃歌」に始まり、加山雄三さんのほぼ全てのヒット曲、作曲家、いずみたくさんや吉田正さんなど錚々たる方と組んで、ヒット曲を連発した、最初で、最大の女性作詞家です。
最近では、本田美奈子さんで知られてますね。「ミスサイゴン」や「レ・ミゼラブル」の訳詞もそうなんですよ。で、その本のタイトルがまだ決まってないんですよ。候補が二つあって、そでがどっちが良いかなあというご相談であります。やっと結論だ(笑)。
一つは「歌に恋して/評伝・岩谷時子」、もう一つは「恋は赤いバラ/評伝・岩谷時子」。どっちでしょうねえ。そういう仕掛けがあれば、投票でもして頂きたい気分なんですよ。発売は10月となりましたけど。さ、どっちでしょうか。ご意見、お聞かせ下さいって、何だか仕事モードだ(笑)。
岩谷時子さんのことと第三者が書いた本はなかったですし、関係者と本人のインタビューもしてますからね。なかなか面白い本になったと思います。すみません、宣伝ぽくて(笑)。でも、たまにはこういうのも良いっしょ。お待ちしてます。と言って、何も出ませんけど(笑)。
というわけで、今日の曲です。加山雄三さんで「恋は赤いバラ」。岩谷さんの作詞家人生は、そこから始まりました。”恋とは、男の胸に息づく赤いバラ”の花。簡潔で品があって情熱的。岩谷節であります。じゃ、お休みなさい。