それが時々、違ったりするんですよ。自分じゃ、そういう風に言っているつもりなのに、口から出るのは全然違う言葉だったりする。年のせいなんでしょうねえ。最近、結構あるんですよ、っていきなり言い訳であります(笑)。今日もやってしまいました。
よりによって、あんなところでやるなよ、という感じでしたけどね。「MIND OF MUSIC」の最後の曲紹介ですよ。一番決めないといけないところで、思っていることと全然違うタイトルを口にしてしまってたんですねえ。恥ずかしかったですよ。穴があったら入りたいという感じでした。
上塗り、しますか(笑)。「陽のあたる場所」復刊記念の浜田省吾特集でしたから、あの本に書かれている最後の時期の話をして、「FATHER’S SON」の中の「DARKNESS IN THE HEART」で締めようと思っていたんですよ。昭和最後のアルバムですし。
で、自分じゃ、そういう風に曲紹介したつもりだったんですけど、デイレクターが「ゲ」という表情をして、小島さんに「曲締めで、直してね」と言ってるわけです。自分じゃ、ちゃんと言っているつもりでしたから、「変なこと言った」と聞いたら「IN THE SKY」と言ったと言われたんですよ。
がく然、でありました。目の前の進行表にもちゃんと曲名は書き込まれてましたし、選曲したのは自分ですからね。間違えるはずがないのに、口から出たのは思ってもいない言葉だった。訂正するのも恥ずかしい、という感じでした。
やっぱり、どっかネジが緩んできているんでしょうねえ。生放送ですから、ごまかしようがない。大げさなことを言えばこうやって引退に追い込まれてゆくのでしょう、という感じですよ。スポーツ選手が言う、イメージと実際に身体が動いていることが一致しなくなるというのに近いかな。
聞いている人が幻滅しただろうなというのが辛いですよね。よく居ますからね。その人のことをさも知っているかのように話していた人が、基本的な間違いを平気でしていたりというそういう典型だったかもしれません。自己嫌悪というヤツです。
原稿煮詰まりモードが尾を引いているんでしょうかね。どっかで吹っ切らないとね。今年一杯はこうなのかもしれませんね。やったことはありませんけど、遠泳というのかな。泳いでも泳いでも辿りつかないような感じというんでしょうか。
オリンピックもあんまり見る気がしないです。ジミーは点滴が効いたのかな、少しは食べられるようになったみたいですけど。でも、目やにとヨダレで顔はドロドロです。カミサンがその都度拭いてやってますが、夏の暑さが相当応えているようです。
と言うわけで今日の曲です。浜田さんで「夏の終わり」かな。あの歌のように、潮風と波の音を枕に静かに暮らそうという気分になることもあります。ま、一人で、は嫌ですけど(笑)。じゃ、お休みなさい。