でした。4年ぶりに逢ったんですが、以前と今回とはかなり状況が違ってたわけです。と言っても、僕にとってに過ぎないわけですけど。一つは、前に話しを聞いたときに、彼のところの猫が散歩に行く、という話しを聞いたところからこの「猫の散歩」が始まってるんですね。
つまり、彼は「猫の散歩」の師匠にあたるわけです。彼がそういう話しをしなかったら、僕も、まさか、猫がそんなことをするとは思ってなかったでしょうからね。その時も、やっぱり訊きましたよ。「猫が、首輪もなくて散歩するんですか」って。
そうしたら、彼は「自分でトコトコ、テリトリーを案内するんですよ」と言ったんですね。今日、あらためてその話しをしたら、その猫は野良猫だったんんだそうです。最近は来なくなったんで、行ってないんですよ、ということでしたけど。ウチのトミーは野良猫じゃないのにね(笑)。
彼の処には、その頃は6匹で、今は5匹と言ってましたね。でも、寄ってくる野良猫の数はもっと多いそうですけど。「野良猫の情報網があるらしい」には笑えました。「あそこんちは、メシ喰わせてくれるぜ」というお助けハウス的な場所になっているんでしょうか。
彼のジャケットやホームページには猫の写真が色々載っているんで、興味のある方は是非。今年はデビュー15周年です。今日、その記念シングルコレクション「歌うたい15」が出ました。特別な大ヒットがあるわけでもないですが、ちゃんと自分の音楽をやっている。貴重な人です。
もう一つの状況変化というのは、今年の6月から浜田省吾氏の所属事務所「ROAD&SKY」に在籍するようになったんですよ。なかなかいい話でしょう。あの飄々として、それでいて自分のスタイルを持ち続ける存在感は、普通の音楽事務所では扱えないでしょうし。
レコード会社移籍記念、というのはありますけど、事務所移籍記念という感じのインタビューでした。内容は僕の方が押されてましたね。あの淡々とした間合いとユーモアには引き込まれます。来週と再来週の放送です。
というわけで、彼がカバーしている浜田さんの曲を。去年のアルバム「紅盤」の中の「君に会うまでは」を。明日は、「小説・広島フォーク村・第三回」原稿。一日で書けるかなあ。トミーは今日も家の周辺の草を食べただけでした。じゃ、お休みなさい。