あー頭がガンガンする。二日続けての原稿モードは、結構シンドイです。先週がああだったから、こういう状態は丸一週間ぶりということになるのかな。毎日身体を動かしていないと調子が悪いというスポーツ選手みたいなものでしょうか。
だからと言って、頭を動かしても何にもなりませんけど、当たり前ですが。大小合わせて二日で五本かな。ごほんごほん言っちゃいますよね。そんなくだらないこと言ってないで、たまには御本でも読みなさいとか、子供の頃に言われた気もしますけど。御本ね、どんな本だ(笑)。
子供の頃、どんな本を読んだか、覚えてないですよ。御本ね。一番小さい頃に読んだ記憶があるのは山川惣司さんという絵本作家が書いた「少年ケニア」とか、そういう”絵と文”という本ですね。漫画雑誌よりも少し字が多い。団塊オヤジの懐古談でありますね。
そう、本と言えば、今朝の「毎日新聞」にへえ、という記事が載ってましたね。「蟹工船」という小説が若い人の間で売れているという記事。しかも今朝の朝刊に二人の記者が書いてました。小林多喜二さんという作家が書いたものですよ。
プロレタリア文学、分かりますか。読んだかなあ、覚えてないです。でも、今の若い人が、そういうところに共感しているというのは、意外でもあり、何だか哀れな気もしました。格差社会というのは、そこまでシリアスになっているのか、という印象でした。
というような話しを書こうとしたんじゃないんだ。Superflyというユニットがいるんですよ。越智志保さんという女性ボーカリストが中心なんですが、そのデビューアルバム「Superfly」が、オリコンチャートで二週続けて一位だったんですね。
もうテレビなんかでもご覧になっているかもしれませんが、ジャケットのイメージや音ももろに70年代なわけです。当時を知っている人には戸惑うほど。「J-POPマガジン」のミーテイングでも取り上げようという話しも出たんですが、あまりに70年代で、つい引いてしまったんですね。
でも、その70年代が、今の子に新しいんだそうです。反省しましたね。今年最大の教訓になりそうなんですよ。自分の知識で決めつけてはいけない。自分が知っているからといって、それは何の役にも立たない。むしろ、冷静な判断を阻害する。これっす。
「蟹工船」が、新鮮に響くわけですから、70年代ロックもそうなんでしょうねえ、ってうまくつながった(笑)。興味がおありでしたら、一度ジャケットだけでもご覧になってみて下さい。70年代というより60年代後半かな。「1969」という曲もあるんですよ。1969年のことです。
というような話しをしようと思ったのかなあ。Superflyが気になるなあということで良かったのかも知れませんけど。ま、いいや、頭もガンガンしてるし。あ、CHAGEも「NとLの野球帽」という曲で1969年を歌ってましたね。「NとLの野球帽」。西鉄ライオンズですよ。そっちにしましょうか。じゃ、お休みなさい。