もし、探しているものが、すぐに見つかったら、どんなに時間の節約になるんだろう、と思いますね。考えてみたら、一日のうちでかなりの時間を、捜し物に使ってます。これは、人生の捜し物だとか、青春の忘れ物だとか、そんな気の利いたことではなくて、純粋に捜し物です。
純粋な捜し物って何でしょうか、自分で書いておいてなんですが(笑)。不純な捜し物ってあるんでしょうか。ありますね、やっぱり。若い頃、親に内緒で画していたエロ本を必死で探していたりする時は、決して純粋とは言えないでしょうから。不純ですね。
不純異性交遊、何だか響きがなつかしい、って何の話しだ(笑)。不純という言葉が成立したんだから、大元には純粋異性交遊というものもあったことになりますね。だって、今、そんなこと言う人いないでしょう。縁交だとか、何だとか。もはや、不純という概念すらない。
少女受難の時代かな。高校生の女の子は少女じゃないか。でも、受難の時代であることは間違いない気がしますよ。連日、どこかで高校生の女の子が被害にあってる感じですよね。時代がどんどん内向的になって来て、しわ寄せが弱いところに行ってるということなんでしょうね。
まあ、高校生の女の子が弱いかどうかは別にして。やっぱり立場的には弱いですよ。強いって、書こうとしたんですけど、それは、女は強いや、的なシニカルな意味合いが強いかなと思ってブレーキがかかりました。
何の話しをしてるんだっけ。捜し物だ。二時間はかかったな。以前、資料に使った本を探していて、どうにも見つからなくて、押し入れだの棚だのをひっくり返して、余計なものが出てきてしまって、にっちもさっちも行かなくなって、出るのはため息ばかり、という感じでした。
ねえ、にっちもさっちも、って何語ですか、いきなりですけど(笑)。にっちとは何か、さっちとは何か。あっちもこっちも、に近いのかな。でも、”あっち”も”こっち”もそれ自体で単語になってますけど、”にっち”って何だろう。”さっち”は、英語の”SUCH”なわけないね。
にっちさん、さっちさん、という人がいたわけでもないだろうしね。さあ、謎のにっちもさっちもの答えは何でしょうか。みんなで探しましょう、ってそんなもの探している暇があるわけないでしょう、って誰に言ってるんだ、俺は。うーん無内容(笑)。
ま、嫌になるような一日だったということでしょうか。見つかることは見つかりましたけど、その分、また片付けないといけないものも増えてしまいましたとさ。土佐。高知県だ。土佐の高知のはりまや橋で、坊さん、かんざしを買ったそうです。いつの話しでしょう。
坊さんはそのかんざしをどうやって探したんでしょうか、誰かに教えてもらったんでしょうか。あらかじめ、お目当ての彼女に、好きなタイプとか、好きな色とかを聞いていたんでしょうか、だとしたら、相当に俗っぽい坊さんになるんですが、そんな人が歌になって良いんでしょうか。
何の話しをしているのか分かりませんが、きっと、こうやって何かを探して居るんでしょう、っていうほど大げさではありません。あーあ、ぐったりした。さ、寝ましょうか(笑)。来週、取材でロスに行くことになって、一気に緊迫した状況に突入です。捜し物どころじゃありません。
というわけで、今日の曲は、「夢の中へ」だと思うでしょう。ふっふっつ、スピッツの「ルキンフォー」を。じゃ、お休みなさい。