今週の日曜なんですね。結局、今日は昼間で寝てしまいました。一旦起きたんですけど、身体がだるくって、また横になっていたら、午後でした。こんなに何もしないのは久々でした。けど、腰は妙だし、明け方冷えたみたいで鼻はグスグスするし、うっとうしいことこの上ないです。
ちょっと無理すると、すぐにあちこちに出る。仕方ないんでしょうけど、なかなか受け入れがたいものもあります。もうちょっと大丈夫じゃないかとか、それが年寄りの冷や水家具センター、なんでしょうけど。何だ、それは。でも、あの家具やさんは、最近、テレビのCMもあんまり見ませんね、無理がたたったんでしょうか。
SEAMOというヒップホップ系のアーテイストがいるんですけど、彼の「MOTHER」という曲が泣かせるんですよ。タイトル通りに母の日狙い、まさに狙い澄ましたような曲なんですけど、実感がこもっているんですね。きっと、親に迷惑かけたんだろうなあというのが分かるだけにリアルです。
で、思い立ってカミサンとホームセンターに行って、両方の母親に花を贈ったりして。若いことは母の日があること自体忘れていたというか、それがどうした、的な生意気な息子でしたからね。ギリギリの罪滅ぼしというんでしょうか。子供の日に続いて、母の日も、であります。
去年、すぎもとまさとさんの「吾亦紅」が、団塊の世代の母親に対しての懺悔の歌というんで話題になってましたけど、SEAMOの「MOTHER」は、ヒップホップ世代の、そういう歌という感じですよ。彼はまだ33才かな。間に合った世代の歌、でしょう。
彼も以前はシーモネーターという名前でかなり際どいことをやってましたからね。やはりヒップホップの人気者、KREVAが紅白に出たとき「親孝行をしようと思った」と言ってたことを思い出しました。でも、総じて今の若者は、優しいです。
僕らの時は違いましたからね。寺山修司さんじゃないですけど、「家出のすすめ」でしたし、「母を殺せ」でしたからね。もちろん「内なる母」ということですけど。最近は本当に殺してしまいますからね。想像力の欠如なんだろうと思います。
ま、そんな時期を過ぎて、やっと間に合った、という感じがちょっとしてます。みなさんも是非。送ってしまうのは良いですよ、面と向かって渡すのは何とも照れくさいですし。何だかそのための一日になってしまいました。仕事のことは考えない、そんな日でした。
というわけで、曲はSEAMOの「MOTHER」を。でも、かなりあざといんですよ、って水を差してますけど、差し水家具センター(笑)。若い頃だったら、何言ってやんでえ、的な面もあるんですけど、今だから、なんでしょうね。ご興味のある方は是非。じゃ、お休みなさい。