ゴールデンウイークですねえ。僕はパッとしませんけど、再び軟禁原稿状態に入りまして、重い身体と冴えない頭を抱えての三日間であります。と言っても一日目は、ほとんど無為に終わってしまいそうです。無為ね、なかなか難しい言葉ですね。
無為。ムイ。ムイ音楽工房なんて違いますね。怒られそうだな。ユイ音楽工房でした。あの名前は、小室等さんの娘さんの名前と同時に、沖縄に昔から続いている助け合い組織の呼び名でもあるんですよね。何かアクシデントがあった時に、その人を村全体で助けるんですって。
そう言えば、30年くらい前かな。沖縄に取材に行ったときに、畑の真ん中に掘っ立て小屋があって、そこに人が暮らしてたんですね。あの人はどうしたんですか、と聞いたら、訳があって、村に戻ってきた人を、みんなで面倒を見ているんだということでした。それも”結”なんですって。
後期高齢者保険とはずいぶん違いますね、って話しがどこに行くか見えません。そういう話しをしようと思ったんだっけか。話しのついでに書いてしまえば、あの制度の決定的な間違いは、75才以上と限定したことでしょう。一種の隔離政策みたいなもんですからね。
崩れそうになっているとはいえ、一応は、保険の理念というのは相互扶助なんでしょうけど、それにも反しますし。ま、いいや、こういう話しは。ユイ音楽工房からこうなったんですね。無為、ですね。発端は。そう、原稿が進まないということだ。問題は。
ともかく5月中に終えないといけないんですけど、なかなか時間が取れない。身体も重いしって、ボヤいてるなあ。野村監督曰く、ボヤキ男というのは英語でマンブーマンというんだそうです。僕はバンブーマンですけどね。バンブー・オブ・チキンとか言ったりしてね。うーん、空しい(笑)。
でも、嬉しい話しもあったんですよ。「浜田省吾ストーリー・陽のあたる場所」が復刊されます。まだ詳しい話しをするとまずいんでしょうから、これ以上書きませんけど、7月の予定です。これは嬉しいよ。今まで、何度かそういうお願いをしていたんですけど、ようやくです。
これには事情もあったり、あるストーリーもあったりするんですが、それはもうちょっと公になってからね。7月ですよ。「岩谷時子物語」も7月には出てないとまずいんですけどね。それには、無為じゃ困るわけですよ。有為音楽工房にしないと、ってうまい!(笑)。
みゆきさんの「ファイト!」がかかってます。ライブ音源です。6月11日に出るライブアルバム「歌旅・コンサートツアー2007」の試聴盤。今週の日曜日の「MIND OF MUSIC」で二時間大特集です。こういう仕事は楽しいんだけど、原稿の時間がない..。困ったもんです。
というわけで、明日も、軟禁。こつまなんきん、ってなんだっけ。そんな小説がありましたよね。色っぽい話しじゃなかったでしたっけ。全然、色っぽくない僕です。無色と無職の違いを考えてみようって意味が分かりません(笑)。世の中は汚職です。
7月、楽しみです。今年の夏は色々ありそうだなあ。というわけで、みゆきさんだ。「ファイト!」。戦う君のことを戦わない奴らが笑うわけです。今日もどこかで笑っている奴がいるわけです。ファイト、ゴールデンウイークは始まったばっかりです。じゃ、お休みなさい。