いやあ、昨日は参りました。原稿が終わらない。結局、3時ですからね。今日は「J-POPマガジン」で僕にすれば早い方ですし。しかも、原稿に手間取った分だけ神経が立ってしまって寝られない。動悸、冷や汗、頭痛という例の三点セットですよ。
横になっても落ち着かなくて、目を閉じても眠れない。結局、うとうとしたのは明け方でした。どうなるかと思いました。生放送でスタジオにたどり着かないというのは格好悪いなあとか、もし、体調不良で休んだら、年だと言われるだろうなあとか、余計なことを考えてまた寝られない。最悪でした。
そうだ、浜田さんが一時ステージで言ってましたね。若い頃は、風邪でライブをキャンセルしとしても、頑張っているとか前向きに捕らえられることが多かったけれど、最近は、やっぱり年だとか、無理するなとか、後ろ向きにしか言われないというんですね、もうビシビシ分かります。
でもなんとか無事に終わりました。そうなんですよ、何となくヘロヘロ感のある方が、放送は面白いみたい。不思議なもんです。あんまりシリアスにならないからでしょうか。ヘロヘロも度が過ぎると問題でしょうけど。ヘロヘロモヘジとか言ったりして。でも、ヘノヘノモヘジより笑顔感がある気もしますけど、ま、どうでもいいか(笑)。
原稿、明日の「MIND OF MUSIC」です。松田聖子特集。ラジオの音楽番組を意識しないで「松田聖子論を展開してよ」という局のエライ人のオファーですからね。りきんだんでしょうね。最初は書き込み過ぎて、収拾がつかなくなって書き直しですよ。
普段、自分の原稿で書き直しなんかしませんけどね。でも、明日は、小島麻子さん一人ですし、台本ですからね。そんなに理屈っぽくても困るし、読めない。かなり悪戦苦闘でした。でも、内容は濃いと思いますよ。聖子さんは案外語られてないことが多いのに驚きました。
あれが芸能界なんでしょうね。ビルボードのダンスチャートに入っていることよりも娘さんとのゴシップの方が扱われる。北京語のアルバムも出してるんですよ。そんなことは殆ど出てこない気がしました。アイドルを超えたアイドルというのはあの人を言うんでしょう。
でも、ほんとに良い曲が多い。作家がすごいですし。ま、そんな話しを書いたわけですが、どんな放送になるでしょうね。来週はスタジオです。中島みゆきさんの初のツアーライブを納めたライブアルバムの特集です。これはすごいですよ。本邦初公開ですから。
で、ゆずだ。横浜アリーナ。今日と来週の「J-POPマガジン」のゲスト。アルバム「WONDERFUL WORLD」のツアーでしたが、大人になっている感じがしましたね。もちろん良い意味でです。ゆずのライブは、ひたむきという言葉がぴったり。かなり鼻に来たところもありました。でも、洋楽好きの人は、ああいう一途さをバカにしたりするんですよねえ。まあ、そういうのは今に始まったことじゃないですけど。
ステージでの”心に聖火は灯りましたか”発言。名言でありました。あ、聖火って、ナチスが始めたんですってね。ベルリンオリンピックの時で国威高揚のためだったそうですけど、同じですね。でも、今回は、距離の長さも史上最大だそうです。胡錦涛政権がナチスをまねたということでしょうか。
聖火ですよ。ほんとに昨日は大変でした。あ、違った、あれは聖子だって、白々しい。ブリッコってか(笑)。松田聖火。全然違いますね。というわけで、昨日今日、長い二日間でした。曲ですね。この曲、泣きそうになるくらいに好きです。聖子さんで「SWEET MERORIES」を。じゃ、お休みなさい。