何だかお分かりですか、この数字。体重とかウエストとか、胸回りとか、そういう数字ではないです。ヒラリー対オバマの得票率でもなければ、ガソリン再値上げに対しての賛成反対でもないです。じゃ、何だっつーのよね。
これ、CDと配信の比率なんですって。今日、信頼出来る関係者から教えてもらった数字なんですね。どっちがCDか。これが重要なんですよ。81ですって。意外でしょう。マスコミで報道されるのは、CDは売れない、もはや配信の時代だ、という声ばかりですから。
でも実体はそうじゃないんですね。やっぱり聞かれているのはCDなんですよ。そして、音楽業界を支えているのもそうです。これ、何だか頼もしい限りですよ。彼が言うには、着うたもダウンロードも、CDというパッケージに導入するあおりに過ぎないというんですが、納得でした。
やっぱりそうでしょう。どんなに配信が広がっても、好きな音楽は形にして置いておきたい、持っていたいということだと思うのですよ。だって、我が家はCDと本以外に何もないに等しいですからね。CDに価値がなかったら、我が家はゴミ置き場でしょう、これは飛躍か。
古い新しいの問題じゃないと思いますよ。それは、音楽そのものに対しての姿勢であり、リスペクトの問題だと思うのです。CDがあってジャケットがあって、大切に側に置いておきたい。それが好きな音楽に対しての気持ちでしょう。
だからと言ってはなんですが、配信限定シングルとかいうのは好きじゃないです。ジャーナリズムは、CDが売れないばかりじゃなくて、もっと音楽を育てる、作品を語る、アーテイストを語る方向になって欲しいですよね。と、なかなか良い話しが聞けました。
ラジオでもそうなんですよ。テレビはもうずっと前からそうなってますけど、「音楽は数字が取れない」というのがいつのまにか定説になってきてます。違うと思うんですよね。それは音楽が非力なのではなくて、音楽の扱い方に問題があるんだと思います。
あ、これは前に書いたかな。いいじゃん、何度書いたって。”音楽の復権”、あるいは”音楽番組の復権”が、今年のテーマになりそうです。ということで、今日やらなければいけない原稿はやりましたし、ま、良いかという感じです。
明日は、X-JAPANのTOSHIのインタビュー。なんと午前中!早いっす。「J-POPマガジン」のゆずの次のゲストです。どんな話しになるんでしょうね。というわけで、今日はこの辺ですね。曲は、X-JAPANかな。気持ちの準備もあるしね。「ENDLESS RAIN」かな。じゃ、お休みなさい。