昨日は無事に終わりました。無事に、というのは妙な言い方だな。何事もなければ良いのか、ということになるわけですからね。何かあった方が面白い、という仕事なわけですし、無事じゃつまらない、とも言えるわけですって、自分で書いておいて何を言ってるんだ(笑)。
ま、無事の方が良いっすよ、ってどっちなんだ(笑)。ねえ、放送事故があったり、途中で気分が悪くなったり、失言問題で、非難ごうごうにはなったりしなかったわけですから、無事に終わったわけです。楽しかったですよ。実に。ものすごく。めちゃくちゃに。感動的に。泣きたくなるほど。このくらいか(笑)。
だって、思い出のある曲を30曲も続けて、そこに約45年分の自分の歴史も重ね合わせて話すわけですから。貴子さんとの呼吸も良かったんですけどね。自分でも、こんなに色んなことをやってきたんだって思い出しましたし。こんなことしてくれる機会はもうないでしょうね。
中でも言ったんですけど、追悼番組でもやってくれませんよ。70年代の半ばに何をしていて、その時こんな曲がかかっていてとか事細かに聞いてくれるわけですから。まあ、リスナーにとっては、何、それ、だったかもしれませんが。いいじゃん、最終回なんだし。
でも、終わってから考えたんですよ。ミュージシャンでも、自分の曲だけでそんなに何十年もつづれない人の方が多いでしょうし。僕は、自分では何もしてないし作ってないのに、人が作った曲だけで、自分史がつづれる。これはずるいと言えばずるいし、幸運と言えば、ものすごく幸運ですよ。
3時間半の間、ほんとに色々思い出しました。このまま死んでしまうんじゃないかというくらい(笑)。でも、深夜放送はやっぱり良いです。また帰りたいですよ。「真夜中に還ろう」。そんな歌はないかな。「真夜中にランナウイ」は中村あゆみさんでしたけど。
40才の誕生日にニューヨークであゆみちゃんのレコーデイングがあって、そのスタジオがジョンレノンの最後のアルバム「ダブルファンタジー」を録ったところで、一緒に仕事をしたエンジニアが「ダブルファンタジー」のアシスタントエンジニアで、僕が座って彼にインタビューしていた椅子が、ジョンが殺される一時間前まで座っていた椅子だった、という話しをした時には、ちょっぴりこみ上げそうになりました。
音楽にまつわる思い出だけは、ミュージシャンに負けないかもしれません。そんなこと競ってもしょうがないですけど(笑)。でも、ほんとにまたやりたいです。みなさん、ありがとうございました。4月からは日曜日午前9時半から二時間です。
というわけで、明日は「J-POPマガジン」。宇多田ヒカルさんですよ。面白いインタビューだと思いますよ。忌憚がない。率直。多分、テレビなんかでは絶対に聞けない話でしょう。明日は前半です。後半はもっと迫ってますからそちらの方も。
で、明日はXーJAPANの東京ドーム。今日はどうだったのかな。ほんとに三日間もやれるんでしょうか。今日の曲ですね。あゆみちゃんか。「真夜中にランナウエイ」を。彼女の二十歳の誕生日だった新宿厚生年金は良かったなあ。ステージに座り込んで大泣きする姿にもらい泣きしました。じゃ、お休みなさい。