映画続きの話しです。昨日、時間が来てしまって書き忘れてました。「NO COUNTRY」の原題が「NO COUNTRY FOR OLD MAN」だったという話しは書きましたけど、同じ「OLD MAN」でも、全然違う映画がありますよ。この話をしなきゃ、という感じです。
日本題もかたかなで「ラブリーオールドメン」だったと思います。「愛すべき老人達」ということになるでしょうか。「2」も出てますね。好きなんですよねえ。この2本。どんな老人達かと言いますと、ジャック・レモンとウオルター・マッソーという性格俳優の極地のような二人組なんです。
昔、60年代に「おかしな二人」という映画で組んだコンビですけど、それが90年代になって復活したわけです。隣同士の幼なじみで二人とも独身老人。顔をつきあわせては喧嘩してるんですけど、結構仲が良い。しかも、しょっちゅう女性を取り合っているという、妙な仲なんですね。
ジャックレモンはスマートな二枚目でウオルターマッソーは、意地悪好きないたずらジジイ、二人の憎まれ口が何とも言えないセンスのあるユーモアが溢れているんですよ。いい年して女の取り合いするなよという感じもあるんですけど、そこだけは万年青年、という二人であります。
ま、コメデイということになりますけど、泣けるんですよ。笑って泣けるという最近の映画にはない作風です。ジャックレモンという人がそうでしたけど、そこにウオルターマッソーの悪役ぶりも加わってます。こういう日本映画はないでしょうね。
たまたま飛行機の中でやっていて、あんまり面白くて、帰りの機内も含めて4回見てしまいました。「1」はDVDも持ってます。ああいう老人になったら楽しいだろうなと思えますよ。ああいう友達もなかなかいないでしょうけど。
ジャックレモンは死んでしまいましたから、もうシリーズはないわけですけどね。日本ではあんまり当たらなかったみたいですが。機会があれば是非。CGで街が吹っ飛んだり、地球が終わったりするようなのが好きな人にはお勧めできませんけど。
NO COUNTRY、NO HOME、と言われるよりもLOVELYなOLDMANでいたいですけどね、はかない願望でしょうが(笑)。そうそう、しばらく履いてなかったタイツを今日は履いてます。はかない夜はまだ早い、という寒い夜です。何のこっちゃ。
というわけで、OLDMAN、寝ます。”年老いた男が川面を見つめて、時の流れを知る日”は、もう来てます。拓郎さんで「マークⅡ」を。じゃ、お休みなさい。