そうなんですよねえ。むつかしい。台本や筋書きがあるわけなじゃいですからね。こちらがきちんと筋道を立てて聞き出さないといけないわけですけど。それがうまくゆかないこともあるわけですよ、って、土曜日とかなり違うね(笑)。
あ、昨日は一回書いたんですけど、どうも書きすぎたかなと思って削除してしまいました。誰のことか分かってしまいそうだったんですよ。その時はアルコールも入ってたんで勢いで書いてしまいましたが、後で読み直して、そうしました。
で、今日はアジカン、アジアン・カンフー・ジェネレーションのインタビュー収録だったんですけど、それが、何とも心残りという感じになってしまいました。もちろん、彼らは誠実な4人ですし、真摯に応えてくれましたし、編集名人の今野デイレクターですから、番組上は何も問題ないんでしょうけどね。でも、そういうことじゃないですから。
そういう時があるんですよ。こちらが動揺してしまう時が。最初に何かを掛け違えて、それが取り返しがつかないまま進行してしまった時のぎこちなさ、みたいなものかな。それが何だったかは自分では分かっているんですけどね。
アジカンは4年ぶりでした。二年前の前作のアルバムの時は、時間が折り合わないで、機会かありませんでした。その4年は大きかったですね。明らかに当時とは違いましたし。見ているものも飲み込んでいるものも違う。発散しているものも違いました。
アルバム「ワールド ワールド ワールド」は力作です。鋼のようで、それでいてしなやかな音の重奏感、硬質な日本語の語感。理科系的な詩情というんでしょうか。しかも、世界と対峙したような真っ直ぐな視線は、手応え十分です。
で、そういうアルバムの良さや彼らの志の高さをうまく引き出せたかというと、イマイチに思えるわけです。帰ってからも、ああじゃなかったなあとか、これを聞くべきだったなあとか、ウジウジ考えてしまってます。こういうのはあんまりないです。
ラジオの難しさですね。活字のインタビューは文字で直せますから、多少強引な流れでも行けてしまうんですけど、ラジオは声が出てしまいますからね。直せないし。その良さもありますけど、裏目に出ることもあります。彼らがバラエテイ的なバンドじゃないだけに、こちらがしっかりしなければいけなかったんですけどね。
どっかでまたリベンジしたいですよ。活字で書きたいかな。もし、これが目にとまったら是非、という感じです。あ、何だか気持ちが楽になりました。今週は色々あります。全部こなせるかな。ま、明日は明日の花粉が飛ぶという感じでやります。
というわけで反省ナイトでした。今日の曲です。アジカン。アルバムの先行シングル「転がる岩、君に雨が降る」。タイトル、好きなんですよ。デイランみたいでしょう。じゃ、お休みなさい。