でした。終わり、早すぎだっつーの(笑)。BUMP OF CHICKENのツアー初日が、ZEPP TOKYOでした。今回のアルバム「orbital period」は良いです。彼らのアルバムは、毎回、成長著しいんですけど、今回は、その度合いがめざましいです。
バンドも良いですけど、やっぱり曲が良いです。フジ君の作家性も存分に発揮されてますし。こんなに流行ものと一線を画しつつ、誠実に音楽をやっていて、なおかつ、ヒューマニテイに充ちた寓話的なロックを聞かせてくれるバンドは他にいません。
童話のようなロックというんでしょうか。人間の見方も一面的ではなくて、繊細。それでいて人の痛みに敏感。ミスチルの「HOME」とは違う意味で泣けますね。で、今日がツアーの初日でした。色んな点で初日らしいライブでしたけど、ツアーが素晴らしいものになることは確信出来ました。月曜日は帯広に見に行きます。
今週の「J-POPマガジン」はBUMPの後編なんですが、インタビューの時に、若干構えて「藤原さん」と呼んでしまったんですね。あんまりナアナアに思われるのがいやだったし、今回のアルバムの中身に敬意を表したつもりだったんですけど、妙によそよそしくなってしまったみたいで、裏目でした(笑)。
女性インタビュアーがよく、「何とかくんて、こうなんだよね」的な口調で話しているのが嫌でそうしたんですが。逆に「緊張してたみたいだ」とか言われてしまいました。ま、普通にやるのが良いんだねという教訓になりました。でも、話しの中身は面白いと思いますよ。
というわけで、終わってから「B・PASS」編集長と食事をして音楽雑誌談義に熱中しすぎて、終電ギリギリ。東京駅の階段を走って飛び込みました。しかも、降りるときに携帯を落としたと思って、片付けようとしている駅員さんに、事情を話して探してもらったりして、家に戻ってみたら、カバンのサイドバックに引っかかってました。駅員さん、ごめんなさい。
つまり、結構、酔いもあるわけでして、フーフー言ってます。これでおしまいです。曲はBUMPです。「花の名」。きれいな曲です。逢いたい人と待っている人。これがツアーです。じゃ、お休みなさい。明日は、伝説のバンド、FLOWER TRAVELLIN’ BAND再結成の「総決起集会」!すごいでしょう。一気に70年代初期にフラッシュバックしそうです。改めてお休みなさい。