という言い方が当たっているかどうか分かりませんが。ものぐさなんで、色んなものを捨てなかったりするんですよね。保存しているとか、とっておいた、とかではなくて、捨てなかった、ということの結果が残っていた、というだけなんですけど。でも、それが幸いしそうです。
何の話しか見えてませんよね(笑)。今週の土曜日、NHKBSで「フォークロック大全集」という3時間半の生番組があります。リクエスト中心のかなり大がかりな番組なんですが、それに少しだけ出るんですよ。ほんの少しですけど(笑)。その時代はどうだった、みたいな話しをするだけなんですけどね。
で、番組のスタッフから、当時のお宝、みたいなものはないですか、と聞かれて、ハタと困ってしまったわけです。僕はコレクターじゃありませんし、何かをわざわざ集めるという趣味もないんですよ。人様に自慢出来るものなんてないよなあ、と押し入れをゴソゴソしてたら、昔のシングル盤がごそっと出てきたわけです。
捨ててなかったというだけなんですけどね。パラパラッと見ただけでRCの「トランジスタラジオ」とか佐野元春の「アンジェリーナ」とか、長渕剛の「順子」とか、拓郎さんの「旅の宿」とかプロぷりのデビューシングルとか、あったんですね。
その話しをしたら、番組スタッフが、今、買いに行かせようと思ってた、と色めき立って、明後日、探しに来てくれるということになりました。ファンシーケース何箱かにゴチャゴチャになっているだけですけど、探すと楽しそうですよ。というようなことをやってると、原稿が進まない(笑)。
そんなわけで、今日も短縮バージョンです。「煙突のある街」、そうか、小山卓治が歌ってたんですね。そう言えば、聞いたような気も、と思ったんですけど、資料にマーシーのソロ、とあったんで、そこで終わってしまいました。「ひまわり」でしたか。
今、小山卓治のホームページに行ってみました。元気でやってるんですね。「Stories」というベストアルバムは聴いてました。あれは良いアルバムだったなあ。「ひまわり」は「下から二番目の男」が入っていたアルバムでしたね。忘れてたんですね。ちょっぴり心が痛いです。
僕は「PASSING」が好きでした。「PASSING BELL」は名作ですよね。彼が教えてくれたあの曲のモチーフになった「帰郷」という映画をその後見て泣きました。名画座のようなシンガー&ソングライターですよね。ずっと居て欲しい人ですよ。機会があれば見に行きたいですけど。
12月30日のライブはソウルドアウトになってましたね。おめでとうです。お互いの軌道が違ってしまったということなんでしょうね。でも、”頑張ってね光線”は送りたいです。小山卓治青年館は強烈に覚えてるな。二階の後ろで尾崎が踊ってたっけ。彼は「フィルムガール」が大好きだったんですよ。
85年8月の日比谷の「アトミックカフェ」で尾崎がPAから飛び降りて骨折した次の日が、尾崎・小山・吉川晃司の三人のジョイントライブで、吉川と小山と二人でやったんですよねえ。ちょっと泣きそうな話しですね。やめましょう(笑)。
ということで、押し入れを探せば彼のシングル盤も出てくるかも知れません。いつになるか分かりませんが。あ、番組スタッフにやってもらおう(笑)。今日の曲です。小山卓治さん、尾崎の好きだった「フィルムガール」を。じゃ、お休みなさい。