という歌がありました。尾崎くんのデビューアルバム「17才の地図」の一曲目でした。ここから始まったという曲でもあります。昨日は尾崎豊42回目の誕生日でした。昨日気がついたんですよ。「モザイクナイト」の番組前に選曲をしていて、そう言えばと思ったんですね。
ストリートライブにつきあっているときには忘れてました。そういう意味で言えば、千葉駅の夕方の雑踏が思い出せてくれたのかも知れません。そうだよなあ、街の風景だよなあという感じでしょうか。ああいう感覚も久々でした。
雑踏って、その中の一人として動いていると、慌ただしいだけなんですけど、その流れの中から抜けると言いますか、それに対して客観的になって見ると、不思議な光景でもありますね。昨日は、そういう時間でした。
尾崎くんがニューヨークに行っている時に、一緒に向こうで飲んだりしたことがあったんですが、その時に、そういう話しをしていたのを思い出したんですよね。彼は、マンハッタンという街を、ストリートミュージシャンがやるように、道ばたに座って見ていたわけです。
超高層ビルを下から見上げた時に見える物。慌ただしい人混みを、そこに加わらずにしゃがみこんでやり過ごすときに感じること。都会だからこそ感じる孤独感とでも言えば良いんでしょうか。ストリートで歌っている人達は、そういう目で街を見ているんだなあ、と思ったんですよ。
そんな時もあったんですよね。新宿の駅前が、まだグリーンハウスとか呼ばれて、緑地帯のようになっている頃ですね。一晩中そこで夜明かしして星を見ていたこともありましたし。”フーテン”とか言う言葉が生まれた頃です。大昔ですが。
グリーンハウスと言ってもご存じないでしょうね。いつの話しだ、という感じでしょう。ま、いいや。これも昨日、話しながら思ったんですが、東京は以前よりも管理された街になっているなあという感じですね。80年代頃も今のようじゃなかったですから。
だって、ホコテンがありましたし。今、あそこではバンド演奏はもちろん出来ませんし、歌えません。一世風靡セピアみたいな大所帯のパフォーマンス集団も街頭でやっていたんですからね。新宿もそうですよ。
ニューヨークにせよパリにせよ、行政が寛大なんでしょう。地下鉄の構内やホームでストリートミュージシャンがやってますし。うまいんですよ。ライセンスもあるようですし。東京は大道芸人に、そういう資格を出しているようですけど、音楽にこそやるべきでしょう。自由に歌うことのどこがいけないんでしょうね。
だって、東京駅の京葉線ホームは遠いですよ。大人の男性の足でも10分はかかります。あんなに遠いのに、音楽の一つもない。駅コンとか言って、時々、やってはいるようですけど、官製の毒にも薬にもならないきれい事は何も生まない気がします。
何もしないで、ボーッと人混みを見ている、そんな時間が恋しくなったりしました。「Fool in the City」と言いますか「Fool in the Crowd」と言いますか。郊外に行くよりも気晴らしになるかもしれません。たちどまって見ること、時には必要です。
というわけで昨日は42才の尾崎豊にHappy Birthdayでした。明日から12月ですよ。また聞こえてくるジョンの声、とSIONが歌ってました。彼の誕生日は僕と一日違いでした。彼も、そうやって道ばたでうずくまりながら街の風景見ていた一人です。彼の「12月」という曲を。
明日は「J-POPマガジン」。ウルフルズのトータス松本さんの前編。終わってスキマスイッチのスーパーアリーナです。合間を縫っての原稿をどのくらい書けるかが問題です。12月です。みなさんも、体調に気をつけて2007年のラストスパートを。ね、空しい前に1コピー(笑)。じゃ、お休みなさい。