余韻ですよ。これが良いんですって、いきなり(笑)。良いコンサートを見た後は帰るのが勿体なくなりますよね。そんな感じでした。東京最終公演でゲストが多くて関係者も大変そうだったので、一人で渋谷の街で軽く飲んで食事をしてました。
と言ってもそんな大げさなところではなくて、時々行く、うどん屋さんがあるんですよ。井の頭線の駅の横にある京風うどん屋さん。細かいかな(笑)。そんなに気取ってなくてそれでいて街のおそばやさんみたいでもないし、いわゆる”おばんざい”という食べ物も結構あって、というお店で、一人でも飲める感じです。
何だかお店紹介みたいですけど(笑)。一人で一時間半くらいぐだぐだしてました。両隣はNHKホール帰りみたいで、彼らの話を聞きながら、ふんふん、という感じで飲んでましたよ。他人の話を肴にするというのは我ながらどうかと思いますけど(笑)。
でも、適度な距離感で、何とく親近感もあったりして、良いもんですよ。向こうもカップルだったんで、そんな一人で飲んでいるオヤジなんか目もくれないという、その感じもまた良かったですけど。ま、じんわり酒と言いましょうか。余韻酒ですよ。
まあ、ずっと軟禁生活、みたいな感じだったせいもあるんでしょうか。と言ってもたった三日か。一週間くらい家にいたような気がしますけど。コンサート会場の空気が嬉しかったですね。もちろん、あの空気感は浜田省吾ライブならではなんですけどね。
彼のライブにゆくとホッとするというんでしょうか。ずっとここに居たくなるという感覚に捕らわれるんですね。客席との信頼感なのかなあ。それを受け止めるステージの確かさなのかな。邪気がないというんでしょうか。音楽って良いよなあと心底思える空間なんですよ。
東京最終公演だからでしょうね。このツアーのテーマ、初恋についてかなり詳しく話してましたね。30周年もありますし。思春期の頃をあんなに話したのは久々でしょう。あらためて30年なんだなあと実感しました。
でも、彼が30年ということは、デビューコンサートを見ている僕も30年なわけで、そういう個人的な感慨もありました。このツアーは、その感慨深さが印象的でしたね。コンサートの間は彼の年齢も忘れてました。音楽は年齢を消してくれますね。その裏には大変な努力もあるんですけどね。
30年という時間も確かに感慨深かったですけど、「J・BOY」から21年ということの方が何だか、ずしんと来たんですよね。そんなに経ったのか、という感覚は30年より強かったかも知れません。「J・BOYツアー」の様子が一瞬出ましたからね。
書きたいことは色々ありますよ、当然(笑)。最近、音楽雑誌も元気ないですし、彼のことを書く場がないのが残念でたまりません。自分で探さないからいけないのかな。どこでも良いから一杯書きたい、これは、本音です。
ということで、余韻はこの辺で。雨が降ってきましたよ。明日は、原稿。これで一段落するんですよ。じゃ、今日の曲を。「ON THE ROAD」を。もう、この年になったら、約束された場所なんかないんでしょうけどね。じゃ、お休みなさい。