昔の歌謡曲みたいな感じがしませんか。石原裕次郎の映画で「憎いあんちきしょう」というものすごいタイトルの映画がありましたけどね。あんちきしょうなんて、今は死語じゃないでしょうか。学校で使ったら怒られますよ。そうだ、岩谷時子さんが詞を書いた堀内孝雄さん、べーやんの曲に「あいつが死んだ晩」という歌がありましたね。
トミーが帰ってこないという話しを書こうと思ったんですけど、さあ、この話しはどこに行くんでしょう、自分でも分かりません(笑)。その曲は親友が死んだお通夜の夜を歌った曲なんですけど、アルバムタイトルにもなってました。内容がシリアスで、当時のアリスのファンには大人っぽすぎたんでしょうね、それほどの成功は収めませんでした。
で、トミーだ(笑)。帰らないんですよ。30分くらいウロウロしていて、いい加減帰ろうとしたんですが、くるりときびすを返す、というのかな、尻尾を返すというのかな、反対方向に行ってしまうわけです。サッカーのデイフェンスの選手みたいに回り込んだりするんですけど、駄目で、こっちが根気負けして、先に戻ってしまったんですね。
多分、もうすぐピーピー鳴いて、戻ってくると思うんですが。ただ、近所に猫が多いんで、若干心配ではありますけど、まあ、玄関も開いてますし、大丈夫でしょう。アイツというのはトミーのことです(笑)。
久々、のんびりした日曜日だったんですが、pcは駄目でしたね。ショップの人は、多分、マザーボードというところがいかれているんだろうと言ってましたけど。その場合はハードデイスクに入っているデータは助かるかもしれない、でも、ハードデイスクが壊れていたら、諦めてくださいということでした。明日、連絡が来るんですが、どうなるかなあ。
マザーボードと言われても分かりませんから、祈るしかない(笑)。pcのことで神頼みをしても時代錯誤としか言いようがないでしょうね。もしデータが消えたら、「文芸ポスト」とか、「岩谷時子さん」とか、連載ものや長いものは消えてしまうことになるんですね、ってどこか他人事ですけど。
どんな仕事でもそうでしょうけど、うまく行かないことも多いですよね。4月いっぱいで終わった「毎日新聞」の「岩谷時子・愛の名曲物語」という連載も、当初は単行本化する予定だったんですが、先方の社内事情でなくなりましたし。思うように行きません。そんなにつまらない連載だとは思ってませんけど、景気悪いですからね、とおとなしく納得してしまって良いのか(笑)。
それにしてもトミーのヤツ、どうしたんでしょうか。そろそろ45分が経とうというのに帰ってきません。全くもう、であります。ちょっと様子を見てきますね。その間はロスタイムということですね、ハイ。
6分経過(笑)。駄目でした。近所の家の床下に逃げ込んでしまいます。全くもう、ですね。昼間一日寝てたからな、アイツ。満を持して出て行ったというわけで、そんなに簡単に帰れますか、というところなんでしょう。仕方ないんで、風呂にでも入りましょうか。
というわけで一見のんびりした中に、若干の徒労感が漂う一日でありましたって、自分で解説してどうする、という感じですけど(笑)。今日の曲ですね。「帰り道は遠かった」という歌がありましたね。チャコとヘルスエンジェルスじゃない、チコとビーグルスだ。どっかの家の床下に潜んでいるアイツに送りましょう。じゃ、お休みなさい。