さつきばれ、です。さっきはれ、ではないです。殺気腫れ、でもないです。もちろんごがつばれ、でもないです。五月場所は大相撲ですけど。あれは”さつき場所”と言うんでしょうか。ひっかかれて出来るのはみみず腫れ、で、これは何の関係もないです(笑)。
でも、良い天気でしたね。NACK5は大宮にあるんですが、埼京線の線路はほとんどが高架なんで晴れている時の見晴らしの良さは、何とも言えない爽快感があります。何とも言えない、と言っておきながら、爽快とちゃんと言葉にしているじゃないかというような突っ込みはこの際はお控え下さい(笑)。
何とも言えない、というのは、そこではなくて、爽快という言葉の形容が難しいということですから。と、自分で書いていながら、何だ、このごちゃごちゃとしたこうるささは(笑)。ともあれ、気持ちの良い天気でした、最初からそう言えばすっきりするのにね(笑)。一年で一番気持ちの良い季節が今じゃないでしょうか。
風と光、でしょうね。空が真っ青で緑が輝いて見える。空気が透明に感じる。風が吹き抜けているのが分かる気がする。昨日、今日と、ともかく気持ちの良い日でした。電車は家族連れで混雑してましたけど、いつも人でごった返している場所が、案外がらがらだったりもしてましたね。
でも、五月病というのがあるんですからね。あれは、あんまり天気が良すぎるからでもあるんでしょうね。新しく入った学校や新編成のクラスでそういう感じになるのは、自分が置かれた環境と、窓の外や街の空気の爽快さとのアンバランスなんでしょう。
大学に入った時に、そういう感じになったことがありましたね。もう遙か昔ですけど(笑)。あれは何だったんだろうな。僕は東京の高校生で、まあ、何の変哲もない普通の高校生活を送っていたわけですが、大学には地方からも沢山来ていて、中には、もうとっくに大人、というヤツもいて、そういう連中とのギャップだったような気もします。あんまり覚えてないや、って、ミスチルだ(笑)。
そう、フランスの大統領選挙が明日ですよね。サルコジという右派の候補とロワイヤルという左派の女性候補が大激突しているんですよね。でも、サルコジっていうのも日本語の響きだと妙ですよね。猿小路というと貴族みたい、じゃないか。プロゴルファー猿みたいだね(笑)。綾小路きみまろという人もいましたね。あの人の方が猿みたいだ、というとまずいか(笑)。
何の話しをしようとしていたんだっけ。あ、そうだ。五月ですよ。どこかの討論会で、パリ五月革命をどう評価するかという議論になっていたようです。猿小路さんは「五月革命がフランスを駄目にした」と否定的で、ロワイヤルさんは、あれがあったから今のフランスがある、と肯定してました。
五月革命というのは、1968年にパリの学生街、カルチェラタンで起こった学生運動ですね。五木寛之さんが、その時を舞台にして名青春小説を書いてました。今頃になって、議論の対象になるのが日本と違うところかもしれません。でも、選挙はどうなるんでしょうか。フランスの5月は燃えている、という感じですね。
でも、明日は、天気が悪いそうですよ。折角の連休も雨の締めくくりということになります。春雨じゃ、濡れてゆこう、というようた程度じゃなさそうですから、気取って雨の中を歩いて、お風邪など引かないようにしてください(笑)。
そんなわけで、今日の一曲。GLAYの「メイフェア」かな。五月の光が伝わってくるような曲です。あ、Xのhideさんがなくなったのが5月でしたね。5月2日か。あの時は、GLAYの「pure soul」ツアーの最中でした。そうですよ。先日書いた氷室さんのプラハ取材の時に、訃報を聞いたんだ。あれから10年目になりますね。時の経つのは早いものです。じゃ、おやすみなさい。