朝は風が冷たいかなと思ったんですけど、やっぱり生ぬるいですね。このまま暖かくなると、そろそろ鍋物シーズンが終わりということなんでしょうね。帰りに食材を買って帰ったんですけど、鍋の出汁とか、スープの類いがめっきり減っていることに気づきました。
もちろんその店だけなのかもしれないですけど、以前は、棚一杯にそういう商品が並んでいたわけで、意図的に減らしているんだろうなという感じでした。色んなものがありましたよ。塩ちゃんこのタレとか、豆乳鍋一式とか、もちろん寄せ鍋なんかも海鮮と肉物と韓国式とか。
あれだけで一ヶ月分くらいあったでしょうね。実際、冬場に家でする食事は毎晩鍋というようなこともありましたから。今日も、名残の水炊きという感じでした。妙な話になってますが(笑)。たまには、こういう生活臭があるのもね。だって、普通に生活してるんですから。
そうだ、水炊きに入れるのは白菜ですか、キャベツですか。最近、キャベツなんですよ。理由は水っぽくならないということと、時間が経っても煮くずれしない。更に、タレの味と鶏の脂分がしみこんでよりおいしくなる、ということなんですが。
白菜派という方も多いんでしょうね。以前は、ウチもそうだったんですが、何かの旅番組かなにかを見て切り替えました。キャベツは良いですよ。うどんにもキャベツを入れたりしてますから。大昔、森繁久弥さんが、キャベジンのCMをやってましたけど、それは関係ないっすね。
鍋を突きながら歌番組を見る。ま、これが日常かな。今日の「ミュージックステーション」は、なかなか良い顔ぶれでしたし。「J-POPマガジン」とも結構、かぶるんですよ、ゆずは4月の最初のゲストですしね。4年前の一回目のゲストが彼らで、今年は4周年、5年目突入ゲストです。
日常。Mr.Childrenの新作アルバム「HOME」のテーマがそれです。と言って、もちろん鍋物は出てきませんし、料理番組みたいなアルバムじゃないですが(笑)。何気ない日常を送れることの愛おしさ、そんなアルバムです。世の中が尋常じゃなくなると、そのことが一番のメッセージになったりします。
浜田省吾さんが、80年代に「愛の世代の前に」や「プロミストランド」を作っている頃でしたね。反核や環境問題を扱ったロックを書いていた頃です。もし、本当に、それが現実になったら、僕はラブソングしか書かないだろうね、と言っていたことがありました。
「HOME」にも、そんな精神的な強さを感じます。明日の「J-POPマガジン」は、ミスチルの後編。そんな話が出ます。ロックと日常・非日常。その中に15周年という話しも登場します。なかなかラジオでは聴けない話しだと思いますよ。お楽しみに。
そうだ、博多の水炊きはキャベツだと聞いたことがありましたけど、どうなんでしょう。とこだわってますが(笑)。というわけで、今日最後の曲です。鍋の歌、そんなものないか(笑)。ゆずの新曲を。さっきテレビでやってましたね。路上時代の曲だそうです。「春風」。じゃ、お休みなさい。