昨日、なかなか寝付けなかったんですよ。布団の中で昼間のインタビューをぼんやりと思い出していてだんだん目がさえてくるという感じでした。何となく冷や汗が出てくる感じというのかな。無事に終わりました、とか書いたのにね。
そういうインタビューが時々あります。うまく引き出せてたかなとか、ああすれば良かったなとか、あそこで何であの話しをしてしまったんだろうとか。反省モードが段々深くなっていって後悔モードになってくるというか。昨日の夜はそういう感じになりましたね。
インタビューという行為に注ぐ精神的な重みが、彼らの方が上回っていたということかもしれません。真剣に向き合った時に、気押されていたということなのかなとも思います。逆にもっと軽く考えた方が良いときもありますし。インタビューはむつかしいです。
台本とか流れを作っておくというやり方もあるんでしょうけど、そういうことはしないんですよ。まあ、聞きたいことは色々ありますから一応のとっかかりとか、切り口は考えてゆきますが、後は出たとこ勝負となります。流れで進んでゆきますからね。
でも、やっぱり、あのアルバム「HOME」に、僕が圧倒されていたということでしょうね。話しの綾で、泣いたということも言ってしまいましたし。こちらの思い入れが強すぎるとインタビューがぎこちなくなるという例になった気もしてます。
ミスチルは、「J-POPマガジン」のゲストにも登場してくれるんですが、今度はもう少しうまく話しが進められると思います。あんなに良いアルバムなのに。うまく伝えられないとしたら、僕等の怠慢ということになりますよ。
今日は、MISIAのインタビュー。「J-POPマガジン」の来週と再来週です。うまく聞き出せたなと思うんですが、是非、オンエアを聞いてみてください。ライブ・アーテイストとしての彼女の姿を切り取れたんじゃないでしょうか。
話しが変わりますが、昼間、赤坂の老舗のおそば屋さんに入ったんですけど、途中で、いかにも怖そうな黒いスーツの4,5人の集団が入ってきたんですよ。しかも、中には席に座らずに立ったままの人もいたりして。お店の外にも二人、見張りがいるんですよ。
クルマは当然、目隠しをしたような黒いベンツ!昨日のニュースをご覧になった方も多いでしょうが、例の発砲抗争の余波でしょう。一帯の空気が変わりましたよ。店を出て、見張りのお兄さんと目があった時は思わず、後ずさりをしてしまいました。腕っ節ゼロだしね(笑)。
東京戦争とか言うんですってね。すごいな。まあ、あれだけ再開発と新興成金が集中している一帯ですから、利権がらみの裏の抗争が起きるのも必然かもしれませんが。表の抗争は政治でしょうけどね。表も裏も、グチャグチャ。まるで戦後の闇市状態になっているのかもしれません。戦後なのか戦前なのか分かりませんけど。
というわけで今日最後の曲です。何だろうな。東京戦争とは意味が違いますけど、東京事変という人達がいました。いまもいますけど(笑)。彼らの曲を。「修羅場」という曲がありました。これにバンバンという発砲音と加えるとサザンになります。「シュラバでバンバン」。全然違うわ、じゃ、お休みなさい。