という発言がありました。誰かというと、楽天の田中投手。”マー君”というんですよね。彼が、取材の時に、そういう場面が流れてました。質問はと言うと、野村監督が、「松坂二世」と言ったということにどう思うか、ということだったんですが、しばらく考えていた彼がそう言ってました。
良い意味で今日一番笑った言葉ですね。もちろん好意的にです。拍手したい感じでした。マスコミは「松坂二世」というのは最大の褒め言葉だとおもって使っているわけですけど、本人は、「俺は俺」というはっきりした意識があったということでしょう。
そのくらいの気概がないと面白くないですよ、プロは。「ありがとうございました」とか「光栄です」じゃ、あまりにも当たり前な感じですよね。彼は良いですよ。もちろん早稲田の斉藤投手も良いですけど。二人とも頑張ることが見ていて楽しいですけど。
「どろろ」を見ました。面白かったなあ。日本のCGもここまで来たかという感じもありました。ストーリーは手塚治虫ですからつまらないわけないでしょう。ギリシャ悲劇のような父と子の愛憎ドラマは見事ですよ。引き込まれるように、息を呑んでみてしまいました。
今週のチャートでミスチルの「フェイク」が一位になって、明日の「J-POPマガジン」で、あの曲をかけるということもあり、月曜日に彼らの取材もあるんで見に行ったという事情もあったんですが、主題歌とは別に純粋に映画として傑作でした。
あれは海外で当たるでしょうね。60年代で言えば、パゾリーニ監督が描くようなテーマであると同時に「スターウオーズ」や「ヴァンヘルシング」にも負けないCG撮影とアクション。それでいて無国籍風時代劇ですからね。いやあ、面白かった。柴咲コウと妻夫木ナニガシも良いんですよ。
明日、「幸福な食卓」を見ようと思ってます。夜はGLAYの埼玉スーパーアリーナですから、「J-POPマガジン」が終わってその合間に、ということになるでしょうか。なかなか忙しい日になりそうですって、遊んでいるようなもんですけど(笑)。
明日の「J-POPマガジン」は、GLAYのTAKUROさん。アルバム「LOVE IS BEATIFUL」についてたっぷりとしゃべってくれます。でも、そうですよ。例えばGLAYがデビューした時に「BOO/WY二世」と言っても喜ばなかったでしょう。「俺たちはGLAYです」と言ってと思います。”マー君”に、そんな資質を感じました。
さて、ということで今日もおしまいです。何の曲だろうな。「フェイク」は、この間やったし。「幸福な食卓」にはミスチルの「くるみ」が使われてます。どんな風に流れるのでしょうか。じゃ、最後に「くるみ」を。結構外は寒そうです。トミーが足下で「行こう」と鳴いてます。お休みなさい。