またしてもほろ酔いです。連日の新年会。今頃ですが(笑)。まあ集まって飲めるなら名目は何でも良いですよ、といういい加減な業界ではありますけどね。一年中お正月みたいなもんかもしれません。
で、今日は下北でした。久々にゆきました。去年、「つま恋」に向けた取材で山田パンダさんのインタビューを下北でやったんですが、それ以来だからもう半年ぶりですね。でも、下北で夜にお酒を飲むのは思い出せないくらいに久々でした。
相変わらずの賑わいでした。あのごった煮感があの街の魅力ではありますけど、変わりませんでした。大昔、70年代の初めに住んでいたことがあるんですよ。二年くらいだったかな。あの頃よりも更に賑わうようになってますね。
でも、世田谷の再開発とか、色んな計画があるんんですよね。駅前の飲食店を全部地下にして、大きな道路を通すとか、かなり壮大な計画のようです。果たして、それがあの街の魅力を生かすことになるのか疑問ですけど。
まあ、行政というのは、効率とか安全とかが全てで、街の個性とか魅力とかは関係ないんでしょう。地震などの災害の時に被害を少なくするとか、そういうことで頭がいっぱいなんでしょう。それも分かりますけど、住んでいる人の意見はどうなんでしょうか。
下町の良さと山の手の上品さを兼ね備えた街は貴重です。古着屋があれだけある街も少ないでしょうし。ライブハウスの多さは言うまでもありません。バンドのメッカですしね。ああいう文化性を一掃するというのはやっぱり勿体ないというか、理不尽な気がします。そういう意味では吉祥寺と下北沢は別格と思っているんですが、どうでしょうか。
そうだ、この数日間で読んだ「1985年の奇跡」という小説は吉祥寺が舞台でしたよ。三多摩で一番弱い野球部が主人公です。背景は1985年で当然ながら僕等の時とは違いますけど、そういうグラフィテイ性もありました。
「文芸ポスト」で連載していた「小説・吉田拓郎」を単行本にするという話しがあって、連載したものを読み直しているということもあるんでしょうが、かなり面白かったです。小説家はさすがだなあという感じもありました。自分の書いた物には若干自信喪失気味です(笑)。
そう、間違いも多いですしね。「地球音楽ライブラリー」に関してはFM東京のホームページにお詫びと訂正がでるようです。色々ご指摘ありがとうございました。反省も多いし、気が滅入ることもたくさんあります。何とか、気を取り直して頑張りますが。
というわけで今日最後の曲です。何にしようかな。下北沢ですよ。去年、フミヤ君が歌ってましたね。その曲を。「下北以上、原宿未満」を。じゃ、お休みなさい。
と書いて5分経ってます。これは”編集”を使って訂正してます。いちいちそんなこと言う必要もないでしょうけど(笑)。でも、ほら、ライブですから時間は重要です。一旦電源を切ってから再起動です。曲を変えますね。大昔、下北沢のロフトで友部正人を見たのを思い出しました。
曲はそっちですね。「街は裸で座りこんでいる」という曲を。確か「一本道」のB面でした。これで気が済みそうです。じゃ、改めてお休みなさい。