こういうこともあるんだなあ、という例を。今朝、5時にBAYFMの放送が終わって、みんなで余韻を残したままニュースを見ていたら、Aというホテルチェーンの社長が記者会見をしてました。何でも、耐震偽装があったということでその謝罪会見でした。
実は、昨日の夜に泊まったのが幕張のそのAホテルだったんですよ。今までは違うホテルだったんですけど、今回は、スタッフから連絡で「新しいホテルにしました」という連絡がありました。それがAホテルでした。最新、出来たてだったんですよ。
もちろん支払いは自分で、なんですけど、幕張で仕事をしている人が言うんだから、そっちの方が良いだろうと思って、そこにしたんですけど、何だか、妙だなと思うとこもあったりしてたんですね。例えば、シテイホテルなのに、温泉大浴場とリゾートスパがあったり、50階建てというやたらとノッポなビルだったり。
それでいて、中の設備にはビジネスホテルみたいなチープさがあったりして、しかも料金は高いという、ヘエという感じだったわけです。一見高級そうだけど、どっか不釣り合いというか、どっか抜けているというか。それで、何だろな、このホテルと思ったりした矢先でした。
そういうことが結構あるんですよ。年末に、拓郎さんのツアーの制作をしている会社に用事があって行った時のことですが、ちょうどクリスマスイブでした。こんな日に手ぶらで行くのもなんだよなと思ってケーキを持っていたんです。
そう思いついたのが電車の中だったんで、降りた駅で、ケーキ屋さんを探したんですけど、たまたまあったのが不二家なんですよ。へえ、不二家なんてまだあるんだ、と思って、ペコちゃんのケーキを買いました。不二家のケーキを買った記憶なんていつ以来だろうという感じでした。
そうしたら、しばらくして、今、騒がれている賞味期限切れの素材を使っていたといニュースですよ。あの時も「あら、不二家だ」という感じでちょっとビックリしたということがありました。Aホテルのことはそれと同じような感じだったんですよ。
だからどうということじゃないです。妙な能力だとか、予知だとかそういう話しじゃないです。こういうことが続くんだなあという程度ですが。いきなり、リアルになるニュースもあるんだなあ、という話しでした。でも、超高層ホテルで耐震疑惑ですよ。ちょっと怖かったですね。
さ、明日は「J-POPマガジン」です。ゲストはRADWIMPSの後編。前にも書きましたけど、ボーカルで詞も曲も書いている野田洋次郎という青年は相当な才能の持ち主です。そればかりでなく非常に優しい心根の持ち主でもあるんで、その辺を感じていただければと思います。
明日、どんな出来事が身に降りかかるか分からないですよ。、ということ今日最後の曲は、何だろうな。一昨日発売になったミスチルの新曲「フェイク」が、含蓄があります。フェイク。偽り、偽物。耐震データの偽装で成り立っているホテル。まさにフェイクの城かもしれません。じゃ、「フェイク」を最後に。お休みなさい。明日の放送で。