ご無沙汰してしまいました。何も更新してないのに覗きに来ていただいて申し訳なかったです。何だかこれだけ空くと、学校を長期休暇していて行きにくくなったしまったのに似てますね。でも、退学するというほどじゃないんで大丈夫。再開です。
何から書こうかな。そう、やっぱり一週間の不在についてですね。別に隠していても仕方ないですし、ハワイでした。と書くと、どういう反応なんでしょう。今更珍しい場所じゃないですし、「あっそう」で終わるんでしょうけど、中には、「いい気なもんだよ」とシラッとされる方もいらっしゃるんだろうなと思ったりしてました。
ハワイに対してはやっぱり「芸能人の行く場所」というイメージもあるでしょうしね。でも、それだけは違いますと断言します。確かに年末年始の芸能ニュースはハワイの芸能人というネタで埋まりますが、だからと言ってハワイがそういう場所だというのは誤解です。
芸能人や業界の人達ですらそこまで惹きつける魅力的な島、ということなんだと思いますよ。だって、向こうに行ってしまえば、芸能人がいようがいまいが関係ないですし。あの島の自然はそんな下世話なことを飲み込んでしまうくらいに懐が深いです。
そう、懐が深い。ゆったりとした時間と、空気。乾いた風と透明な光。ブルーの海と木々の緑、そして、空の輝き。住んでいる人達の穏やかな笑顔。元々、アメリカ西海岸のリタイアした人達のリゾートでもあったわけですから、お年寄りや身体の不自由な人に対してのホスピタリテイは、隅々まで行き渡っています。
ハワイが若者の島というイメージになってしまったのは日本の観光ビジネスのせいだと思いますね。だって、ワイキキにいても観光バスの寄るところとか、DUTY FREE SHOPに行かないと日本人がそんなにいると思えなかったりします。そういう楽しみしかしないのは勿体ないですけどね。
そういう意味では沖縄に似てますよ。お年寄りに対してのリスペクトとか、島中に音楽が溢れているとか、自分たちの歴史や文化に対しての愛情とか。自然と生活の一体感とか。ハワイアンと沖縄の島唄というのも似ている感じがしました。
それでいてホノルルは都会ですしね。ずっとワイキキにいたんですが、夜明けに街中を歩いていて、マンハッタンにいるような気分になったりしました。もちろん、椰子の木が生えていたりというのは違いますが、ワイキキも高層ビルは多いですから。マンハッタンに珊瑚礁があると言えば良いでしょうか。
海にもプールにも入らなかったんですが、ボーッと水平線を見ているだけでも、公園で木を見ているだけでも、十分にリラックス出来るんです。成田に着いてまず感じたのは、みんなせかせかしてるなあということでした。ギスギスしている感じ。ハワイにはそれがないです。
もう、20年以上前ですけど、ホノルルマラソンを走ったことがありました。その時の詳しいことは省きますけど、あのマラソンはボランテイアに支えられてます。で、沿道の住民が、苦しそうなランナーに向かって「スマイル!」と声をかけるんですよ。「頑張れ!」じゃないですよ。「スマイル!」。良い言葉だなあと思いましたね。
あーハワイ話はきりがない(笑)。そんなわけで時間が過ぎました。また書きますね。今日最後の曲です。エルビスの「アロハオエ」。高校生の時に一番多く見た映画がエルビスの「ブルーハワイ」でした。”ハワイ憧れ歴”は長いんです(笑)。じゃ、お休みなさい。