というバンドがいます。90年にデビューした福岡出身のバンドです。さっき、吉祥寺のスターパインカフェというライブハウスで見てきたところです。ボーカルの山口洋さんのソロという形でしたが。
詳しく書こうと思ったんですが、時間がない(笑)。実は、土曜日から来週の金曜日まで留守にするんで、今日と明日はかなりやることが残ってます。ま、いなくなるのは仕事ではないんですけどね。数字は違いますけどカミサンも僕も大台にのって、去年はむちゃくちゃに忙しかったりということもあり、区切りの旅行でもしようということなんですが。
残念ながら、GLAYの横浜アリーナの時はいないわけです。でも、こっちの方が先に決まっていたんだからしょうがないわけで。これで旅行をキャンセルしたりしたら、またバツがついてしまうわけです(笑)。
でHEAT WAVEに関しては、「信濃毎日新聞」の毎週金曜日の連載コラムで書いてるんですよ。明日掲載かな。これを、載せてみようかなと思ってるんですが。大丈夫ですよね。著作権は本人にあるわけだし。お金を取っている訳じゃないし。
HEAT WAVEの今回のアルバム「land of music」についてです。「信濃毎日新聞」の明日掲載分原稿です。もちろん僕のです。こんな感じです。
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CDが売れないという近年の状況は、レコード会社にとってだけではなくバンドやアーテイストにとっても死活問題になる。一般的な企業もそうであるように新しい才能を育てる余裕はなくなり、採算の取れない人達は契約を打ち切られたりという厳しい扱いを受けることになるからだ。
とは言え、レコード会社の契約の有無と彼らの音楽の情熱は比例しない。今月24日に三年ぶりのアルバム「land of music」を発売するHEAT WAVE(ヒートウエーブ)もそんなバンドの一つだ。
福岡出身のリーダーでありソングライターの山口洋が高校生の時に結成。90年にメジャーデビュー。チャートに入るようなヒット曲はないものの、硬派な質感と詩情を併せ持った地に足の着いたロックバンドとしてミュージシャンの間でのシンパも多く、詩人としての評価も高かった。95年の阪神大震災の時に関西出身のバンド、ソウルフラワーユニオンと共作した「満月の夕(ゆうべ)」は、知る人ぞ知る名曲として歌われている。
ただ、メジャーなレコード会社とは99年で契約が切れ、前作「LONG WAY FOR NOTHING」も自主レーベルからのリリースだった。
新作アルバムは、それを更に進めた形となっている。マネージャーもなしで単身、全国を弾き語りライブで回る中でオーデイエンスから”予約”として賛同金を募り、それを制作資金に作られたものだ。その数1711件。関東地方の729件を筆頭に全国に広がっている。中部北陸地方は207件だ。
決して多いとは言えないが、それだけの確かな聞き手がいればアルバムは作れる。演奏するミュージシャンの中には、彼らに共感する矢井田瞳も加わっている。
音楽をやることの意味や喜びや今を生きているという実感。どんなに挫けても歩き続けようとする誇らしげな意志。アルバムに溢れているそんな力強い確かさは、聞き手との信頼があってこそだろう。
聞き手を”枚数”という数字でしか捕らえないのがメジャーなビジネスだとしたら、その対極にある方法論。混迷の時代の一つのヒントと言えないだろうか。
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そんなわけで、今日はこの辺で。曲は、HEAT WAVEで、92年の曲です。「明日のために靴を履こう」という曲を。じゃ、お休みなさい。