というわけで軽井沢でした。pcは持ってゆかなかったんで昨日はお休みです。だって、防寒着をしこたま持ってゆきましたから、pcどころではなかったです。雪でしたよ。昨日はそうでもなかったんですけど、今日は、粉雪が舞い上がる本格的な吹雪でした。寒かったです。
新年会の食事は楽しかったですよ。シーズンオフ、と思っていた軽井沢プリンスホテルは何と満室。スキー場のロッジと見間違うばかりの人の群れでした。それでもレストランはゆったりでしたし、山小屋のようなコテッジは他の人に邪魔されずに懇談できるというなかなかの環境でした。雪見懇談会という感じでした。
僕は、そんなに遅くまでやってませんでしたけど、みんなは3時近くまでしゃべっていたんじゃないかな。それぞれが自分の部屋みたいになっているんで、眠い人から三々五々消えるという、合理的な飲み会でした。唯一の何を言えば、ちょっとベッドが小さめで、僕には窮屈で、それだけが玉に傷でした。
でも、アウトレットはすごかったですね。あんなに大きなアウトレットが出来ていたんですね。さすがスキー場が近いだけあって、スポーツ用品、アウトドアファッションの充実ぶりは見事です。ちょうど良かったんで、持っていなかったダウンのロングコートを買ってしまいました。
それでも今日は寒かったですからね。体の芯まで冷え込むという感じで、案の定。風邪っぽいです。鼻水は止まらないし、身体がほてったようで、今日も早く寝ます。ほんとは実家に行くことになっていたんですが。姉から「風邪っぽいなら、家にいたら」という一声で家にいました。
まあ、年寄りなんで、風邪をひいている人からはT遠ざけるという配慮なんで、止むを得ませんけど。そうだ。家で一人で食事をしながら見ていたテレビでオードリ・ヘプバーンのドキュメントをやっていたんですが、それに感動しました。BS朝日でした。
ヘプバーンって戦争中、ナチスの目を逃れて暮らしていたんですね。それでいてオヤジさんは熱狂的なヒトラー信者で、家族を棄てているという境遇だった。番組は、彼女と「アンネの日記」を書いた、同じ年のアンネフランクと重ね合わせて描いていました。それが晩年のユニセフの活動に繋がっているという構成。良かったんですよ。
そういうことはもうみんなが知っている事なのかも知りませんけど、僕は、殆ど初めて知ったことだったんで、見入ってしまいました。亡くなったのが63ということも妙にリアルでした。60代というのはそういう年代でもあるのかもしれません。でも、ああいうまともな番組もあるんですね、民放でも(笑)。
何だか年が明けてから、湿っぽいというか、病気臭い話しばっかりですね。また今日も風邪だとかなんとか言ってるわけですから。しっかりしないとね。明日からは本格的に仕事をする、はず、です(笑)。でも、まあ、レギュラーの原稿は二本ありますから。
というわけで、軽井沢でした。早いんだ、NACK5のある大宮から新幹線で39分!ビックリしました。味気ないといえばほんとに味気ない。だって、高校生の頃、横川・軽井沢間のアプト式の線路を友達と歩いたことがあるんですよ。隔世の感どころじゃなかったです。軽井沢、拓郎さんの最初の結婚式も軽井沢でしたね。大昔な感じです。
さて、今日、最後の曲です。そう、コメントにもありましたけど、歯医者さん一家の殺人事件で、僕も陽水さんを思い出しました。吹雪、吹雪、「氷の世界」です。軽井沢にも大きな長野リンゴを売ってましたよ。リンゴ売りは来なかったですけど。じゃ、お休みなさい。