と書いておきながら、こんなこと言うのは何ですけど、最近、この言葉が素直に言えないんですよ、何を言い出すんだ(笑)。そんなに大げさなことではないんですけど、どっかひっかかるんですね。若い子のように”メリクリ”とか、軽く言えない。それは何だろうということを書こうかと思ってます。
そう言えば、高松で見た浜田省吾氏も「オヤジは浄土真宗」って冗談めかして言ってましたけど、それもあるかもしれません。僕も3年前にオヤジが死んで、檀家だとか喪主とかを経験して、家の宗派、みたいなことを初めて実感しましたから。日本はキリスト教国じゃないんだな、という感じかな。
イラク戦争もあるのかもしれません。というよりブッシュ政権が掲げるキリスト教的政策に対しての違和感というんでしょうか。世界にはキリスト教と対立する宗教もあって、キリスト教イコール平和というんでもないな、と気づいてしまったと言うか。今年「ダビンチコード」にはまっていた知人も似たようなことを言ってましたけどね。
そうやって考えるとクリスマス休戦というのは良い言葉ですよね。例えアラーの神でも日本武尊でも良いんで、この日だけは武器を置く平和の日、という考え方。それこそクリスマスの普遍性なのかもしれません。そういう意味を込めてのメリークリスマスですとか言って、理屈っぽいなあ(笑)。
あ、一晩ゆっくり寝たら、体調は回復です。一日家にいると時間が沢山ある感じで、得した気分です。でも、普段やらない片付けをしていたら、腰が痛いですけど。風邪ひいただの、腰が痛いだの、ほんとに厄介なオヤジですね(笑)。
そうだ、もう一つ、年寄りの小言を。テレビの「Happy Xmas Show」という番組を見ていたら、大切なもみの木を切り倒して、ライトアップされたツリーを作るという設定でした。ああやって倒した木は二度と元には戻らないのに、ライトアップがそんなに大切なのか引っかかってしまいました。ほんとに小難しくてすみません(笑)。流れていた音楽は素敵でした。クリスマス音楽はやっぱり素敵です。
というわけで今日最後の曲。こういうクリスマスソングは良いですよね。佐野元春さん、「クリスマスタイム・イン・ブルー」。じゃ、お休みなさい。メリークリスマス。幸せな夜でありますように。