という歌謡曲がありましたね。歌っていたのは誰だったかなあ。そうだ、愛田健二というムード歌謡の人でしたね。妙にこぶしが聞いていて甘ったるい声で、ホステル殺しとか言われてました、と、そんなことを書こうと思ったんではないです(笑)。
”京都の夜”と”夜の京都”。似ているようで違いますね。”京都の夜”というと、その人自身の過ごし方を意味し、”夜の京都”というと、もっと一般的と言いますか、案内的な要素が入ると言いますか、ま、歓楽飲食の類が見えると言いますか、怪しげな雰囲気が加わって来るような気がしませんか、しませんね、はい、この話しは終わりです(笑)。
昨日は失礼しました。打ち上げを終えてホテルに戻ったのが2時半くらいでしょうか。それから忘れていた原稿を一本書いたら、もう4時でした。参りましたね。明日の毎日新聞の原稿なんですけど、京都に向かう新幹線の中に電話がかかってきて、僕が忘れていることが判明、やむなくそうなった次第です。全く忘れてたんですよね、と強調しちゃいけませんけど(笑)。
京都はGLAYでした。今日、拓郎さんが広島なんですよ。手帳には京都ー広島になっていたんですけど、そんなこんなで急遽、東京に戻った次第です。拓郎さんのツアーは大阪の7日の最終に行ってSEOバンドの聞き納めをしようと思ってます。やっぱり原稿を優先しないといけないですからね、何度も書いてますが、ジレンマです。レポートを書いたりするライブに行かないといけないということになると自ずと時間の制約が生じてしまうんですよ。
京都のGLAYは素晴らしかったです。ツアーの身体になっているというのかな、そうなった時に蓄積された経験や技術が存分に発揮されて、若い頃を遙かに凌ぐクオリテイに到達するという、そんな素晴らしいライブでした。もちろん、昨日は特別なこともあったんですけどね。それは、僕が書くわけには行かないんで、メンバーサイトに行ってみてください。特別な夜でした。
でも、京都の街は、混んでましたねえ。紅葉シーズンですよ。幸い、ホテルは前日の深夜にネットで取れました。そういう方がギリギリのキャンセル分が取れるみたいで、賢明というか、ラッキーでした。新幹線のホームから見える駅前のホテルだったんで便利でした。まあ、普通のホテルでしたけど。
タクシーの運ちゃんが嘆いてましたね。観光バスばっかりで交通は麻痺するし、お寺は拝観料を値上げしておいて、税金も払わないし、観光客は土産物屋にしかお金を落とさないし、街の暮らしには何の良いこともないって。難しいところだなあと思いますね。だからと言って、京都からお寺関係を除いたら何にもなくなるでしょうし。屈折した街でもあるなと思います。
紅葉のピークと言っても、駅に着いたら真っ暗で、そのまま会館に入って、酔っぱらって真夜中にホテルに戻って、眠い目をこすりながらそのまま新幹線で戻ったわけですから、紅葉なんてどこにあったの?という感じでした(笑)。でも、良いんです、”紅葉”なんてどうでも良いくらいにもっと素晴らしく”高揚”した瞬間を体験しましたからね、はい、お後がよろしいようで(笑)。今日最後の曲です。もちろん「ANSWER」でしょう。じゃ、お休みなさい!明日は胃カメラです。