お気づきの方も多いでしょうけど、今日は、注目CDが集中して発売になった日なんですよ。例えばアルバムだと中島みゆきさんの「ララバイSINGER」を筆頭に、というところがこだわってるでしょ(笑)。今井美樹さんの「Milestone」、THE ALFEEの「ONE~Venusof Rock」、そして、ケミストリーの「ALL THE BEST」、ポルノグラフィテイの「m-CABI」、ゴスペラーズの「Be as one」、そして、矢井田瞳さんの「IT'S A NEW DAY」と並んでます。この順は、「J-POPマガジン」のゲスト優先ですけどね。
シングルもそうなんですよ。タイトルは省略しますけど、BUMP OF CHICEKNや宇多田ヒカルさん、スキマスイッチ、PUFFY、EXILE&倖田來未という具合です。集中しましたねえ。CDショップの店頭の場所取りは大変でしょうね。
CDが売れないと言われてますけど、やっぱりこうして力作や注目の新作が並ぶと華やぎますよね。そうだ、この間のコメントにもありましたけど、ビートルズの新作(!)もあるんですよ。明日、買いに行かなければ。邦楽はいわゆるサンプル盤というのが手に入りますけど、洋楽は自分で買います(当たり前だ)。
どういう順になるんでしょうね。もちろん順位が作品の善し悪しを測る全てではないですけど、やっぱり、ポップスは旬の音楽ですから、どのくらい売れているかというのは気になります。世の中の動向でもありますしね。まあ、ケミストリーが一位になるんでしょうけど。ベスト盤ですからね。
そう、この「ベスト盤ですからね」というニュアンスでその人の音楽体験が分かるんですよね。70年代にはベスト盤は、あんまり評価されなかったですからね。ベストが出るとレコード会社の移籍か、新作が出来ないスランプか、あるいは「終わった」人、という目で見られたりしました。それは隔世の感があります。今は、ベスト盤第一ですからね。
音楽の聞かれ方もあるんでしょうけどね。アルバム全体を聞く、というより一曲ごとに聞くという感じかな。ベスト盤はそんなニーズにもあってるんでしょうし。でも、僕は、「ベスト盤だからな」という方ですけど。やっぱりアナログ世代ですから(笑)。
でも、何で、こんなに集中するのかな。CDの発売日に水曜日が多いのは、オリコンの集計に合わせているという説がありましたけど、そうでもないみたいですね。何ででしょう、と業界の人間が聞くことじゃないか(笑)。とは言ってもチャートに関心が集まるのは良いことだと思います。団塊の世代イコール懐メロ、みたいな風潮は嫌いですよ。
そう、THE ALFEEの高見沢氏が言ってました。「俺たちは70年代のバンドだ」って。でも、新作に渾身のエネルギーを注ぎ込むわけですからね。というような話しは今週と来週の「J-POPマガジン」で是非(笑)。
というわけで来週のチャートを楽しみにしつつ最後の曲を。高見沢さんの次のゲストはスキマスイッチですから、「アカツキの詩」を。じゃ、お休みなさい。