また病気かよ、と突っ込みを入れたくなりますが(笑)。何だか、耳が鳴るんですよ。腕が鳴るのは勇ましいし、お腹が鳴るのは健康ですけど、耳ですからね、みみっちい(笑)。昨日あたりから、朝起きると、キーンともビューンともつかない金属音が耳の中で響いてるんですよ。起きたときは何事かと思ってしまいました。
しばらくすると気にはならなくなるんですけど、やっぱり鳴ってるんですね。今も、こめかみあたりでキーンという音がしてます。耳鳴りと言って良いのか分かりませんけど、元々難聴気味ですし、真冬でも虫を飼っているみたいな状態ですから、その延長だとは思うんですけど。あんまり気持ちの良いものじゃないです。
昔、裕次郎か赤木圭一郎の出た映画でありましたね、「耳鳴りが聞こえる港町」、違いますね、「海鳴りが聞こえる港町」だ、失礼しました(笑)。まあ、耳は職業病でしょう、とミュージシャンでもないのに(笑)。
台風なんですね。秋雨だとか悠長に言っている場合じゃなかったですね。「つま恋」の事後原稿をぽつぽつと書いてます。昨日は毎日新聞で、今日は朝日新聞の静岡版というヤツに書きました。「毎日」は一昨日書いたんですが、何となくしっくりこなくて昨日の朝、一気に直しました。あんまり二度書きとかしない方なんですけど、やっぱり思い入れが違うみたいです、と他人事のようですけど、自分のことです。
爆笑問題のテレビを見ました。太田総理がどうしたこうしたという番組でした。「ミュージックステーション」がやってなかったんで偶然、何気なく見たんですが、面白かったなあ。太田光はエライ。彼は好きですね。「憲法9条」を、あんな風に自分の言葉で本気で話しているタレントを初めて見た感じです。タレントと呼んでは失礼かな。
彼も言ってましたし、田原総一郎さんも言ってましたが、あの戦争はみんなが求めたという指摘は、その通りだと思いました。昔、村上龍さんも、みんなあの戦争に興奮したんだよ、と言ってたことがありましたけど。戦争にはそういう側面もあるということを踏まえないと、正論の空回りになるんだと思います。
田原さんとは大昔、一緒に番組をやらせてもらったことがあるんですよ。70年代の初めでした。12チャンネルの「ドキュメンタリー青春」という番組でしたけど、構成スタッフで入っていたことがありました。ドキュメンタリーについての考え方が違うなと思って、途中で離れてしまいました。今思えば、反発はしつつも、やっぱり教えられたことはありましたからね。元気そうで何よりです。
さて、明日は「J-POPマガジン」。浅井健一さんのインタビューの後編。普段は寡黙なアーテイストの肉声をお聞き下さい。某ロック雑誌の編集者を殴ったという正義感の持ち主でもあります。もちろん、そういう空気ではありません。フレンドリーな中にも緊張感があるというインタビューです。
というわけで今日最後の曲です。GLAYの「Children in The War」。誠実な曲です。あ、そうだ、浅井健一さんの今回のソロのファーストアルバム「JOHNY HELL」の中に「原爆とミルクシェイク」という曲がありました。そっちかな。ホワイトハウスを黒く塗れ、と歌ってます。じゃ、お休みなさい。