あーあ書いてしまった。さっきニュースを見ながら、げんなりしていて、どうでもいいやと思ってたんですが、ふっと魔が差してしまったんでしょうね。じゃ、辞めればいいじゃん、違うテーマで書き直せば、ということなんでしょうけど、開けた時の第一印象主義なんですよ。書いてしまったんだからしょうがないです。
あの3人がこの後の日本の総理大臣になるんですよね。世も末だなあ。横柄そうなべらんめえと、真面目なだけの官僚と、やたら勇ましいボンボンと、どれにするんだと言われてもね。あんな政治家しかいないんでしょうね。こんなに世界中に難題が山積しているのに、ほんとにああいう人たちで良いのかと思うと愕然とします。
ニュースを見てから見た「ミュージックステーション」にホッとしました。やっぱりこういう世界の方がいいや。軽薄でも軟弱でもいい。楽しそうな方に行きたい。これが現実逃避なんだとしたら、ずっと逃げっぱなしでいたいですよ。
でも、あの人たちが言っていることを聞いてると、もう、確実に今の日本は昭和の頃の僕らの日本じゃないですね。戦前の日本には近いかもしれませんけど。悲しいくらいに時代は変わったんだなと思います。
政治も含めて、世の中の流れって、大きな河のようなものですから、ある方向に流れ出してしまったら、止められないでしょうし。きっとこのまま行くんでしょう、その先に何があるか、なんて考えてないのかもしれません。
日本は安楽死を望んでいるとどこかの海外のジャーナリストが書いているのを読んだことがありましたけど、そうなんでしょうね。病気で言えば、「あなたは重病です」と言ってくれるお医者さんを毛嫌いして、「大丈夫」と気休めを言う人にしか見てもらわない患者ということでしょうか。
何だか思うようにならないことが多いなあ。原稿を送ったら「言い忘れましたけど、一問一答のインタビュー形式だったんですよ」という電話があって、切れました。だったら、こんなに考えて書かないし、最初に言いなさいよ、という感じでした。書き直しはしません。
みんな自分の思いこみでしか動いてないのかな。僕も思いこみは激しい方ですけど、周りや相手にはそれなりに気を使いますけどね。無神経なことも多いですし。と、そういうことが気になるのは年のせいなのかもしれませんね。
気のあった人としか仕事をしたくないという人が周りに増えているのも分かる気がしますよ。もう新しい人間関係なんか要らないって。まあ、それが良いとは思わないですけど。コミュニケーションの行き違いって、相手だけの問題じゃないですからね。
そうコミュニケーションですよ。相手がいやがることを散々やっておいて、こちらとしては仲良くするつもりだ、怒る向こうが悪いという身勝手な論理が正義だという時代なんですからね。ぎくしゃくするわけですよ。あーあ、平和的に生きたいですよね。
そんなわけで明日の放送です。全然脈絡ないですね。東横線にあるのは白楽ですけど(笑)。温泉は極楽か。政治家は堕落、これは決まったかな(笑)。明日のゲストはスガシカオさんの後編。アルバム「PARADE」は青春文学のようなアルバムです。
スガシカオと大江健三郎。良いテーマでしょ。小田和正と夏目漱石というのもあるんですよ。やっぱり音楽のことを考えているのは楽しいや。今日、最後の曲。スガシカオさん「19才」。”大嫌いな僕、19才”、という表現が何ともリアルです。じゃ、ちょっと早いですけどお休みなさい。