昨日は失礼しました。飲み過ぎでした(笑)。何でだろう、博多というのはそういう街なんでしょうかね。まあ、街のせいにしてはいけないでしょうけど。久しぶりに3時過ぎまで飲んでました。ホテルに戻ったのは4時近かったでしょうか。バッタリでした。
土曜日は何とか間に合ったんですよ。大宮13時15分という新幹線でした。14時30分という飛行機には間に合わずに、15時という便で、福岡に着いたのが15時40分。バスは出た後だったんですが、タクシーで飯塚に着いたのが開演15分前。バッチリでした。福岡は東京よりタクシー代が安いんでビックリでした。
嘉穂劇場は良かったですね。歌舞伎座みたいな作りで、座敷だし、花道もあったりして、かぶりつきもありました。かぐや姫には似合ってましたね。山田パンダさんが赤いちゃんちゃんこを着せられてました。
泊まりが福岡だったんですよ。打ち上げもあったりして、二次会に行ったりしてその時間でした。でも、結局、今日は、「つま恋」のブックレットの締め切りなど諸々があったりして、ホテルの時間を延長して仕事をして帰ってきたという次第で、大分も浜名湖も行けませんでした。
ジレンマですよね。前にも書きましたけど。コンサートが好きでこういう仕事をしてるのに、忙しくなると、コンサートに行けない。でも、そうしないと、経済的には困るわけですからね。うまくやりくりをするしかありません。
それにしても(大げさですけど)博多は食べ物がうまいですね。何気なく出てきた魚が絶品だったります。ゴマサバがうまかったです。知ってますか、新鮮なサバにゴマをあえて食べるんですけど、東京じゃ絶対に食べられません。
サバは足が速いんですよね。つまり鮮度を保つのが大変なんですよ。ですから、しめさばにするんですが、取りたてだと、ゴマサバや刺身のような食べ方が出来ます。関サバとか関アジという名前を聞いたことのある方もいらっしゃるでしょうけどね。
あれは、大分県の佐賀関という海流の早い海で取れるサバやアジを言うんですが、大分や宮崎では、そういう魚の刺身も食べられます。福岡にもそんなお店がありますね。博多に行くと飲み過ぎるのはそんなことも関係しているかもしれません。
博多は縁のある街です。80年代には甲斐バンドの取材でよく行きました。甲斐さんが行きつけだった屋台があって、朝までそこでみんなで飲んだりしてました。朝になってバンドのメンバーと、そこのご夫婦と一緒に屋台を押して帰ったということもありました。
若かったんでしょうね。ホテルは取ってあったのに、荷物を置いただけで、朝、それをピックアップして寝ないでそのまま空港ということもありました。もうそんなこと出来ないでしょう。明け方の長浜ラーメンというのが定番でしたけど、それこそ太り過ぎの原因になりますよね。
さあ、夏休みも終わりです。帰りの飛行機は満席でした。いよいよ9月モードです。でも、羽田に着いたのが6時半だったんですが、もう暗かったですね。日が短くなりました。夏の終わりはこれが一番淋しいですね。乙女座のくせに、夏の終わりはもの悲しくて嫌いです。
さて、今日最後の曲。何だろう、やっぱり福岡に敬意を表して甲斐バンドかな。「ポップコーンをほおばって」。あの青臭い若さが好きでした。”僕らは跳べない鳥じゃなかったはず”。今も、これからも、そう思いたいです。夢の中ではいつも跳べる鳥ですから。じゃ、お休みなさい。