FM COCOLO「J-POP LEGEND CAFE」の6月前半二週です。大滝詠一さんと杉真理さん。5月後半の二週が「NIAGARA TRIANGEL Vol1・50周年盤」の全曲紹介を伊藤銀次さんをゲストにお送りしました。その続編ですね。
50周年だからと言って「Vol.1」だけしか取り上げないというのも杓子定規。「1」があれば「2」もある。しかも去年はYMOを取り上げていた「MUSIC AWARDS JAPAN」のトリビュートコンサートは今年は大滝さんです。
あのコンサートはFM COCOLOが深くかかわっていることもあって僕らも全面協力。僕の番組はI2014年に始まったのですが、大滝さんが2013年になくなったことがきっかけで、そういう人たちのことは残しておかないといけないと始まりました。
最初の特集が大滝さんだったんです。あれから番組も13年目。改めて大滝さんをいろんな角度から紹介しなおそうということで6月も含めて7週間特集します。前半二週のゲストは杉真理さん。言うまでもなく「2」の3人のうちの1人です。
「1」は大滝さん、銀次さん、佐野さんという3人。「2」は大滝さん、杉さん、佐野元春さん。杉さん、1954年生まれ、佐野さん、1956年生まれ。銀次さんと佐野さんがそうだったように少し年が離れていて。音楽的に近しいものがあるという二人です。
ただ、「1」は、銀次さんも達郎さんもソロデビューする前。いわば無名の2人。「2」は82年発売、大滝さんは「ロンバケ」や松田聖子さんの「風立ちぬ」で時代の寵児。杉さんは77年、佐野さんは80年デビュー。新世代のロック・ポップスの騎手として注目の存在。
そういう意味は注目度は段違い。3人がそれぞれ自分の作品とは違う趣をこめている。杉さんの話が当時のエピソードを交えて語ってくれました。大滝さんが二人の個性をどう生かそうとしたか。それぞれの特性をどう見極めていたか。改めて驚くことばかりでした。
杉真理さんは4月29日に7年ぶりのアルバム「MUSIC MAN」を発売しました。二週目はコロナ禍で活動が出来なかった頃に書いた曲を中心にした新曲書き下ろしアルバムの全曲解説。82年当時の彼と2026年の現在地が分かる二週になると思います。
収録は昨日だったんですが、楽しかったです。銀次さんもそうだったんですが、大滝さんの話をする時にほんとに楽しそうで敬意と愛情にあふれている。そんなにメデイアに登場しなかった分、尋常じゃないマニアックなエピソードに事欠かない。
音楽に対する知識の深さやそれを自ら実践する執着力、そして形にする実行力。稀代の音楽ファンでありクリエーター、作家、さらにシンガー。巨人という言葉は彼のためにあるよ思わされる。僕らはまだその一角しか知らないを思い知らされるでしょう。
というわけで、「NIAGARA TRIANGEL Vol.2」から「オリーブの午后」。改めてアルバムを聴いていて、彼の声の涼やかな心地よさを実感しました。風通しのいい声というのはこういう歌を言うんだという一曲です。じゃ、おやすみなさい、