3000本ですよ。先日、4月17日に到達した大記録。しかもその日は高見沢俊彦さんの72回目の誕生日。その前、2999本目となった4月15日は坂崎幸之助さんのやはり72歳の誕生日。みごとなスケジューリングでありました。
会場はともに有明にある東京ガーデンシアター。この前。佐野さんの45周年ライブが行われた会場。8000人という規模は武道館に匹敵する大会場。でも、アリーナクラスが増えている中では見やすさも備えた人気会場ですね。
でも、3000本はすごいですね。本格的なツアーが始まったのは80年代に入ってからですから、年間に換算すると80本くらいにはなるでしょう。バンドですからね。スタッフや器材も含める大所帯、ソロのように身軽に回るというわけにはいかないです。
一昨日もそういう積み重ねを感じさせると同時にそこに甘んじない前向きなエネルギーに溢れるライブでした。3人とも若々しい。特に高見沢さんの溌溂としたパフォーマンスは目を見張りました。両足を揃えて左右にステップしながらギターを弾いて歌うんです。
声も張りがありました。ハイトーンが逞しい。気持ちよさそうに叫んでる。体幹mも喉も鍛えてるんでしょうね。しかもあのコスチュームですからね。それぞれビジュエルの違う3人がリズムに合わせて頭を上下する姿はどうみても72才とは思えない。
ツアーは始まったばかりですから演出には触れませんけど、何が感心したかというと紛れもない新作アルバムのツアーだった。今年の1月にNACK「J-POP TALKIN’」のゲストに出てくれましたけど、去年の年末に出た「君が生きる意味」が中心。
あの番組でも長く続けられるてるのは「新作を待ってくれるファンがいるから」「新曲をやることが生きがい」と言ってました。そういうライブだったんです。キャリアが長くなればなるほど「新曲」がおろそかになってゆく。
バンドやアーテイストの意識というよりファンがそうなってゆくんでしょう。「新曲」が求められなくなる。昔のヒット曲を聴きたがる。彼らはそうじゃないですね。新曲でちゃんと反応する。それがステージに伝わってゆく。
「現役」ということは「表現欲」があるかないかの違いでもあるとしたら、彼らもそれを求めるファンも「現役」でした。もちろん、それだけじゃない彼にしか出来なエンターテインメント要素もふんだんに入っているわけですが。
いずれにせよ3人の仲の良さも含めてこういうバンドは二度と出ないことは間違いない。一昨日も初めて見るという方がかなりいらっしゃいました。何せ72ですからね。今のうちに見ておかないと、ということもです。
というわけで、今までやってなかったことが随所に織り込まれた新作らしい新作のタイトル曲を。「君が生きる意味」。彼らの「生きる意味」が伝わってくる3000本目でした。昨日の「ペニーレーン」の話は次ね。じゃ、お休みなさい。