人生最大は言い過ぎかもしれませんが。かなりの落ち込み。何でこうなったのを受け入れない。昨日までの余りの落差にただただ当惑するばかり。かといって自分の勘違いでこうなったので誰も責めることが出来ない。
ホテルの部屋です。昨日、フロントの人が話してる中でふっと「NO OCEAN VIEW」と言う言葉があって、え、と思ったのですが、僕の英語力はいかんともしがたく、ひょっとしてと嫌な予感がしたのですが、大当たりでありました。
去年の秋に予約した時に部屋を見間違えていた。普段暇な時に食事をしながら予約サイトを見て気分転換することが多いんです。このホテルは今まで二回止まったことがあるんですが、その時に今まで知らなかった部屋が出てたんです。
え、こんな部屋があるんだ、と、これは掘り出し物に出会った。普段は泊まれないような部屋が何かの事情で安く出てるんだと早とちりして、その場で予約してしまったんです。そのサイトは直前までキャンセル料がかりません。
その頃は今年の三月の終わりで仕事も一段落するしゆっくり出来るだろうと、無理だったらキャンセル出来ると思ってたんです。でも、近づくにつれて10年ぶり最後のハワイ、みたいな妙なキャッチフレーズに捕らわれてしまいました。
そうなると妄想が広がるもので、その今まで泊まったことのない部屋で最後を飾る、みたいな思い込みでどんな部屋かのチェックをしないまま直前になってしまいました。でも、予定しスケジュールでは行かれなったんです。
その部屋を取り直そうと思ってももう取れない。何とか取れたのが昨日までの部屋でした。そこは海も見えてフルキッチンもある。前に泊ったことのある部屋でした。そこで二泊して最後を飾る掘り出し物の部屋に移ったわけです。
それがとんでもなかった。海が見えないどころか窓の外は階段。フロアーも客室というより関係者の控室みたいな殺風景な部屋。キッチンも申し訳程度、洗面台もクロゼットも1人用、床にカーペットも敷いてない。ただ単に部屋は広いんです。
フロントの人も何でこっちにしたんだ、という表情。つたないやりとりで僕が写真を見間違えて予約したと分かって気の毒に思って探してくれたのですが、残念ですが満室、ようやく工面してここははどうだと勧めてくれた部屋もベッドが一つしかない。
御厚意は嬉しいですけど、僕はいびきがうるさいんで、それは無理。ということで今日から7泊ここなんです。長いでしょう。最後だろうから長く行こうと思った事が仇になってる。幸い、カミさんが「もう若い時みたいには出来ないといういい教訓だね」と言ってくれてるがせめてもの救いなんですが、自分で受け止められない。
もう40年以上付き合ってて色々旅はしましたが、いわゆる団体ツアーに参加したことがない。自分でホテルも飛行機も決めてきた。それは人と同じでは生きていけないというフリーランスの意地、みたいなものもありました。
彼女も「79才のやることじゃない」からそういうのはもう辞めようと言ってくれるのに余計意地になったり。そんなドタバタの中での予約だったからこんな天と地の違いみたいな旅になってしまった。カミさんの言葉にうなづくしかありませんでした。綱渡りの綱が切れました。
とは言うものの明日から始まる試練の一週間。カミさんも「こういう部屋に泊るのは初めて」と結構面白がってくれてますが、どんな滞在になるのか自分でも想像できません。ということで曲です。先日、新作アルバム「産声」が発売になりました。
時間があるので、新作をこちらでじっくり聴こうと思ってます。Mr.Children「終わりなき旅」を。終わらないまでも転機の旅になることは間違いないです。じゃ、お休みなさい。