昨日の「レーザーターンテーブル・聴き語りLive」、僕の一人しゃべりが2時間強とバカボン鬼塚さんとのコラボレーションが約3時間。計5時間でした。さすがに疲れました(笑)。でも、思いがけない展開になったので予想以上に面白かったです。
僕の一人喋りの方は「吉田拓郎と浜田省吾」。音楽のスタイルや歌ってきたことや生き方などそれぞれの共通点と相違点。1946年生れの拓郎さんと僕、1952年生れの浜田さん。音楽シーンの中の世代の違いや背負ってきたものを16曲で辿ってみました。
「僕の人生のサウンドトラック」ですから、その時、その時の自分にとっての二人の音楽、どんなサウンドトラックだったのか。駆け足でほぼ予定時間でまとまりました。「吉田拓郎と浜田省吾・僕の人生のサウンドトラック」という本が書けそうです。
で、バカボンさん。相当にマニアックでした。彼が10代の時に心酔していた邦楽。彼は洋楽もありますからね。今日は「邦楽に絞った」という言ってましたけど、細野さん、YMO、ユーミン、サザン、達郎さん、佐々木幸男、浜田金吾などの15曲。
レアもの続々。当時市販されなかったものとか、すぐに手に入らなくなってしまったもの、とか限定盤。中古盤マニア。しかもそれを自分の音楽にも応用している。作る人ならではの音楽的な解説、そういう人だったんだの連続でした。
そういう中で一番盛り上がったのが、達郎さんがアマチャア時代に作った「ADD SOME NUSIC TO YOUR DAY」というアルバム。100枚限定の自主製作盤。 選曲のリストをもらった時に、あのアルバムからやるんだと。
僕は72年当時に買ったものを持ってたんでそれを持っていったんです。100枚限定ですからね、ひょっとして同じものだったら奇跡的だなと思ったのですが、彼は80年代に入ってからの再発盤でした。何と、その両方を聴き比べたんです。
あんなことをしたのは達郎さん以外にいないんじゃないでしょうか。でも、100枚しか作らなかったアルバムを世代の違う二人が持っていた。色んなことを物語ってますよね。でも、聴きこみ方が全然違いました。
作る人ならではのこまごました視点。僕は普通の音楽ファン程度の通り一遍さ。その違いが「作る人」と「見てる人」の差なんだろうなと妙に納得した次第です。アーテイストとジャーナリストの差かも知れないなとか。
そんなに大げさな話じゃないでしょうけど、同じような音楽を聴いていても語り方が全く違う。それも音楽の面白さじゃないでしょうか。ラジオ・パーソナリテイといい肩書に収まらない奥の深さがもっと伝わると面白いと思いました。
というわけでいくつもの山を越えました。来週の月曜からカミさんとハワイなんです。仕事も終わらないし花粉症もひどい。ダメかなと思ったりしましたけど、あと少し、何とか行けそうです。というわけで、曲です。
バカボンさんは何と10代の時に浜田さんのヘビーリスナーだった。今までそんな話を話してくれたことがなかったんで驚きました。ライブ「ON THE ROAD」を毎晩、聴いていたというエピソードは今度またね、でした。
あの中の曲「反抗期」。「みんなに訊きたいことがあるんだ、ロックンロールは好きかい?」をやってくれました。じゃ、お休みなさい。