この前も書きましたけど、クラウドファウンディングで集めた資金でレコーデイングされたアルバムが出来上がった記念ライブ。演奏はプロデユーサーの西本明さんがキーボード、ギターの長田進さん、ハモニカに友人のシンガーソングライター、柿島伸次さんというシンプルな編成。
会場は西荻窪のterraというライブハウス。西本さんと長田さんは元佐野さんのバンド。ハートランドの盟友、その後も色んなバンドやアーテイストで重なってる。長田さんは今、浜田さんと沢田さんですからね、現役ばりばり。
キャパが50席で当然と言えば当然ですが、すぐに売り切れ。ライブは一部が小山さんの弾語り。「最終電車」とか「ジャンルグランド」とか80年代の名曲や2017年のアルバム「はるか」の中の「ばあちゃんごめんね」などをじっくり聴かせてくれました。
で、二部が「夢プロジェクト」アルバムの曲。この間の南浦和の時は3曲しか聴いてなかったですけど、演奏曲数11曲。それぞれにアレンジの趣が違う。西本さんのキーボードのテンポの安定感が曲のスケール感を増してとっても気持ちいい。
そこに呼応した長田さんのギターが素晴らしかった。間奏やアウトロにブルースのフレーズが織り込まれたりスライドギターが入ったり、アルバムはドラムに小田原豊さんや美久月千晴さんのベースが入ってるわけですからアドリブなんでしょうね。
座って譜面をのぞき込みながら弾いてるその表情が楽しそうだったりちょっと思案気だったりしてフレーズが変わる。どんどん曲に入りこんで行くのが分かる。西本さんや小山さんとのアイコンタクトも微笑ましかったです。
小山さんの歌が演奏で変わっていくんです。アグレッシブになって熱を帯びてゆく。最近、こういう歌い方してるかなと思えるような気迫のこもったシャウトを自分でも楽しんでる。聴きごたえありましたよ。
小山さんのメロデイーの心地よさが演奏によって更に表情がきめ細かくなる。普通はライブだと大雑把になったりするし、それがライブの良さでしょうけど、そうじゃなかったですね。メロディをよりメロディアスにするアドリブという感じでした。
長田さん最後、立ち上がって演奏してましたからね。このキャパの会場だから生まれる演奏でしょう。この日のお客さんはラッキーだったんじゃないでしょうか。アルバムはこの日発売される予定だったようですけど、完成が遅れると言ってました。
サックスに古村敏比古さんが追加で入ったためで何かの手違いで遅れてるわけじゃないよと小山さんは言ってました。予想以上の聴きごたえのアルバムになりそうですよ。ただ、ミュージシャンが多忙過ぎてライブはどうなるでしょうね。
というわけで「夢プロジェクト」アルバムから「ILLUSION」を。ファーストアルバムの中の曲です。柿島さんのハモニカも良かったです。じゃ、お休みなさい。