美里さん40周年40曲特集、無事終わりました。4週間で40曲、一週10曲で全曲を紹介できるというかなり乱暴な思い付き。曲を2コーラスで聴いてからトークを乗せるという配分。それぞの曲で長さが違うので一概には言えませんが、何とか収まりました。
時間が限られてるんで話をコンパトにまとめないといけない。美里さんもそう思われたんでしょう。前回の収録には持ってなかったストップウオッチ持参。彼女はレギュラーのラジオを3本持ってるのかな。そういうプロ意識でしょう。時間を測りながらのトークは緊張感がありました。
そう、緊張感。それは昔からですね。以前も書いたかもしれませんけど、彼女と初めて一緒になったのがFM TOKYOのラジオ番組「ひと粒の青春」の時。僕は番組の構成作家でした。打ち合わせの時の第一印象が他のタレントさんはもちろんアーテイストとも全く違った。
何が違ったか。なんでそんな古いことを知ってるんだろうと驚かされる音楽に対しての知識や関心、番組に対しての姿勢、取り組み方の真剣さ。適当でいいじゃない、的ななあなあなところが全くない。その分こちらも本気になる。その時、彼女は20歳でした。
それまでその番組をやっていたのは田原俊彦さんやほりちえみさんとかアイドル系。僕もお世話になったプロデユサーの「アイドル番組にしたくないんだ」という頼みで半ばいきがかりみたいな関り。収録に立ち会ったことがなかったんです。美里さんになってからは余ほどのことがない限りスタジオに行ってました。
あれから40年。FM TOKYOの番組はその後、「虹をみたかい」といタイトルで続きました。西武球場のスタジアムコンサートはライターと番組のスタッフという二つの立場で見に行ってました。で、今回の59人の選者の一人で声をかけて頂いたんです。
何を選ぼうか、迷いました。そういう中で思いだす曲も好きだった曲も色々ありますが、そういう曲は他の方が選ばれるだろうと。そうじゃないストーリーのある曲しようと思っ手一択だったのが「ボクはここに」。2019年のアルバム「ID」の中の曲。
若い時に一緒に踊った相手を思い出している曲。時が流れ、今は遠く離れ離れになっている。君はどこにいるんだろう。僕はまだ大人になり切れずにここにいる。真心ブラザースの桜井秀俊さんが描いたそんな詞が自分の言葉のように思えました。
西武球場の夏のコンサートは色んな関係者に会うのが楽しみでした。そういう場所もなくなり、知っている人がどんどんいなくなって、それでもまだ僕はこんなことをしている。そんな気分で彼女の40周年を迎えているという選択です。機会があったら聞いてみてください。
拓郎さん、元気そうでしたね。予想以上、こんなに元気なのか、と驚くくらい。俄然ライブも楽しみになりました。とは言え、見せてもらえるんだろうか(笑)。笑い事じゃないよね。関係者づらしてる人間が大嫌いな人ですから、かなりハードルは高そうです。
というわけで、2月の特集は終わり。今月はかなり余裕が出来ました。曲ですね。「ボクはここに」。拓郎さんもまだいてくれそうです。じゃ、おやすみなさい。