サイコーでした、ってプロの物書きとは思えない。他に言い方はないのか(笑)。でも、そういう気分だったんです。清々しく高揚している。ほんとに気持ち良かったと思ったらついそういう言葉が出ててしまいました。
昨日書こうと思ったんです。でも、終わってから30年来お世話になってる中国新聞の友人たちと食事して話に花が咲いてホテルに帰ったら12時を回ってました。お酒は飲んでないんですよ。テンションが高かったんでしょう。熱気が覚めない。
このまま書いたら返って眠れない、明日がつらいだろうなと思ってそのまま寝ました。で、今日は空港で「毎日新聞」の短い原稿を書いて、今、地元のスタバ。忘れないうちにと思って書き始めてます。でも、サイコーでした(笑)。
ライブハウスなんてやってないのに何を書いてるんだ、という感じでしょうけど、二日間それぞれだった。ツアー中ですから内容には触れませんけど、一日目はこれぞホールツアーというライブだったんですね。
ホールツアーじゃなければ生まれない親密な距離感と空気感。「心温まるホーム感」という感じでしょうか。浜田さんもリラックスしていて客席はお帰りムードに溢れている。ステージと客席の交流感に癒される。広島だなあという感じでした。
二日目が「ライブハウス」だったんですよ。「ライブハウス武道館」じゃないですけど「50周年ライブハウス」という盛り上がり。一日目と二日目は多少、曲のトーンが違ったりしますけど、それだけじゃないでしょうね。
この日のお客さんがそうさせた。コール&レスポンスのタイミングとか一緒に歌ってる時の寛いだ熱気とか。若いバンドのライブハウスのようにステージを圧するというアグレッシブなものではなくて楽しくてしょうがない自由さに溢れている。
バンドのビートもそういう感じに聴こえました。渾身の熱演とかいう感じじゃない。どこか“ザクザク”と”跳ねてる”気がしたんです。気持ちよく”刻みながら叩いてる”。間延びしてない。緩んでない。湿っぽくない。力ずくな大げささじゃない。
ともかく小気味いい。フィジカルを誇示しない、切れのある粋なビートというのかな。スキルがないと到底生まれない抑制されたビートとグルーブ。バラードでもそういう感じでしたからね。で、お客さんが大歓声と大合唱で返すわけです。
ライブハウスかどうかという会場の問題じゃない。座るところは座って盛り上がるところは思い残すことなく騒ぐ。といって暴力的なムードにはなりようがない平和な空気に包まれている。大人のライブハウスでしたよ。
改めて言うまでもありませんが、50周年コンサートですよ。大ベテラン。嫌でも大御所感が出てくるのにそういう落ち着き方をしてなかった。見ながらふっと思ったんです。浜田さんのライブハウスを見たことがあったかなと。
70年代に動員的な問題を抱えていた頃のライブハウスは僕も放送作家でスタジオにほぼ居っぱなしで見に行けてない。90年代以降にロングツアーの合間に組まれたライブハウスは見てますけど、ホールでこういう感じになったのはほんとに新鮮でした。
てなこともあって「サイコー!」になってしまったわけです、って言い訳するようなことか(笑)。ともかく気持ちい二日間でした。さて、曲ですね。やっぱり「路地裏の少年」を。じゃ、お休みなさい。スタバもそろそろ閉店です。