レーザーターンテーブルを使ったアナログライブ盤聴き語りイベント。再来週、10月18日に行われます。会場は西荻窪の「アナログ天国」。北口の改札から歩いて11分。前回は8月でともかく暑くて大変でしたけど涼しくなりました。ぶらぶら歩くにはちょうどいい距離かもしれません。
会場が前回のさいたま芸術劇場のような立派なところではないので多少、気は楽です。どういう並びにしましょうかとElpの竹内さんと話していて、甲斐バンド、チューリップを中心にして長渕さんやCHAGE&ASKAの話も触れましょう、ということになりました。言うまでもなく「福岡物語」という感じです。
前回の「陽のあたる場所」の朗読が思ったより良かったですからね。話をするだけじゃない雰囲気づくりが出来たらということで思い出したのが「甲斐バンドストーリー・ポップコーンをほうばって」。86年に書いたものですね。甲斐バンドとは接点もなくなってしまいましたし、かなり忘れてるんですが、あれを使ってみようと思います。
あの本もバンドに関わった周辺の人達のストーリーを書いてます。今はお付き合いのなくなってしまった人がほとんど。佐藤剛さんもなくなってしまいました。そういう人間関係よりも当時の甲斐バンドというのがどういうバンドだったのかを書いているところをピックアップしてライブ盤を聴いて行こうという趣旨です。
同じ福岡で同じライブハウス。最初の事務所も同じという流れもあります。財津さんとチューリップについては「ビートルズが教えてくれた」という本で書いてるので、そこを紹介しながらですね。ともにライブ盤は多いです。日本のコンサートの歴史の中でチューリップの果たした役割も大きいですし。
僕は祖父が長崎出身だったんです。親父は今はなくなってしまった「フクニチスポーツ」という新聞社の運動部にいたことがあるんで福岡には親近感があります。そういう機会だから長渕剛さんとCHAGE&ASKAのライブも聞きたいなということで少し付け加えようと思ってます。「我が福岡追想」という感じです。
選曲はこれからですけど、これも最初で最後かなという感じです。開演が13時。3時間はやると思います。宜しくお願いします。というわけで曲ですね。この曲のライブのアナログ盤はないのでかけられないでしょうけど、CHAGE&ASKAの「NとLの野球帽」を。西鉄ライオンズです。じゃ、お休みなさい。