という番組が放送されます。明日の夜8時から9時54分。かなり長いです。松本隆さんの作詞家55周年を記念した特番。サブタイトルは「A面だけじゃ語れない」。史上最強の作詞家、松本隆さんの軌跡を「A面」と「B面」にかけて浮き彫りにしていきます。
していきます、というほど内容を知っているわけじゃないですが。作家の阿川佐和子さんがナビゲーター。近藤真彦さんや斉藤由貴さん、クミコさんなど彼の詞をたくさん歌ってきた歌手や、ヒット曲に関わっていたスタッフなど錚々たるメンバーが証言者として登場するようです。
で、僕も末席に加えて頂いてます。そういう意味ではB面担当ということになるんでしょう。45分くらいかな取材を受けました。でも、そういうメジャーな人たちでは語れないというB面がかりですから、そんなに長い時間じゃないと思います。
注意してみてないとあっという間にいなくなったという扱いでしょうけど、お知らせまで。実はそれとは別件で昨日かな。TBSラジオの松本さんの番組「風街ラヂオ」から声がかかった収録してきました。
松本さんと会老いするのは、5年前に「風街とデラシネ・作詞家 松本隆の50年」という本を出して以来かな。その後に誰かのコンサートですれ違ったことはありましたけど、言葉を交わしたのはそれ以来。楽しい時間でした。
あれから5年の間にいなくなってしまった人たちの数は激増。残された僕ら、みたいな親近感はいっそう強くなっていて、そういう会話になったと思います。そちらの方は6月22日と29日。お時間あれば。
明日、京都なんですよ。今年から始まる「MUSIC AWARD JAPAN2025」というイベントを見に行きます。そういう国際的な日本の音楽賞は初めて。どういうセレモニーになるのか野次馬してこようと思います。
お招きは頂いたんですけど、交通費や宿泊は自費。でも、記念すべき1回目。グラミー賞を見にいくことを思えばという心境。ドレスコードがあるというのでめったにしないスーツ姿。どうなるんでしょう。NHKが中継するようです。雨にならないことを。
というわけで、曲です。ラジオで選曲したのは大竹しのぶさんの「悲しみの果て」。ベートーベンの「悲愴」に松本さんが詞をつけた曲。クラシックですが、そういう先入観は消えます。天使の歌声。じゃ、お休みなさい。