FM NACK5「J-POP TALKIN’」のこの後のゲスト。今放送しているのがLUNASEAのJさん。その次のオンエア。2月26日に4年半ぶりのアルバム「星屑冒険王」を発売するスタレビの根本要さん。前作の「年中模索」の時もお願いしてますから4年ぶりのインタビューですね。
いつもそうですけど、打てば響く、打たなくても響く(笑)。質問の入り口が見えたら瞬時に答えが返ってくる。持ち時間が大体45分くらいなんですが、あっという間にアルバム全曲の話が聞ける。回転と機転、ウイットに富んだ話はステージ以上かもしれません。
ステージもそうなんでしょうね。その日のお客さんの空気を瞬時に察知してそれに合わせた話を組み立てられる。ライブアーテイストのインタビューはそういう面白さもありますが、その典型、最たる一人でしょう。新作アルバム「星屑冒険王」がどういうアルバムなのか一聴瞭然という感じでした。
でも、いいタイトルでしょう。「星屑」と「冒険王」。僕の年代には「冒険王」という少年漫画あったことを思い出す人が多いいでしょうけど、「星屑」というセンチメンタルな響きと少年のロマンチシズム。「還暦少年」も名タイトルでしたけど、負けず劣らず。ロマン度はこっちの方が高いでしょう。
聴いていて明らかにこれまでのアルバムと違う取り組みだったことが分かる。音楽のバラエテイもそう。ロックやフュージョンやAOR、そして歌謡ロック。色んなジャンルを消化しながら遊んでいる。マニアックにすれば出来るのにそうならない。適度ないい加減さを楽しんでいる。
それに輪をかけているのが「言葉」の密度でしょう。作詞には馬場俊英さんや林”VOH”さんも参加。特に馬場さんとの共作はいい味が出てますね。一曲目の「ゴールデンタイムヒーロー」や三曲目の「ナントとカナルの物語」がそうですね。「ゴールデンタイムヒーロー」は月光仮面がモチーフです。
驚いたことがありました。スタレビの前身はジプシーとアレレノレというバンドでしたけど、そのメンバーが参加してる。「今夜だけきっと」とか「銀座ネオンパラダイス」とか初期の代表曲の詞を書いた手島昭さん。根本さん抜きのそのメンバーでやっている曲もある。
気心の知れたメンバーも加わった”オールスターズ”という印象なんです。根本さんは「こんなにどんどん曲が書けたのは初めて」と言ってました。そういうこともあるんですね。今までやってきたことじゃない新しい曲を、という反対、これまで楽しかったこと、やりたかったことを集めている。
タイトルにもなった「冒険王」という曲に”年の数だけ楽しい”という一節があるんですが、まさにそういう一枚。キャリアが長いからこそ楽しめることが多い。そんな気分が溢れているアルバム。こういうキャリアの重ね方が理想的じゃないでしょうか。
というような話を全曲についてしてくれました。そのきっかけになった重要なエピソードがあるんですが、それは番組で(笑)。このアルバムのツアーは今のところなんと150本が決まってるそうです。まだ増えると言ってました。音楽が人生になる。ツアーが生活になる。彼は「幸せ」という言葉を何度も使ってました。
ということで曲です。アルバムを一言で言うとこういうことでしょう。3曲目の題名「星屑兄弟」。星屑だからこそ楽しい。そんなアルバム。じゃ、お休みなさい、には早いか(笑)。実は先週の金曜日に眩暈と嘔吐で寝込んでしまいました。色々キャンセルしてしまってすみません。じゃ、また。